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平成22年予算特別委員会 本文 開催日: 2010-03-12

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選択 43 : ◯森沢委員長 選択 44 : ◯中村政策課長 選択 45 : ◯森沢委員長 選択 46 : ◯斉藤委員 選択 47 : ◯森沢委員長 選択 48 : ◯中村政策課長 選択 49 : ◯森沢委員長 選択 50 : ◯斉藤委員 選択 51 : ◯森沢委員長 選択 52 : ◯中村政策課長 選択 53 : ◯森沢委員長 選択 54 : ◯斉藤委員 選択 55 : ◯森沢委員長 選択 56 : ◯長田庁舎建設総室長 選択 57 : ◯森沢委員長 選択 58 : ◯斉藤委員 選択 59 : ◯森沢委員長 選択 60 : ◯長田庁舎建設総室長 選択 61 : ◯森沢委員長 選択 62 : ◯斉藤委員 選択 63 : ◯森沢委員長 選択 64 : ◯長田総務総室長 選択 65 : ◯森沢委員長 選択 66 : ◯斉藤委員 選択 67 : ◯長田庁舎建設総室長 選択 68 : ◯斉藤委員 選択 69 : ◯森沢委員長 選択 70 : ◯長田庁舎建設総室長 選択 71 : ◯斉藤委員 選択 72 : ◯長田庁舎建設総室長 選択 73 : ◯田中副委員長 選択 74 : ◯斉藤委員 選択 75 : ◯田中副委員長 選択 76 : ◯長田総務総室長 選択 77 : ◯田中副委員長 選択 78 : ◯斉藤委員 選択 79 : ◯田中副委員長 選択 80 : ◯長田庁舎建設総室長 選択 81 : ◯田中副委員長 選択 82 : ◯斉藤委員 選択 83 : ◯田中副委員長 選択 84 : ◯長田総務総室長 選択 85 : ◯田中副委員長 選択 86 : ◯斉藤委員 選択 87 : ◯田中副委員長 選択 88 : ◯金丸委員 選択 89 : ◯田中副委員長 選択 90 : ◯堀井人事管理室長 選択 91 : ◯金丸委員 選択 92 : ◯堀井人事管理室長 選択 93 : ◯田中副委員長 選択 94 : ◯金丸委員 選択 95 : ◯田中副委員長 選択 96 : ◯中村政策課長 選択 97 : ◯金丸委員 選択 98 : ◯中村政策課長 選択 99 : ◯森沢委員長 選択 100 : ◯金丸委員 選択 101 : ◯森沢委員長 選択 102 : ◯萩原企画総室長 選択 103 : ◯森沢委員長 選択 104 : ◯金丸委員 選択 105 : ◯森沢委員長 選択 106 : ◯中村政策課長 選択 107 : ◯森沢委員長 選択 108 : ◯金丸委員 選択 109 : ◯森沢委員長 選択 110 : ◯都築危機管理対策室長 選択 111 : ◯森沢委員長 選択 112 : ◯金丸委員 選択 113 : ◯森沢委員長 選択 114 : ◯向山危機管理対策監 選択 115 : ◯森沢委員長 選択 116 : ◯金丸委員 選択 117 : ◯森沢委員長 選択 118 : ◯石原消費生活センター所長 選択 119 : ◯森沢委員長 選択 120 : ◯金丸委員 選択 121 : ◯森沢委員長 選択 122 : ◯兵道委員 選択 123 : ◯森沢委員長 選択 124 : ◯河西市民対話課長 選択 125 : ◯森沢委員長 選択 126 : ◯兵道委員 選択 127 : ◯森沢委員長 選択 128 : ◯河西市民対話課長 選択 129 : ◯森沢委員長 選択 130 : ◯兵道委員 選択 131 : ◯森沢委員長 選択 132 : ◯米山契約管財室長 選択 133 : ◯森沢委員長 選択 134 : ◯兵道委員 選択 135 : ◯森沢委員長 選択 136 : ◯米山契約管財室長 選択 137 : ◯森沢委員長 選択 138 : ◯兵道委員 選択 139 : ◯森沢委員長 選択 140 : ◯米山契約管財室長 選択 141 : ◯森沢委員長 選択 142 : ◯兵道委員 選択 143 : ◯森沢委員長 選択 144 : ◯米山契約管財室長 選択 145 : ◯森沢委員長 選択 146 : ◯兵道委員 選択 147 : ◯森沢委員長 選択 148 : ◯石原(剛)委員 選択 149 : ◯森沢委員長 選択 150 : ◯山田市民生活総室長 選択 151 : ◯森沢委員長 選択 152 : ◯石原(剛)委員 選択 153 : ◯森沢委員長 選択 154 : ◯数野研修厚生課長 選択 155 : ◯森沢委員長 選択 156 : ◯石原(剛)委員 選択 157 : ◯森沢委員長 選択 158 : ◯堀井人事管理室長 選択 159 : ◯森沢委員長 選択 160 : ◯石原(剛)委員 選択 161 : ◯森沢委員長 選択 162 : ◯堀井人事管理室長 選択 163 : ◯森沢委員長 選択 164 : ◯石原(剛)委員 選択 165 : ◯森沢委員長 選択 166 : ◯米山契約管財室長 選択 167 : ◯森沢委員長 選択 168 : ◯石原(剛)委員 選択 169 : ◯森沢委員長 選択 170 : ◯米山契約管財室長 選択 171 : ◯森沢委員長 選択 172 : ◯石原(剛)委員 選択 173 : ◯森沢委員長 選択 174 : ◯森沢委員長 選択 175 : ◯石原(剛)委員 選択 176 : ◯森沢委員長 選択 177 : ◯小林情報政策課長 選択 178 : ◯森沢委員長 選択 179 : ◯石原(剛)委員 選択 180 : ◯森沢委員長 選択 181 : ◯小林情報政策課長 選択 182 : ◯森沢委員長 選択 183 : ◯石原(剛)委員 選択 184 : ◯森沢委員長 選択 185 : ◯小林情報政策課長 選択 186 : ◯森沢委員長 選択 187 : ◯石原(剛)委員 選択 188 : ◯森沢委員長 選択 189 : ◯森沢滞納整理課長 選択 190 : ◯森沢委員長 選択 191 : ◯石原(剛)委員 選択 192 : ◯森沢委員長 選択 193 : ◯飯島委員 選択 194 : ◯森沢委員長 選択 195 : ◯中村政策課長 選択 196 : ◯森沢委員長 選択 197 : ◯飯島委員 選択 198 : ◯森沢委員長 選択 199 : ◯中村政策課長 選択 200 : ◯森沢委員長 選択 201 : ◯飯島委員 選択 202 : ◯森沢委員長 選択 203 : ◯中村政策課長 選択 204 : ◯森沢委員長 選択 205 : ◯飯島委員 選択 206 : ◯森沢委員長 選択 207 : ◯中村政策課長 選択 208 : ◯森沢委員長 選択 209 : ◯飯島委員 選択 210 : ◯森沢委員長 選択 211 : ◯樋口市民課長 選択 212 : ◯森沢委員長 選択 213 : ◯飯島委員 選択 214 : ◯森沢委員長 選択 215 : ◯中山委員 選択 216 : ◯森沢委員長 選択 217 : ◯古屋行政改革推進課長 選択 218 : ◯森沢委員長 選択 219 : ◯中山委員 選択 220 : ◯森沢委員長 選択 221 : ◯古屋行政改革推進課長 選択 222 : ◯中山委員 選択 223 : ◯古屋行政改革推進課長 選択 224 : ◯森沢委員長 選択 225 : ◯中山委員 選択 226 : ◯森沢委員長 選択 227 : ◯古屋行政改革推進課長 選択 228 : ◯森沢委員長 選択 229 : ◯中山委員 選択 230 : ◯森沢委員長 選択 231 : ◯古屋行政改革推進課長 選択 232 : ◯森沢委員長 選択 233 : ◯中山委員 選択 234 : ◯森沢委員長 選択 235 : ◯長田庁舎建設総室長 選択 236 : ◯森沢委員長 選択 237 : ◯中山委員 選択 238 : ◯森沢委員長 選択 239 : ◯長田総務総室長 選択 240 : ◯森沢委員長 選択 241 : ◯中山委員 選択 242 : ◯森沢委員長 選択 243 : ◯長田総務総室長 選択 244 : ◯中山委員 選択 245 : ◯森沢委員長 選択 246 : ◯中山委員 選択 247 : ◯森沢委員長 選択 248 : ◯小林情報政策課長 選択 249 : ◯森沢委員長 選択 250 : ◯中山委員 選択 251 : ◯森沢委員長 選択 252 : ◯古屋行政改革推進課長 選択 253 : ◯森沢委員長 選択 254 : ◯中山委員 選択 255 : ◯森沢委員長 選択 256 : ◯古屋行政改革推進課長 選択 257 : ◯森沢委員長 選択 258 : ◯中山委員 選択 259 : ◯森沢委員長 選択 260 : ◯古屋行政改革推進課長 選択 261 : ◯森沢委員長 選択 262 : ◯中山委員 選択 263 : ◯森沢委員長 選択 264 : ◯古屋行政改革推進課長 選択 265 : ◯森沢委員長 選択 266 : ◯中山委員 選択 267 : ◯森沢委員長 選択 268 : ◯望月選管事務局長 選択 269 : ◯森沢委員長 選択 270 : ◯中山委員 選択 271 : ◯森沢委員長 選択 272 : ◯望月選管事務局長 選択 273 : ◯森沢委員長 選択 274 : ◯中山委員 選択 275 : ◯森沢委員長 選択 276 : ◯望月選管事務局長 選択 277 : ◯森沢委員長 選択 278 : ◯中山委員 選択 279 : ◯森沢委員長 選択 280 : ◯望月選管事務局長 選択 281 : ◯森沢委員長 選択 282 : ◯中山委員 選択 283 : ◯望月選管事務局長 選択 284 : ◯中山委員 選択 285 : ◯森沢委員長 選択 286 : ◯清水(保)委員 選択 287 : ◯森沢委員長 選択 288 : ◯河西市民対話課長 選択 289 : ◯森沢委員長 選択 290 : ◯清水(保)委員 選択 291 : ◯森沢委員長 選択 292 : ◯中込委員 選択 293 : ◯森沢委員長 選択 294 : ◯相良収納管理室長 選択 295 : ◯森沢委員長 選択 296 : ◯中込委員 選択 297 : ◯森沢委員長 選択 298 : ◯相良収納管理室長 選択 299 : ◯森沢委員長 選択 300 : ◯中込委員 選択 301 : ◯森沢委員長 選択 302 : ◯森沢委員長 選択 303 : ◯都築危機管理対策室長 選択 304 : ◯森沢委員長 選択 305 : ◯斉藤委員 選択 306 : ◯森沢委員長 選択 307 : ◯松本警防課長 選択 308 : ◯森沢委員長 選択 309 : ◯斉藤委員 選択 310 : ◯森沢委員長 選択 311 : ◯松本警防課長 選択 312 : ◯森沢委員長 選択 313 : ◯斉藤委員 選択 314 : ◯森沢委員長 選択 315 : ◯松本警防課長 選択 316 : ◯森沢委員長 選択 317 : ◯斉藤委員 選択 318 : ◯森沢委員長 選択 319 : ◯藤巻防災対策課長 選択 320 : ◯森沢委員長 選択 321 : ◯斉藤委員 選択 322 : ◯森沢委員長 選択 323 : ◯藤巻防災対策課長 選択 324 : ◯森沢委員長 選択 325 : ◯斉藤委員 選択 326 : ◯森沢委員長 選択 327 : ◯藤巻防災対策課長 選択 328 : ◯森沢委員長 選択 329 : ◯斉藤委員 選択 330 : ◯森沢委員長 選択 331 : ◯藤巻防災対策課長 選択 332 : ◯森沢委員長 選択 333 : ◯斉藤委員 選択 334 : ◯森沢委員長 選択 335 : ◯内藤委員 選択 336 : ◯森沢委員長 選択 337 : ◯藤巻防災対策課長 選択 338 : ◯森沢委員長 選択 339 : ◯内藤委員 選択 340 : ◯森沢委員長 選択 341 : ◯藤巻防災対策課長 選択 342 : ◯森沢委員長 選択 343 : ◯内藤委員 選択 344 : ◯森沢委員長 選択 345 : ◯藤巻防災対策課長 選択 346 : ◯森沢委員長 選択 347 : ◯内藤委員 選択 348 : ◯森沢委員長 選択 349 : ◯藤巻防災対策課長 選択 350 : ◯森沢委員長 選択 351 : ◯内藤委員 選択 352 : ◯森沢委員長 選択 353 : ◯藤巻防災対策課長 選択 354 : ◯森沢委員長 選択 355 : ◯内藤委員 選択 356 : ◯森沢委員長 選択 357 : ◯水野次長 選択 358 : ◯森沢委員長 選択 359 : ◯内藤委員 選択 360 : ◯森沢委員長 選択 361 : ◯水野次長 選択 362 : ◯森沢委員長 選択 363 : ◯内藤委員 選択 364 : ◯森沢委員長 選択 365 : ◯飯島委員 選択 366 : ◯森沢委員長 選択 367 : ◯水野次長 選択 368 : ◯森沢委員長 選択 369 : ◯飯島委員 選択 370 : ◯森沢委員長 選択 371 : ◯水野次長 選択 372 : ◯森沢委員長 選択 373 : ◯飯島委員 選択 374 : ◯森沢委員長 選択 375 : ◯水野次長 選択 376 : ◯森沢委員長 選択 377 : ◯飯島委員 選択 378 : ◯森沢委員長 選択 379 : ◯水野次長 選択 380 : ◯森沢委員長 選択 381 : ◯石原(剛)委員 選択 382 : ◯森沢委員長 選択 383 : ◯水野次長 選択 384 : ◯森沢委員長 選択 385 : ◯石原(剛)委員 選択 386 : ◯森沢委員長 選択 387 : ◯水野次長 選択 388 : ◯森沢委員長 選択 389 : ◯石原(剛)委員 選択 390 : ◯森沢委員長 選択 391 : ◯水野次長 選択 392 : ◯森沢委員長 選択 393 : ◯石原(剛)委員 選択 394 : ◯森沢委員長 選択 395 : ◯藤巻防災対策課長 選択 396 : ◯森沢委員長 選択 397 : ◯石原(剛)委員 選択 398 : ◯森沢委員長 選択 399 : ◯鈴木委員 選択 400 : ◯森沢委員長 選択 401 : ◯藤巻防災対策課長 選択 402 : ◯森沢委員長 選択 403 : ◯鈴木委員 選択 404 : ◯森沢委員長 選択 405 : ◯池谷委員 選択 406 : ◯森沢委員長 選択 407 : ◯松本警防課長 選択 408 : ◯池谷委員 選択 409 : ◯松本警防課長 選択 410 : ◯池谷委員 選択 411 : ◯森沢委員長 選択 412 : ◯松本警防課長 選択 413 : ◯森沢委員長 選択 414 : ◯池谷委員 選択 415 : ◯森沢委員長 選択 416 : ◯松本警防課長 選択 417 : ◯森沢委員長 選択 418 : ◯池谷委員 選択 419 : ◯森沢委員長 選択 420 : ◯水野次長 選択 421 : ◯森沢委員長 選択 422 : ◯池谷委員 選択 423 : ◯森沢委員長 選択 424 : ◯森沢委員長 選択 425 : ◯森沢委員長 選択 426 : ◯保坂企画財政室長 選択 427 : ◯森沢委員長 選択 428 : ◯石原(剛)委員 選択 429 : ◯森沢委員長 選択 430 : ◯茂手木都市整備課長 選択 431 : ◯森沢委員長 選択 432 : ◯石原(剛)委員 選択 433 : ◯森沢委員長 選択 434 : ◯窪田財政課長 選択 435 : ◯森沢委員長 選択 436 : ◯石原(剛)委員 選択 437 : ◯森沢委員長 選択 438 : ◯窪田財政課長 選択 439 : ◯森沢委員長 選択 440 : ◯石原(剛)委員 選択 441 : ◯森沢委員長 選択 442 : ◯茂手木都市整備課長 選択 443 : ◯石原(剛)委員 選択 444 : ◯森沢委員長 選択 445 : ◯森沢委員長 選択 446 : ◯山田市民生活総室長 選択 447 : ◯森沢委員長 選択 448 : ◯石原(剛)委員 選択 449 : ◯森沢委員長 選択 450 : ◯曽雌国保年金課長 選択 451 : ◯森沢委員長 選択 452 : ◯石原(剛)委員 選択 453 : ◯森沢委員長 選択 454 : ◯曽雌国保年金課長 選択 455 : ◯森沢委員長 選択 456 : ◯石原(剛)委員 選択 457 : ◯森沢委員長 選択 458 : ◯曽雌国保年金課長 選択 459 : ◯森沢委員長 選択 460 : ◯石原(剛)委員 選択 461 : ◯森沢委員長 選択 462 : ◯池谷委員 選択 463 : ◯森沢委員長 選択 464 : ◯曽雌国保年金課長 選択 465 : ◯森沢委員長 選択 466 : ◯池谷委員 選択 467 : ◯森沢委員長 選択 468 : ◯池谷委員 選択 469 : ◯森沢委員長 選択 470 : ◯曽雌国保年金課長 選択 471 : ◯森沢委員長 選択 472 : ◯池谷委員 選択 473 : ◯森沢委員長 選択 474 : ◯曽雌国保年金課長 選択 475 : ◯森沢委員長 選択 476 : ◯池谷委員 選択 477 : ◯森沢委員長 選択 478 : ◯曽雌国保年金課長 選択 479 : ◯森沢委員長 選択 480 : ◯池谷委員 選択 481 : ◯森沢委員長 選択 482 : ◯曽雌国保年金課長 選択 483 : ◯森沢委員長 選択 484 : ◯池谷委員 選択 485 : ◯森沢委員長 選択 486 : ◯曽雌国保年金課長 選択 487 : ◯森沢委員長 選択 488 : ◯池谷委員 選択 489 : ◯森沢委員長 選択 490 : ◯森沢委員長 選択 491 : ◯山田市民生活総室長 選択 492 : ◯森沢委員長 選択 493 : ◯内藤委員 選択 494 : ◯森沢委員長 選択 495 : ◯石原消費生活センター所長 選択 496 : ◯森沢委員長 選択 497 : ◯内藤委員 選択 498 : ◯森沢委員長 選択 499 : ◯石原消費生活センター所長 選択 500 : ◯森沢委員長 選択 501 : ◯内藤委員 選択 502 : ◯森沢委員長 選択 503 : ◯石原消費生活センター所長 選択 504 : ◯森沢委員長 選択 505 : ◯内藤委員 選択 506 : ◯森沢委員長 選択 507 : ◯石原消費生活センター所長 選択 508 : ◯森沢委員長 選択 509 : ◯内藤委員 選択 510 : ◯森沢委員長 選択 511 : ◯石原(剛)委員 選択 512 : ◯森沢委員長 選択 513 : ◯森沢委員長 選択 514 : ◯山田市民生活総室長 選択 515 : ◯森沢委員長 選択 516 : ◯石原(剛)委員 選択 517 : ◯森沢委員長 選択 518 : ◯石原消費生活センター所長 選択 519 : ◯森沢委員長 選択 520 : ◯石原(剛)委員 選択 521 : ◯森沢委員長 選択 522 : ◯森沢委員長 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:                  午前10時00分 開 議 ◯森沢委員長 ただいまから本日の予算特別委員会を開きます。  報告事項を申し上げます。  小野委員は、都合により欠席する旨の届け出がありました。  以上で報告を終わります。  それでは、本日の日程に入ります。  本日の日程は、一般会計歳出第2款総務費、第9款消防費、第11款災害復旧費、第12款公債費、第13款諸支出金及び第14款予備費並びに国民健康保険事業特別会計、交通災害共済事業特別会計、住宅新築資金等貸付事業特別会計の審査であります。  最初に、一般会計歳出第2款総務費の審査に入ります。  当局から説明を求めます。  長田総務総室長。 2: ◯長田総務総室長 改めまして、おはようございます。  それでは、2款総務費につきまして、御説明申し上げます。  総務費につきましては、1項1目一般管理費から6項1目監査委員費までの36項目あり、関係する部局が多数ありますことから、説明につきましては、総務部、税務部、市民生活部、選挙管理委員会において行うこととさせていただきます。また、御質問等につきましては、各担当で答弁をさせていただきますので、よろしくお願い申し上げます。  それでは、『予算に関する説明書』の52、53ページをお開きください。  2款1項1目一般管理費につきましては、市長室、総務部及び市民生活部にかかわる経常経費であります。  前年度の予算と比較して増額となっております主な要因といたしましては、定年退職者の増に伴う退職手当の増額によるものであります。  主な節を御説明申し上げます。1節報酬につきましては、顧問弁護士2名及び嘱託職員55名分の報酬であります。  2節から4節までにつきましては、市長、副市長並びに職員191名分の給与費であります。  なお、3節職員手当等は、47名の退職手当が主なものであります。  7節賃金につきましては、職員の産前産後休暇、育児休業等に伴い採用する臨時職員14名の賃金であります。
     54、55ページに移りまして、8節報償費につきましては、市制施行121周年記念式典に要する経費並びに訴訟事件等にかかわる弁護士の報酬が主なものであります。  11節需用費につきましては、甲府市公報、市議会議案の印刷製本費、職員貸与の被服費及び法令加除費等が主なものであります。  12節役務費につきましては、文書の発送に要する郵便料等であります。  13節委託料につきましては、職員採用試験、人事評価システム運用保守、甲府市例規集更新データの作成等にかかわる業務の委託料が主なものであります。  14節使用料及び賃借料につきましては、複写機及びシステム機器等の賃借料、例規執務支援システム使用料が主なものであります。  19節負担金補助及び交付金につきましては、上下水道局職員の退職手当に対する負担金、全国市長会及び山梨県市長会への負担金が主なものであります。  次に、2目職員研修費につきましては、職員の政策立案能力や高度な行政処理能力を持った人材の育成を図るための各種研修に要する経費であります。  主な節を御説明申し上げます。  8節報償費につきましては、各種研修の実施に伴う、講師への謝礼であります。  9節旅費につきましては、自治大学校、市町村職員中央研修所等への実務研修、先進施策調査研究及び国土交通省への派遣研修にかかわる旅費であります。  14節使用料及び賃借料につきましては、国土交通省への派遣職員1名分の宿舎借上料であります。  19節負担金補助及び交付金につきましては、自治大学校、市町村職員中央研修所、専門事務研修等への負担金及び自己啓発研修にかかわる助成金等であります。  次に、3目職員福利厚生及び健康管理費につきましては、職員の福利厚生事業や定期健康診断等の健康管理及び自治研修センターの運営管理に要する経費であります。  主な節を御説明申し上げます。  1節報酬につきましては、自治研修センターの嘱託職員1名、並びに嘱託の産業医及び看護師の報酬であります。  11節需用費につきましては、自治研修センターの光熱水費が主なものであります。  12節役務費につきましては、市立甲府病院における職員の定期健康診断等の手数料であります。  56、57ページに移りまして、13節委託料につきましては、職員定期健康診断及び中高年齢者特別健診業務、並びに自治研修センターの清掃及び警備業務の委託料が主なものであります。  19節負担金補助及び交付金につきましては、福利厚生組合への事業主負担金であります。  次に、4目広報費につきましては、広報「こうふ」の発行及び広報番組の制作等に要する経費であります。  主な節を御説明申し上げます。  1節報酬につきましては、市民レポーターの嘱託職員報酬であります。  11節需用費につきましては、広報「こうふ」の発行に伴う印刷製本費が主なものであります。  12節役務費につきましては、新聞への広告掲載に要する経費が主なものであります。  13節委託料につきましては、テレビ・ラジオ広報番組の制作及び放送業務のほか、ホームページリニューアルに向けたコンサルティング業務等の委託料であります。  14節使用料及び賃借料につきましては、広報編集用パソコン及び周辺機器並びに複写機の賃借料であります。  次に、5目広聴活動費につきましては、まちづくり事業の推進、自治会活動の支援、広聴活動及びコミュニティ施設、中道支所、上九一色出張所の維持管理等に要する経費であります。  主な節を御説明申し上げます。  1節報酬につきましては、中道、上九一色にかかわる地域審議会委員及び市民会館、連絡所等の嘱託職員等の報酬であります。  2節から4節までにつきましては、中道支所及び上九一色出張所の職員16名分の給与費であります。  11節需用費につきましては、中道支所、上九一色出張所、南部市民センター附属施設等の光熱水費が主なものであります。  12節役務費につきましては、中道支所、上九一色出張所、悠遊館等の電話料及び市民総合保険の保険料が主なものであります。  13節委託料につきましては、広報「こうふ」等配付業務、くらしの法律相談への弁護士派遣の委託料が主なものであります。  14節使用料及び賃借料につきましては、中道支所、上九一色出張所等の複写機の賃借料等であります。  58、59ページに移りまして、19節負担金補助及び交付金につきましては、街路灯の電気料及び維持管理費にかかわる補助金並びに自治会連合会事務局運営費補助金等であります。  23節償還金利子及び割引料につきましては、市民センター建設用地等の取得事業に伴う債務負担行為の償還金であります。  次に、6目財政管理費につきましては、予算編成及び起債の借り入れ等、財政運営に要する経費であります。  主な節を御説明申し上げます。  11節需用費につきましては、予算書の印刷製本費が主なものであります。  14節使用料及び賃借料につきましては、市債管理システム及び複写機の賃借料が主なものであります。  次に、7目会計管理費につきましては、会計室の会計管理業務に要する経費であります。  主な節を御説明申し上げます。  11節需用費につきましては、決算書の作成に伴う印刷製本費が主なものであります。  12節役務費につきましては、支払案内書の発送に要する郵便料等であります。  次に、8目基金管理費につきましては、財政調整基金、減債基金ほか8基金の管理及び庁舎建設基金の積み立てに要する経費であります。  前年度の予算と比較して増額となっております主な要因といたしましては、庁舎建設基金積立金の増額などによるものであります。  23節償還金利子及び割引料から28節繰出金までにつきましては、説明欄記載のとおりであります。  60、61ページに移りまして、9目企画費につきましては、新事業の形成、安全安心街づくり事業、新庁舎建設事業及び広域行政の推進等に要する経費であります。  前年度の予算と比較して増額となっております主な要因といたしましては、新庁舎建設事業に伴う実施設計業務委託料を計上したことによるものであります。  主な説明を御説明申し上げます。  1節報酬につきましては、危機管理対策担当参与等、嘱託職員への報酬であります。  8節報償費につきましては、ごみ処理施設跡地利用検討委員会及び新庁舎建設事業に伴う施工者選考委員会等の委員への報償費であります。  11節需用費につきましては、新型インフルエンザ対策備蓄品購入のための消耗品費及び『主要な施策の成果及び予算の執行実績報告書』作成のための印刷製本費等であります。  13節委託料につきましては、新庁舎建設にかかわる実施設計、デマンドバス実証実験業務及び安全・安心パトロールカーの運行等の委託料であります。  14節使用料及び賃借料につきましては、仮庁舎の借上料、行財政情報サービス「i-JAMP」及び複写機の賃借料が主なものであります。  15節工事請負費につきましては、新庁舎建設に伴う現庁舎の解体が主なものであります。  19節負担金補助及び交付金につきましては、甲府地区広域行政事務組合への一般会計負担金等であります。  23節償還金利子及び割引料につきましては、地域振興複合施設等整備事業用地にかかわる償還金であります。  次に、10目財産管理費につきましては、公有財産の管理に要する経費であります。  主な節を御説明申し上げます。  11節需用費につきましては、上九一色小学校の光熱水費が主なものであります。  12節役務費につきましては、建物損害保険料及び市民総合賠償補償保険料等であります。  62、63ページに移りまして、13節委託料につきましては、旧上九一色小学校警備及び消防設備点検業務等の委託料であります。  23節償還金利子及び割引料につきましては、庁舎拡幅用地等の取得にかかわる債務負担行為の償還金であります。  次に、11目車両管理費につきましては、本市が使用する車両の管理及び整備に要する経費であります。  主な節を御説明申し上げます。  11節需用費につきましては、自動車燃料費及び自動車修繕費が主なものであります。  12節役務費につきましては、自動車損害賠償保険料が主なものであります。  14節使用料及び賃借料につきましては、リース車両の賃借料及び通行料が主なものであります。  22節補償補填及び賠償金につきましては、本市職員による公務中の交通事故にかかわる損害賠償金であります。  27節公課費につきましては、本市が所有する庁用自動車にかかわる重量税であります。  次に、12目庁舎管理費につきましては、本庁舎・相生仮本庁舎・南庁舎・穴切仮庁舎等の庁舎の維持管理に要する経費であります。  前年度の予算と比較して増額となっております主な要因といたしましては、仮庁舎等への電話交換機等移設業務、相生仮本庁舎の機械警備業務、穴切仮庁舎の清掃業務などの委託料を計上したことによるものであります。  主な節を御説明申し上げます。  11節需用費につきましては、電気、ガス、水道等の光熱水費及び建物修繕費が主なものであります。  12費役務費につきましては、電信電話料が主なものであります。  13節委託料につきましては、庁舎の総合管理業務、機械警備業務及び火災報知機等保守点検業務並びに仮庁舎等への移転に伴う電話交換機等移設業務などの委託料が主なものであります。  14節使用料及び賃借料につきましては、仮庁舎等の電話交換機賃借料が主なものであります。  64、65ページに移りまして、13目電算管理費につきましては、電子自治体の推進、情報システムの運用・管理等に要する経費であります。  前年度の予算と比較して減額となっております主な要因といたしましては、合併に伴う情報システム統合及び運営事業委託等業務にかかわる委託料の年割額の減額、並びに平成17年度に導入したパソコンの更新を見送り、再リースとしたことによる賃借料の減額であります。  主な節を御説明申し上げます。  11節需用費につきましては、電算処理に要する消耗品費、及びパソコン等の修繕費が主なものであります。  12節役務費につきましては、ネットワーク接続通信料であります。  13節委託料につきましては、こうふDO計画にかかわる情報システムの運用業務、納付書・通知書等の封入封緘業務及び庁内ネットワーク機器等の運用保守業務並びに仮庁舎移転に伴う機器設定業務の委託料であります。  14節使用料及び賃借料につきましては、一人一台パソコン及び周辺機器などの賃借料であります。  19節負担金補助及び交付金につきましては、行政手続の電子化の共同処理にかかわる山梨県市町村総合事務組合への負担金等であります。  次に、14目公平委員会費につきましては、公平委員会の運営に要する経費であります。  主な節といたしまして、1節報酬につきましては、公平委員会委員3名分の報酬であります。  次に、15目恩給及び退職年金費につきましては、昭和37年12月1日以前の退職者に支給する退隠料及び遺族扶助料に要する経費であります。  6節恩給及び退職年金につきましては、5名分の退隠料及び12名分の遺族扶助料並びに旧中道町・上九一色村が加入していた旧市町村職員恩給組合への支払いにかかわる経費であります。  次に、16目交通安全対策費につきましては、交通安全諸施策の推進、自転車駐車場の管理、バス利用促進事業等に要する経費及び交通災害共済事業特別会計への繰出金が主な経費であります。  主な節を御説明申し上げます。  1節報酬につきましては、嘱託職員1名分の報酬であります。  2節から4節までにつきましては、交通安全指導員4名分の給与費であります。  13節委託料につきましては、代替バスの運行業務委託料が主なものであります。  66、67ページに移りまして、14節使用料及び賃借料につきましては、自転車駐車場の賃借料であります。  15節工事請負費につきましては、自動発光式交差点鋲設置に伴う工事費であります。  16節原材料費につきましては、カーブミラーの補修、取り替え等に要する経費であります。  19節負担金補助及び交付金につきましては、赤字路線バスにかかわる運行補助金が主なものであります。  28節繰出金につきましては、交通災害共済事業特別会計への繰出金であります。
     次に、17目男女共同参画事業費につきましては、男女共同参画社会形成のための啓発活動及び女性相談への対応に要する経費であります。  主な節を御説明申し上げます。  1節報酬につきましては、男女共同参画審議会委員及び嘱託職員の報酬であります。  11節需用費につきましては、男女共同参画推進にかかわる啓発情報誌の印刷製本費が主なものであります。  19節負担金補助及び交付金につきましては、男女共同参画推進委員会等への補助金であります。  次に、18目諸費につきましては、他の款項目に属さない経費でありまして、市長室、総務部、市民生活部において執行する経費であります。  主な節を御説明申し上げます。  8節報償費につきましては、平和ポスター展入賞者への記念品等に要する経費が主なものであります。  13節委託料につきましては、広島市平和祈念式典派遣業務委託料であります。  19節負担金補助及び交付金につきましては、甲府市国際親交委員会への補助金が主なものであります。  次の2項徴税費につきましては、税務部の土屋室長が御説明申し上げます。 3: ◯森沢委員長 土屋税務総室長。 4: ◯土屋税務総室長 続きまして、税務部関係の予算について御説明いたします。  68、69ページをお開きください。  2款2項徴税費1目税務総務費は、税務関係職員の人件費であります。  1節報酬は、固定資産評価委員及び固定資産評価審査委員の報酬であります。  2目賦課徴収費は、説明欄記載のとおり、市民税賦課徴収費などにかかわる経費であります。  前年度との比較で増額となっている主な要因としては、緊急雇用創出基金事業にかかわる経費を計上したこと、コンビニ収納税目追加に伴う手数料の増、電子申告の導入及び平成24年度固定資産土地評価替え業務にかかわる委託料の増によるものであります。  主な節でありますが、1節報酬は、嘱託職員23名分の報酬であります。  8節報償費は、徴収嘱託員5名の徴収実績に対する手当であります。  12節役務費は、納税通知書発送に伴う郵便料、市税口座振替手数料及びコンビニ収納取扱手数料が主なものであります。  13節委託料は、電子申告の導入にかかわる業務委託及び平成24年度固定資産土地評価替えに向けた業務委託などであります。  14節使用料及び賃借料は、固定資産評価システム及び複写機の賃借料が主なものであります。  19節負担金補助及び交付金は、公的年金から個人住民税の特別徴収などにかかわる社団法人地方税電子化協議会への負担金、及び山梨県地方税滞納整理推進機構への負担金が主なものであります。  23節償還金利子及び割引料は、市税の過誤納還付金であります。  以上で税務部関係の説明を終わります。  次の3項戸籍住民基本台帳費につきましては、市民生活部山田総室長から御説明申し上げます。 5: ◯森沢委員長 山田市民生活総室長。 6: ◯山田市民生活総室長 続きまして、3項戸籍住民基本台帳費につきまして、御説明申し上げます。  70、71ページをお開きください。  2款3項1目戸籍住民基本台帳費につきましては、戸籍事務、住民基本台帳事務、印鑑登録事務、外国人登録事務及び住民基本台帳ネットワークシステムにかかわる経費でございます。前年度当初予算と比較いたしますと1,800万円余の減額となっておりますが、これにつきましては、除籍・改製原戸籍のデータ化、及び戸籍システム更新事業にかかわる委託料の減額が主なものでございます。  主な節を御説明申し上げます。  1節報酬は、嘱託職員9名と緊急雇用対策による嘱託職員2名分の報酬でございます。  2節から4節につきましては、一般職員32名分の給与費でございます。  7節賃金は、緊急雇用対策による臨時職員1名の賃金でございます。  11節需用費は、戸籍、住民票の写し等の交付関係の消耗品費及び戸籍届、住民異動届の印刷製本費が主なものでございます。  12節役務費は、郵便料及び電話料並びに自動認証機等の保守手数料が主なものでございます。  13節委託料は、除籍・改製原戸籍のデータ化及び戸籍システム更新業務が主なものでございます。  14節使用料及び賃借料は、除籍等マイクロフィルム自動検索機及び複写機の賃借料が主なものでございます。  次に、2目住居表示整理費につきましては、住居表示板・街区表示板等の設置にかかる経費でございます。  主な節を御説明申し上げます。  1節報酬及び4節共済費は、緊急雇用対策による嘱託職員4名分の経費でございます。  11節需用費は、住居表示板・街区表示板等を購入するための経費でございます。  13節委託料は、住居表示実施区域の住居表示板付け替え業務の経費でございます。  次の4項選挙費につきましては、選挙管理委員会事務局の望月選管事務局長が御説明申し上げます。 7: ◯森沢委員長 望月選管事務局長。 8: ◯望月選管事務局長 それでは、2款4項の選挙費について御説明を申し上げます。  70、71ページをお開きください。  平成22年度の予算につきましては、本年7月までに予定されます参議院議員通常選挙及び平成23年2月までに予定されます知事、市長選挙、並びに平成23年4月までに予定される県議会議員、市議会議員選挙の選挙費が主な予算になっております。  初めに、1目選挙管理委員会費につきましては、事務局の運営に関する経費でございます。  1節報酬は、選挙管理委員会委員4名分の報酬であります。  72、73ページをお開きください。  2節から4節は、6名分の一般職給与費であります。  13節委託料は、国民投票システム構築の業務委託に要する経費であります。  次に、2目選挙啓発費につきましては、明るい選挙推進のための常時啓発に要する経費であります。  8節報償費は、明るい選挙推進大会での記念講演の講師謝礼及び啓発ポスター、書道入選者の記念品等に要する経費であります。  次に、3目参議院議員通常選挙費につきましては、本年7月が任期となります参議院議員通常選挙に要する経費であります。  1節報酬は、投票管理者、投票立会人等に要する経費であります。  3節職員手当等は、投開票事務従事者等に要する経費であります。  7節賃金は、臨時職員20名分の経費であります。  11節需用費は、選挙事務物品の購入及び甲府選挙だよりの発行に関する経費でございます。  12節役務費は、投票入場券の発送等に要する経費であります。  13節委託料は、ポスター掲示場の設置及び撤去業務ほか10件の業務委託に要する経費であります。  74、75ページをお開きください。  14節使用料及び賃借料は、開票所及び不在者投票所の物品、複写機の賃借に要する経費であります。  次に、5目選挙臨時啓発費につきましては、参議院通常選挙の啓発活動として行う街頭における啓発物品の配布等の活動経費であります。  次に、6目知事選挙につきましては、平成23年2月までが任期となります知事選挙に要する経費であります。  1節報酬は、投票管理者、投票立会人等に要する経費であります。  3節職員手当等は、投開票事務従事者等に要する経費であります。  7節賃金は、臨時職員20名分の経費であります。  11節需用費は、選挙物品の購入、それからこうふ選挙だより等の発行に要する経費であります。  12節役務費は、投票入場券等の発送に要する経費であります。  13節委託料は、ポスター掲示場設置及び撤去業務ほか10件の業務委託に要する経費であります。  18節備品購入費は、開票集計機の購入に要する経費であります。  次に、7目県議会議員選挙につきましては、平成23年4月までが任期となります県議会議員選挙に要する経費であります。  7節賃金は、臨時職員20名分、(これは市議会議員と案分をされておりますが)に要する経費であります。  11節需用費は、選挙事務物品の購入及びこうふ選挙だよりの発行等に要する経費であります。  13節委託料は、ポスター掲示場設置ほか5件の業務委託に要する経費であります。  76、77ページをお開きください。  10目知事選挙臨時啓発費につきましては、知事選挙の啓発活動として行う街頭における啓発物品の配布等の活動経費であります。  次に、11目市長選挙費につきましては、平成23年2月までが任期となります市長選挙に要する経費であります。  1節報酬は、投票管理者、投票立会人等に要する経費であります。  3節職員手当等は、投開票事務従事者に要する経費であります。  7節賃金は、臨時職員に要する経費であります。  11節需用費は、選挙事務物品の購入及びこうふ選挙だよりの発行等に要する経費であります。  12節役務費は、投票入場券の発送等に要する経費であります。  13節委託料は、ポスター掲示場設置及び撤去業務ほか7件の業務委託の経費であります。  19節負担金補助及び交付金は、公職選挙法及び選挙運動の公費負担に関する条例に基づきまして、立候補者に交付する公費負担にかかわります経費であります。  次に、12目市議会議員選挙費につきましては、平成23年4月までが任期となります市議会議員選挙にかかわります経費でございます。  7節賃金は、臨時職員20名分、(これは県議会議員と案分をされておりますが)に要する経費であります。  11節需用費は、選挙事務物品の購入、こうふ選挙だよりの発行等に要する経費であります。  13節委託料は、ポスター掲示場設置ほか4件の業務委託に要する経費であります。  次に、14目笛吹川沿岸土地改良区総代選挙費につきましては、本年8月までが任期となります笛吹川沿岸土地改良総代選挙にかかわります経費であります。  1節報酬は、投票管理者、投票立会人等に要する経費であります。  3節職員手当等は、投開票事務従事者等に要する経費であります。  11節需用費は、選挙用事務物品の購入等にかかわります経費であります。  以上で、選挙管理委員会関係の予算説明を終わらせていただきます。  次の、2款5項統計調査費につきましては、長田総務部総務総室長から御説明を申し上げます。 9: ◯森沢委員長 長田総務総室長。 10: ◯長田総務総室長 それでは、引き続きまして、5項統計調査費につきまして御説明申し上げます。
     78、79ページをお開きください。  1目統計調査総務費につきましては、統計書の作成など統計事務に要する経費であります。  主な節といたしまして、2節から4節までにつきましては、職員3名分の給与費であります。  次に、2目統計調査費につきましては、各種統計調査に要する経費であります。前年度の予算と比較して増額となっております主な要因といたしましては、国勢調査を実施するための経費を計上したことによるものであります。  主な節を御説明申し上げます。  1節報酬につきましては、各種統計調査の指導員153名及び調査員1,385名分の報酬であります。  7節賃金につきましては、統計調査事務補助にかかわる臨時職員の賃金であります。  11節需用費につきましては、各種統計調査に要する消耗品費が主なものであります。  次に、3目統計調査員確保対策費につきましては、統計調査員の確保に要する経費であります。  80、81ページに移りまして、6項監査委員費につきまして御説明申し上げます。  1目監査委員費につきましては、例月現金出納検査、決算審査、定期監査等の監査事務に要する経費であります。  主な節を御説明申し上げます。  1節報酬につきましては、監査委員2名分の報酬であります。  2節から4節までにつきましては、常勤の監査委員1名分及び職員5名分の給与費であります。  11節需用費につきましては、『決算審査意見書』及び『定期監査等報告書』の印刷製本費が主なものであります。  以上で2款総務費の説明を終わります。  御審査のほど、よろしくお願い申し上げます。 11: ◯森沢委員長 以上で説明を終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。  内藤委員。 12: ◯内藤委員 2款のところで何点かお伺いいたします。  まずは、4目の広報費についてお願いいたします。広報費について、短く質問いたします。昨年と予算額的には変わらないんですが、需用費の次に委託料というのが金額的についていると思うんですけど、恐らくこれはメディアといいますか、テレビ、ラジオへの予算であると思うんですけれども、この辺は、ことしはどんなふうな、昨年と比較する中で、こういう点を主張していこうとか、こういう点をメディアでやっていこうとかというようなことがあるんですか、ことしは。 13: ◯森沢委員長 飯田広報課長。 14: ◯飯田広報課長 事業的には昨年とほぼ同じような内容で実施をしていきますが、委託料が上がっているのは、ホームページのリニューアルに伴うコンサルティング業務の委託料がここに入っているところでございます。 15: ◯森沢委員長 内藤委員。 16: ◯内藤委員 視聴率については数字が出ていますか。 17: ◯森沢委員長 飯田広報課長。 18: ◯飯田広報課長 視聴率につきましては、テレビの番組につきましては、今、CATVの毎日放送している部分だけですので、その分については視聴率はCATVの方で出しておりませんので、私どもの方でもわかりません。 19: ◯森沢委員長 内藤委員。 20: ◯内藤委員 委託している以上、お金をかけているわけですので、視聴率についても把握しておく必要があるのではないかと、そんなふうに思っております。いずれにせよ、この広報費というのは、広報こうふ以外にも、こういったメディアに乗せる、そして市のいろいろな取り組みをわかっていただく重要な部署であると思います。とにかくメディアの威力というのはすごいものがありますので、新年度に特徴あるものを掲げて、ぜひメディアで情報を発信していただきたいと思います。  広報の方はありがとうございました。  2款1項16目の交通安全対策費について伺います。これも若干昨年より予算的には減っているんですけど、その要因と、特に交通安全対策費について、交通安全教室などを多分実施されていると思うんですが、その辺の状況をお伺いします。 21: ◯森沢委員長 石原消費生活センター所長。 22: ◯石原消費生活センター所長 まず、予算的に減額になっている要因ですけれども、一つは緊急雇用で調査いたしましたカーブミラー実態調査事業、その緊急雇用事業がことしで終わりますので、来年度分は減っております。もう一点は、代替バスでありますけれども、5路線、上九一色地区を入れますと6路線ですけれども、そのうちの1路線、甲州市と笛吹市と甲府市にまたがっております勝沼から南西団地まで行っている路線ですけれども、この路線についての利用者がうんと少ないということで、甲州市の方から廃止にしたいという提案がありまして、その点で協議いたしまして、結果、甲府市につきましては、石和から甲府駅についてはほかの路線に代替ができる。そしてもう一つは、甲府市から南西団地までの間ですけれども、これも南西中学校までは他の路線でできる。南西中学校から南西団地までの2区間ですけれども、こちらの方が実質廃止になるということで、検討いたしまして、乗降調査等も含める中で、利用者が若干いるわけですけれども、その人たちを救うためにかける費用というのが莫大になりますので、その方たちには、申しわけないけど、500メートル程度ですので、南西中学校の方まで出ていただきたいということで、御理解いただきまして廃止したと。その金額が700万円ほどあります。緊急雇用が300万円ほど、それで1,000万円ほどが減額になります。  もう一つ、交通安全教室ですけれども、こちらの方は、例年のとおり4名の指導員によりまして、各学校、幼稚園、PTAの関係、高齢者等々を訪問いたしまして、各交通安全指導の教室を開いております。 23: ◯森沢委員長 内藤委員。 24: ◯内藤委員 ありがとうございました。1路線減らしたところでの利用者の、少し距離があるけど、そこまで出ていただきたいということに対しては、特別な苦情とかはないですね。今のところ御理解をいただいているということでよろしいのですか。 25: ◯森沢委員長 石原消費生活センター所長。 26: ◯石原消費生活センター所長 その区間に乗りました方は、固定客が多く、乗降調査を行ったときに、アンケートをとる中で、その旨を一応お話ししてきまして、廃止にするという広報を流しても問い合わせとかそういうものはございません。 27: ◯森沢委員長 内藤委員。 28: ◯内藤委員 ありがとうございました。そして、交通安全対策の一つとして交通安全教室、各学校、幼稚園、保育所等でやっていただいているんですけど、総体的に468回というのは昨年の数字ですよね。それはもう例年変わらないんですか。ことしは回数をふやしていくとか、学校との連携をとって、ぎりぎりなんでしょうか。そこをお伺いします。 29: ◯森沢委員長 石原消費生活センター所長。 30: ◯石原消費生活センター所長 ことしの2月までを見ますと、例年とほぼ同じぐらいで、特に変更はございません。特にふえるか減るかというのは、高齢者の関係の要望があるかということでありまして、新入生につきましては、幼稚園等、年長さんですか、それを相手にして行っているのは大体同じ。それに対するPTAの方にするのも大体同じ形で行っていますので、回数的にはそんなに変わってきません。 31: ◯森沢委員長 内藤委員。 32: ◯内藤委員 ありがとうございます。交通安全の指導を行うことによって非常に事故への意識が高くなりまして、学校のみならず、いろいろなところで交通安全のそういった指導をやっていて、その結果、ここ3年ぐらいを見てみますと、非常に死亡事故とか事故数も減っているということで、効果があるのではないかということなんです。学校との連携があるかとも思うんですが、やはりこういったことをふやしていくことが、これから交通事故、また交通の負傷者を防ぐ大きい要因になっていくと思いますので、予算もこういうふうにつけられておりますので、ぜひ学校との連携を密にして、新年度は頑張っていただきたいなと思っております。  ありがとうございました。交通安全対策の方は結構でございます。  三点目は、2款4項2目ですか、選挙啓発費について伺います。ここでは、若者が選挙に対して非常に意識が低いということで、そういったものを、ずっと皆さん方、選挙啓発については重点を置いてやってきておられると思います。また、新年度もそういう方向性でやっていると思いますが、新年度に当たって、若者の選挙意識をいかにして向上させるかということについて、何か考えがありましたら。 33: ◯森沢委員長 望月選管事務局長。 34: ◯望月選管事務局長 一般質問の中でもお答えをさせていただきましたが、委員がおっしゃるとおり、20歳から24歳が一番低いという状況下に全国レベルではあります。実は、都道府県、市町村は年齢別の統計をとっておりませんので具体的な数字が出てきておりませんけれども、一般的に見ても同じような傾向だと思います。基本的には、若者から、大きい意味ですけれども、小学生、それから中学生等にも、「中学生の未来のステップ」というのが中学3年生用に配付されておりますけれども、5年たつと20歳になる。こういう時期なものですから、その辺も含めまして、教育委員会とも連携をしましてやっております。選挙物品も貸し出して、生徒会の役員の選挙のときには、実際に使う投票箱、記載台等も使用していただいております。1月の成人式の場合の啓発ですが、明るい選挙推進連絡協議会の役員さん、それから、うちの選挙管理委員さん4名、総勢10名程度私どもが参加しまして、チラシ、冊子等をお配りして啓発を行っていると、そういうような現状でございます。今後もそれを続けていきたいと考えております。 35: ◯森沢委員長 内藤委員。 36: ◯内藤委員 若者を選挙に行かせるというのは非常に大変な作業でありまして、いろいろな御努力をされているということは年度のいろいろな報告書を見てわかるんですけれども、『二十歳のしおり』というのは、これは選挙啓発の中に位置づけられて、発信していただいているんですか。『二十歳のしおり』というのを出していただいていると思いますが。 37: ◯森沢委員長 望月選管事務局長。 38: ◯望月選管事務局長 『二十歳のしおり』というのは、毎年、実は全国市区選挙管理委員会連合会というのが全国レベルでございまして、これにも負担金を納めているわけですけれども、そういう部分で、全国レベルの冊子が、各都道府県、それから市町村等に配られてきますので、同じものではなくて、毎年度変わった、今回、清水仁議員にもお渡しをしましたけれども、ああいうものが、リニューアルして冊子が配られるというような状況で啓発を行っております。 39: ◯森沢委員長 内藤委員。 40: ◯内藤委員 ありがとうございます。先ほどお話に触れましたけれども、小さいときからの選挙に対する教育も一つは大事ではないか。ですので、これは全然部門が違いますけれども、教育委員会かもしれませんけれども、2分の1成人式のときに模擬投票をやってみるとか、そういうようなことでありますとか、いろいろな自治体で取り組んでいると思いますので、新年度はぜひ努力をしていただきたいと思います。  例えばしおりの中に、若者よ、政治を軽んずると政治から必ずしっぺ返しが来ると、そのようなインパクトの強いフレーズといいますか、そういうものでも明示していただいて、若者への選挙意識をぜひ新年度高めていただく努力をお願いしたいと思います。  以上です。 41: ◯森沢委員長 ほかにございませんか。  斉藤委員。 42: ◯斉藤委員 私は本会議の中で質問させていただいたんですが、平成22年度予算で、デマンド交通の実証実験にかかわる経費を計上するという答弁がありました。これについては、交通安全対策費の中のどれに該当するのか。バス利用促進対策事業費8,869万円、こういう中に入っているのかどうか、あるいはどの項に入っているんですか。 43: ◯森沢委員長 中村政策課長。 44: ◯中村政策課長 ただいまのデマンド交通の実証実験につきましては、60ページ、61ページの2款1項9目企画費の中の右側の説明欄の新事業形成費。右側に説明欄がございますけれども、特別職給与費14人という説明欄の中の7つ目に新事業形成費というのがございます。それが合計で1,631万9,000円ございますけれども、1,631万9,000円のうち、内訳として688万9,000円がデマンド交通の実証実験にかかる経費でございます。  以上です。 45: ◯森沢委員長 斉藤委員。 46: ◯斉藤委員 わかりました。それで、この件については、平成18年から再三これらのことについての要望なり、今後の対応について、それぞれの方から質問があって、あるいは要望があって今日に来たわけです。その都度言われたのは、やっぱり山梨大学との専門的な調査研究をしていろいろ結論を出していきたい、こういうような話であったと思うんです。特にコミュニティバスのことについても、どこで、どういうふうな研究があって、どこに一つの問題点があって今留保されているのかということも全くわからないまま、今度はデマンド交通について実証実験をするというふうなことで流れて、問題が進んできているわけですけれども、しかし、私、コミュニティバスについても、こういう一つの実験をしたけれども、こういう点に問題点があったとか、こうだったとかいうことがなかなか見えてこない。実際にやっているのかどうかということさえ非常に疑問に思うわけでありまして、次に今度はデマンド交通の実証実験に入ると、こういうふうなことが言われています。  いずれにしましても、コミュニティバスなり、デマンド交通のそういう総合的な実証実験をして問題点を洗い出して、そして結論を出すと、こういうふうなことであろうと思うんですけれども、そういう経過について、非常に不透明なまま来ているというところに実は我々として不信を抱くわけですけれども、実際この取り組みについてやる気があるだろうかということから、いずれにして、そういうふうな気持ちを抱かざるを得ない、こういうふうに思うんですけれども、その辺の流れについて詳しくひとつ説明していただけないでしょうか。 47: ◯森沢委員長 中村政策課長。 48: ◯中村政策課長 本会議の中でも御答弁させていただいておりますけれども、平成16、17年、コミュニティバスの実証実験を行っております。そのコミュニティバスの実証実験の中で一番問題になったのが、採算性の問題。それから、初年度は一つのバスを使って1ルートで、八の字のコースを通った。ただ、2年目につきましては、それらの反省点等を踏まえまして、バス2台で2系統のバス運行を行った。そういう中で、やはり2系統のバス運行の方が多少なりとも乗客もふえて採算性も若干向上したというようなこともございます。  それらも踏まえまして、平成18、19年、山梨大学との公共交通に関する総合的な調査研究を共同で行いました。その中では、市民の満足度調査、アンケート調査のようなものを行いました。そんな中で、もろもろ、市民の方の御意見、問題点等も出ております。やはり一番問題は、市民の方の公共交通に対する意識が非常に低いというようなこともございます。なおかつ、バスの運行頻度、本数でございますけれども、これが少ないというような不満が出ています。市民の方の利用度とバスの運行頻度、これがマイナスの相乗効果を起こして、鶏が先か卵が先かというようなことでございますけれども、ますます公共交通の利用者が減っているという状況でございました。  その報告の中では、公共交通に関する一律の計画を立てるのではなく、地域別、あるいはエリア別の、個々のきめの細かい計画を立てるべきだと。それぞれ地区、地域によって住宅の密集度、それから人口の大小、それとあと道路の状況の問題等々を含めまして、細かいエリアを設定した計画を立てるべきではないかというような御報告もいただいております。  その中で、平成22年度、デマンド交通の実証実験を行う。なおかつ、この間御答弁を申し上げましたように、今回の実証実験につきましては、通常他都市でやっているような過疎地域を目的としてデマンド交通ではないと。人口密度や住宅の密集度が高いんだけれども、道路の状況等によってコミュニティバスや路線バスが入り込めない。なおかつ、高齢者が多い。高齢化率が高い。そういうところを小型のワゴン、タクシー等で、デマンド交通体系を構築していくというようなことを目的に、実証実験を行うというようなことでございます。それらを含めて、市内全域の交通体系を構築していくわけでございますけれども、先ほど言いましたように、一律のものではなく、地区の状況等に見合ったものを構築していきたい。それの中で、路線バス、あるいはコミュニティバス、それからデマンド交通、それらをうまく使いながらやっていきたいというような考えの中で、今進めているというところでございます。 49: ◯森沢委員長 斉藤委員。 50: ◯斉藤委員 いずれにしましても、デマンド交通にしても、コミュニティバスにいたしましても、他地区の中では、それなりの実施をされて、ある一定の効果は上げているわけですね。そのことについて十分ひとつ認識されつつ、いろいろと調査研究をしていくと思います。例えば、今言われました高齢化に伴って、実際問題として運転免許証を、後期高齢者というのがだんだんふえてきている。そういう中で、いろいろな用足しをしたいけれども、用足しができない。あるいは、今日においての環境負荷の問題が大きく騒がれている中で、これらについての一定の効果はある。また、中心街の活性化という点では、そういうふうなきめ細かい公共交通対策をすることによって、またこれも一定の効果が出てくる。あるいは、市立甲府病院を含めて、それらの病院に通いたくても、不便なのでなかなか行きにくい。そういった点では、こういう公共交通のあり方を見直すことによって、そういう市立病院へ足を運ぶことが容易にできるというような、こういうことも作用するわけでありまして、したがって、例えばお隣の甲斐市においては、これらの公共交通のあり方について、本市みたいに山梨大学と専門的、あるいは、そういうことについての調査研究をするばかりでなくして、住民と、それから業者と、要するに事業主と、行政と、学識経験者を含めて、オープンなそういう交通のあり方について協議をして、一定のこういうものの実現を見てきているわけです。  しかし、本市の場合については、専門的と言うけれども、やっぱりそういう点が不透明のまま、どういう問題点があっただろうか、先ほど採算がとれないとか、乗る人が少なかったというような話も出ましたけれども、そういう住民に対するアピールという点も、あるいは関心度という面も、いろいろ違うと思うんですね。したがって、そういう上に立って、こういうふうな実証実験をやった効果と、そういうふうな中で、極端に言えば、内密な中で調査研究をするのとは、おのずから結果は違って出てくると私は思うんです。そういう点を考えたときに、今までのやり方についての検証というものもやりながら、今後について、十分ひとつ生かして、デマンド交通の一つの問題、あるいはコミュニティバスの問題点について、総ざらいした中での検討をぜひ進めていってほしいなと、こう思うんですけれども、どうなんですか。 51: ◯森沢委員長 中村政策課長。 52: ◯中村政策課長 確かに、今おっしゃられたことは、そのとおりだと思います。今後、この問題については、早急の課題でございますので、集中的に詰めてまいりたいというふうに思っています。  それから、先ほど若干触れられたかどうか、他都市等においては、公共交通に関する法定の協議会のようなものを立ち上げてやっているところもございます。ただ、これについては、国の補助金の関係がございまして、地域公共交通活性化・再生事業費補助金というようなものを周辺の都市では使いながら実証実験等を行っております。これはただ事業主体が自治体ではなく、その協議会が事業主体になっていくというようなことで、他都市ではそういったものを活用しながら協議会を立ち上げてやっている。ただ、3年間の限定の補助ということもございます。ですから、その後をどうするかというのは、他都市のこれからの課題になってくると思います。ただ、私どもは、3年間というよりも、その先までずっと考えた中で、今回、暫定的な対応ではないというようなことを考えながら、ある程度しっかりしたものをつくっていきたいというふうに考えております。 53: ◯森沢委員長 斉藤委員。 54: ◯斉藤委員 しかし、考えて、やっぱりスピード感がないですよ。平成18年のときの中山議員の質問の中でも、そのときにも調査研究をしているということを言っていて、今日まで5年経過しているんですね。やっぱり、この問題については、それなりの取り組みについては、若干、私はスピード感という点では不足しているのではないかというような気がします。率直に言って。したがって、これらについて、今後、デマンド交通をするにしても、私が今まで言ったことについて、十分踏まえつつ、ぜひひとつ一定の結論を出していただきたい。このことを強く要望して、ここについては終わりたいと思います。  次に、庁舎建設でありますが、庁舎建設については5億7,000万円の庁舎建設事業費が出ているんですけれども、この中身というんですか、内訳を教えていただきたい。というのは、現庁舎の解体の費用もあるだろうし、あるいは、これだけの引っ越しをするんですから引っ越しの事業費というのもあるだろうし、いずれにしても、これらの内訳について教えていただければと、こう思います。 55: ◯森沢委員長 長田庁舎建設総室長。 56: ◯長田庁舎建設総室長 平成22年度に行う主な事業ですけれども、5月に引っ越しをしますけれども、その移転費は、庁舎建設の方の事業としてはなりますけれども、執行するのは総務部の方になっております。私どもの方は、引っ越した後に、まず解体です。その後、文化財の調査、それと同時に実施設計をやっていくということで、主に文化財については4,700万円、それから実施設計が1億8,700万円、それから解体が2億5,000万円、おおむねそんな形になっております。 57: ◯森沢委員長 斉藤委員。 58: ◯斉藤委員 文化財に4,700万円、以下、今お話があったんですが、仮庁舎の建設費用というのはどうなんですか。 59: ◯森沢委員長 長田庁舎建設総室長。 60: ◯長田庁舎建設総室長 仮庁舎は、今ほぼ仕上がってきておりますけれども、仮庁舎のリース料ということで、来年度はおおむね2,700万円です。 61: ◯森沢委員長 斉藤委員。 62: ◯斉藤委員 文化財なり、実施設計なり、解体なり、そういうものはあるんですけれども、これだけの部隊が、そう言っちゃ何だけど、引っ越すわけですよ。引っ越す費用だってどこかに出ているわけでしょう。これから連休にかけてやるわけですから。 63: ◯森沢委員長 長田総務総室長。 64: ◯長田総務総室長 引っ越しに関係する予算につきましては、前回、12月の補正予算で総体的な引っ越し予算はお認めいただいてございますけれども、それ以外に特殊機器の移設がございます。電話交換機の移設とか、そういったものは今年度の予算に計上させていただいておりますけれども、本体的な移転につきましては、12月の補正予算で2,500万円ほど認めていただいておるところでございます。 65: ◯森沢委員長 斉藤委員。 66: ◯斉藤委員 だから、私が聞いているのは、総体的に全部かかる費用は幾らになるかと、こう言っているわけです。だから、引っ越しから全部含めた、今度新庁舎建設にかかわる事業費というのは幾らになるのかと。 67: ◯長田庁舎建設総室長 トータル的。 68: ◯斉藤委員 ええ、トータル的に。 69: ◯森沢委員長 長田庁舎建設総室長。 70: ◯長田庁舎建設総室長 全部仕上がるまでということでよろしいでしょうか。ということですと、110億円ということで。 71: ◯斉藤委員 いやいや、そうじゃない、今年度で。 72: ◯長田庁舎建設総室長 今年度ですか。それは、うちの方の関係が5億7,000万円ほどでございます。庁舎建設が執行する分については5億7,000万円ほどでございます。 73: ◯田中副委員長 斉藤委員。
    74: ◯斉藤委員 だから、5億7,000万円に全部含まれているんですね。いろいろなかかる経費というのが全部含まれているんですね。こういうように受けとめていいんですね。 75: ◯田中副委員長 長田総務総室長。 76: ◯長田総務総室長 先ほどちょっと申し上げましたけれども、引っ越しにかかわる予算というのを、すべてというのは、どこまでを引っ越しと見るのかということもあります。例えば移転に伴って、いろいろな電算機器の関係の向こうに用意しなきゃならないものもありますし。引っ越し関係は、先ほど申し上げました総体プラス特殊機器が今年度で恐らく3,000万円くらいになろうかと思います。 77: ◯田中副委員長 斉藤委員。 78: ◯斉藤委員 じゃ、いいですよ。私は、5億7,800万円云々の中に、全部含まれたのが約6億円だということで受けとめていいんですかという話をしたわけです。それでいいということであればそれなりに理解をするわけですけれども、新たに3,700万円とか、いろいろなものが出てくるから、じゃ、一体どのくらいになるんですかとまた聞きたくなるわけですけれども、5億7,800万円に全部含まれているわけですね。今年度の事業費としては。もう一度聞きますけど。 79: ◯田中副委員長 長田庁舎建設総室長。 80: ◯長田庁舎建設総室長 庁舎建設部が執行する額がその額でありまして、そのほかに、今、総務部の長田室長の方から話がありましたように、引っ越し代は総務部の方で執行するということになっていますので、それを足しますと約6億円くらいになると思います。 81: ◯田中副委員長 斉藤委員。 82: ◯斉藤委員 まあいいです。それで、私、引っ越しのことについては、プロジェクトチームをつくって、それなりの大仕事をやっていかないとスムーズに私はいかないと思うんです。そういう点のプロジェクトチームをつくるとか、そういうものの対応は検討しているんですか。 83: ◯田中副委員長 長田総務総室長。 84: ◯長田総務総室長 現に庁内に移転の実施本部を設置して、関係部局が協議する中で、連携する中で、引っ越しの準備を進めております。 85: ◯田中副委員長 斉藤委員。 86: ◯斉藤委員 わかりました。とにかく、この建設に係る点については、ひとつ万全を期して、経費的にも諸準備をして臨んでいただきたいということを要望して終わります。 87: ◯田中副委員長 ほかに。  金丸委員。 88: ◯金丸委員 それでは、3項目質問しますから、まず最初が2款1項1目で、よろしいですか。先ほど説明の中で、平成22年度は47名退職をなさった。それによって退職金等があるから節がふえているんだという御説明がありましたので、ちなみに、平成21年度末の退職者と、それから平成22年は聞きましたけど、次の平成23年度末、平成24年の3月、この3か年の、だから47名は聞いているから、平成21年度末と平成23年度末の退職者の数を教えていただきたいというのが私の質問の趣旨です。  なぜかというと、皆さんも御存じのように、団塊世代の昭和22年、23年、24年に生まれた方々が多いということは十分承知しておるんですけれども、それらを考えて、今後の我が市の人事体系というものも考えていかなければいけないと思いますので、その数字だけまず教えてください。 89: ◯田中副委員長 堀井人事管理室長。 90: ◯堀井人事管理室長 それでは、まず平成21年度末、今月末の退職の予定者でございますけれども、きょうまでの段階で見込んでおりますのは、中途退職者も入れて66名の見込みでございます。それから、平成22年度末の退職者につきましては、中途退職者はまだカウントできませんので、定年退職者で47名ということになります。したがいまして、定年退職者の方は来年ちょっと数がふえますので、冒頭の総務費の全体的な説明の中でも、予算のふえている要素ということになっております。 91: ◯金丸委員 平成23年度予定は。 92: ◯堀井人事管理室長 平成23年度末は、現在のところは30名が定年の退職となっております。 93: ◯田中副委員長 金丸委員。 94: ◯金丸委員 ありがとうございました。やはり団塊の世代の皆さんが多いということが我が市でもよくわかるし、退職者がですよ。ですから、平成23年度以降はそれほど心配することもとりあえずないだろうなと思いますので、この辺については質問をこれで了解といたします。  続きまして、今度は2款1項9目企画費についてでございますが、幾つか質問したいことはあるんですが、先ほど斉藤委員もお話になっておられましたので、私は広域行政推進費と企画費、それから新事業形成費と、この辺について質問を今からいたしますけれども、よろしいですか。  どういうことかというと、本来、行政における企画部のあり方というのは、きょう言うまでもなく、将来を見据えた都市経営に当たられる最高のヘッドクォーター部門だというふうに私は考えています。ですから、我が市においても、優秀な室長さんや優秀な課長さんが配されているということも十分承知をいたしております。  そこで、7億円からの企画費が予定されておる中で、庁舎建設等がありますから、これは除外をいたしますと、実質的な企画費というものは本当にわずかになってしまう。そういう中で、広域行政推進費が6,000万円計上されておる。まず、この広域行政推進費の細かな内容について御教授をいただきたいと思いますが、よろしくお願いします。 95: ◯田中副委員長 中村政策課長。 96: ◯中村政策課長 広域行政推進費でございますけれども、これにつきましては、甲府地区広域行政事務組合の一般会計への負担金が3,187万1,000円ございます。それから、同じく甲府地区広域行政事務組合の国母公園管理事業特別会計負担金、これに1,066万4,000円。残りが東八代広域行政事務組合、これは東八聖苑でございますけれども、これへの負担金を充てていると、それがすべてでございます。 97: ◯金丸委員 合計で6,000万円と。 98: ◯中村政策課長 はい。 99: ◯森沢委員長 金丸委員。 100: ◯金丸委員 それでは、今の数字を頭に入れておきながら、企画費の1,100万円の内容を教えてください。 101: ◯森沢委員長 萩原企画総室長。 102: ◯萩原企画総室長 企画費につきましては、企画部内の総務課の関係、庶務の関係と、あと計画調整、これについては総合計画に関することになります。そして行革の関係、そんな予算がそこに盛り込まれております。 103: ◯森沢委員長 金丸委員。 104: ◯金丸委員 そうすると、今の9目の中の各節の部分における広域行政推進費とか企画費という節、今およその説明を聞いて、広域行政推進費はよくわかりましたけれども、企画費は私もよくわからない部分があるんだけれども、きのう私が市長と総括質問の中で、広域化を進めて中核市を目指すことが我が市の目指すべき方向なんだということで、市長もそういったことをおっしゃっていました。そうしたときに、言葉を恐れずに言うと、現在、協議会等に負担金で出したり、補助金で出したり云々ではなくて、本来企画部門として中核市を目指すべき方向の予算というのは、この下に中核市のための推進事業に10万円とあるから、何かこんなことで情けないじゃないかなと。やはりかかるものは堂々と計上して、我が市の姿勢である広域行政、つまり合併に向けて、もっともっと調査研究をするような予算計上をすべきだと私は考えているんですが、その辺についてはいかがですか。 105: ◯森沢委員長 中村政策課長。 106: ◯中村政策課長 確かに、中核市構想推進事業費ということで10万円を計上させていただいております。これにつきましては、当面想定をされます甲府広域圏ということで、現在の消防事業を共同でやっているその地域につきまして、行政レベルでさまざまな自治体連携をやっている団体に対して支援をする。それをもって今後の連携につなげていこうというような趣旨から、当面10万円ほどの予算計上をさせていただいておりますけれども、先ほど申し上げました広域行政推進費につきましても、言いかえれば、そういった性格の部分は多分に入っているものと思っています。確かに、きのう市長も言われましたけれども、今後そういった取り組みをどんどん進めていく必要があるということでございますので、私どもも、その辺につきましては、今後、予算は余りないですけれども、そういった意味でも他都市との連携を進めていくという考えは持っております。  以上でございます。 107: ◯森沢委員長 金丸委員。 108: ◯金丸委員 そうお答えになるしかないんでしょうけれども、非常に財政が厳しい、厳しいと言って20年間ここに参画させてもらっていますけれども、企画部門は、我が市の将来構想に向けて、もっと輝いていなければいけないと私は常に思っている一人なんです。だから、一貫してこういう考え方をずっと述べてきたつもりなんだけれども、そうした中にあって、確かに企画費7億円という数字が出ても、内訳を見ると分担金であったり、負担金であったり、あるいは庁舎の事業費であるというような現実を考えると、もっと必要な経費というのは出してもいいんじゃないかと思っています。だから、これを見たときに、例えば夢のあるような事業があるということが考えられればいいけど、残念ながら、こういうことがどうもなさそうだということなので、本当は予算を組み替えることができればもっと出してもいいんじゃないかなと思っている一人ですから、私の考えだけ申し述べてこの項目は終わりたいんですけど、残念ながらもう一個あって、安全安心街づくり事業費の1,394万円、これについては具体的にお答えができますでしょうか。 109: ◯森沢委員長 都築危機管理対策室長。 110: ◯都築危機管理対策室長 安全安心街づくり事業費でございますが、内容的には、今年度、新型インフルエンザが流行したということで、今回は弱毒性だったために幸い被害も軽かったわけでございますが、来年、強毒性が発生するかもしれないということで、防災資機材、主に手指消毒液でございますが、その備蓄を行います。その費用と、あと安全安心街づくり事業の中で、子供の通学路の安全を確保するために安全・安心パトロールというものをやっております。青色パトロールカーで行っておるわけです。その経費でございます。 111: ◯森沢委員長 金丸委員。 112: ◯金丸委員 これも先ほどの企画費と一緒で、私、この程度の予算で足りるのかなと思う一人なんですね。たまさか平成21年度中においては、インフルエンザの大きな災害もなかった。だけど、今聞いているように、来年になると強毒性の豚インフルエンザが今度あるかもしれないという中で、この辺について、せっかく我が市には危機管理部門があるわけですから、危機管理対策室長もいらっしゃるわけなんで、単にこれから言うと、インフルエンザばかりではなくて、非常に物騒な世の中に今なっている。きのうも貧困化の話をしたけれども、貧困化が即犯罪の増加につながると私も思いたくないけれども、そうした中で、これからの市役所というか、市の行政の向かうべき方向というのは、そういった社会的な事例まで踏まえた、まさに自然災害ばかりではない、安全安心というところにシフトしていくと私は思っている一人なんです。  ですから、この件に関しても、我が市の場合は、せっかく危機管理対策室というのが設置されて、これは非常に大きな進歩だと思っているんですよ。聞くところによると、インフルエンザの対策にしても、AEDの器具の設置だとか、非常にすばらしいことをおやりになっているということは十分承知しておりますので、この辺の予算がこんなことで大丈夫なのかなと思うんですが、その辺はできれば危機管理対策監にお答えいただきたいんですけど、きょうはいらっしゃいますか。待っている間に話すと、本来、危機管理対策部署が企画部の中に入っていることがどうかも私は疑問を持っています。むしろ、本当に危機管理部という形で、まさに企画部と並び称せるようなヘッドクォーターとしてすることがいいと思うんです。1年間を振り返っても、去年、山の火災から始まって、インフルエンザの問題、先ほどのAEDの設置の問題、大変だったと思うんですね。その辺について、担当部長のお考えを述べていただければ大変ありがたいと思います。 113: ◯森沢委員長 向山危機管理対策監。 114: ◯向山危機管理対策監 安全安心街づくり事業につきましては、先ほど委員の方からお話のありましたAEDにつきましては、各所管部の方でそれは予算を盛ってありますのでここには出ておりませんが、最近では、平成14年から犯罪の件数も減ってきたんですが、平成21年、若干ふえた統計も出ております。その中で、ボランティアの方たちに御尽力をいただいておりまして、通学路の見守り等、それらも含めましてかなりそういった見守りの輪も広がっております。限られた予算の中で、私どもも、できるだけのことを市民に協力をいただく中で、協働して市民の安全安心を守るという形に精いっぱい努力している状況でございますので、今後につきましても、そういった意味で、市民に協力をいただく中で、協働して甲府市民の安全安心を守っていきたい、そんなように考えております。  以上でございます。 115: ◯森沢委員長 金丸委員。 116: ◯金丸委員 こういう場ですから、危機管理対策部をつくれということを言ってもしょうがないんですが、いずれにしても大変な部署だし、これからますます重要度が増してくる部署だと私は思っておりますので、その辺についても、ぜひ皆さんお考えいただければね。特に企画部門の方はお考えいただきたいと思います。ありがとうございました。  最後に、1項の16目交通安全対策費。きょうはバス停の話はしませんから。私、今回、自分が交通事故に巻き込まれて大変な思いをして、安全運転を幾ら自分がしていても、やっぱりだめなんだと。警察の関係者から言わせると、今度、金丸さん、防衛運転をしなさいと。防衛運転って何ですかと言ったらば、とにかく何とかしてでも事故に巻き込まれないように防衛するんだと。だから、まずスクーターをやめてくださいと言われたんですけれども、冗談はともかくとして、いずれにしても、交通事故というのは、被害者、また加害者にとっても大変な思いをするということなんですよ。我が市の場合にも、いろいろ対策をとられておりますけれども、私、今回一番思ったのは、そういった交通事故の事故相談員、交通事故相談員設置事業というのがここに書かれていますので、この内容について御説明していただくのと、特別我が市はこれから交通安全対策事業にどんなことをしていくということもお話しいただければありがたいなと思っています。担当課長、よろしくお願いします。 117: ◯森沢委員長 石原消費生活センター所長。 118: ◯石原消費生活センター所長 交通事故相談員の設置でありますけれども、こちらの方は交通事故に遭われた方の対処ですね。それについて、わからない部分、今は大体保険会社がやっているので余り多くはないんですけれども、その中でも、示談とかそういう相手方との交渉の中で、難しくなっている人の相談を受け付ける場所ということで設置しております。件数的には、一日に平均すると1件程度でありますけれども、その方たちの相談ということで、できるものについては回答、できないものについては紹介をするような形をとっております。  交通事故の安全対策ですけれども、私どもの方では、南甲府警察署、甲府警察署等と協力いたしまして、また甲府市で委嘱しております交通指導員、31地区で1名ずつ出ていただいておるんですけれども、その方たちの協力をいただく中で、交通事故の防止ということで努めております。交通事故については、今、委員さんがおっしゃるとおり、自分が気をつけていてもぶつけられることもありますし、本人が最善の注意をして防ぐ対策をとらなければ最終的にはならないかと思いますけれども、一般的な意識啓発、そういう面について、私どもでチラシ等を配る、また警察署等が注意を促す中に参加する中でやっております。  以上です。 119: ◯森沢委員長 金丸委員。 120: ◯金丸委員 この16目に1億4,400万円という計上がされていても、現実的には、ここからバスの対策事業費、給与、繰出金とか出していくと、実際には1億4,000万円が交通安全対策費とありながら、このほかにもいっぱいあるんだけれども、わずか1,600万円ぐらいしか現実に事業費として使えるお金が、現実論としてないなと思う一人でありますから、こういう点についても、再来年度に向けて予算計上をしっかりしてもいいんじゃないかという部署でございますので、それを申し添えて、私の質問は終わります。 121: ◯森沢委員長 ほかにございませんか。  兵道委員。 122: ◯兵道委員 私は二点ほどお伺いをしたいと思います。  最初に、1項5目の広聴活動費の中の街路灯の助成事業費、これについてお願いします。街路灯の助成事業については、各自治会で設置する街路灯。新設、それから電気料、これに対する助成を内容とするというふうに思います。現状の新設の場合の電球の実態はどのような要件になっているか、まずお聞かせ願いたいと思います。 123: ◯森沢委員長 河西市民対話課長。 124: ◯河西市民対話課長 設置の要件ということでございますが、要綱を設けてございまして、街路灯の間隔がおおむね30メートルというのを基準にしてございます。ただ、曲がり角とか、暗がりがございますので、そういうところも配慮しながら、設置の申請を受けながら、審査をして交付しているのが現状でございます。  それから、内容につきましては、地元自治会の皆様がすべて設置をするということになっておりますので、どういうもの、どういう形、そういう基準はございません。今、一般的に多いものは、20ワット以上の1本ものの蛍光灯、それが既存の東電柱、NTT柱、こういうものが多うございます。  以上でございます。 125: ◯森沢委員長 兵道委員。 126: ◯兵道委員 私は、今回本会議で取り上げをさせていただきましたが、今国でCO2削減ということで、あらゆる政策を総動員して何とかCO2を減らしていこうと。そんな中で、昨年の12月に緊急経済対策の中でLED灯の設置促進を国を挙げてやっていこうと、そんなような今動きになっておりまして、LED灯につきましては、CO2排出量が少なくて済むし、寿命も長い、消費電力も少ないと、そんなようなメリットがあると言われております。このような自治会で設置するような街路灯について、行政として何かインセンティブをつけて導入を促すとか、そんなようなことも国民運動の一つの取り組みとしては有益じゃないかというふうに思いますが、この辺についてお考えをお聞かせ願いたいと思います。 127: ◯森沢委員長 河西市民対話課長。 128: ◯河西市民対話課長 LEDの蛍光灯1本が、私どもが調べた例からしますと1万5,000円程度するような、蛍光灯の管だけが1万5,000円というような情報を調べてございます。あくまでも地元自治会の皆様が設置をするということですので、今、通常の20ワットくらいのは、市販ですと200円くらいというような形のものでございます。自治会の皆さんの負担が大きくなるということを非常に心配してございますので、私どもとしましては、新設とか改修をする際に、ひとつこういうものもございますのでということでお願いをしていくというような今考えを持っております。  以上でございます。 129: ◯森沢委員長 兵道委員。 130: ◯兵道委員 ランニングコストということを考えると、将来、長きにわたって電気料を負担する地元にとっては、電気料が少なくて済む方が総体的に長いスパンで考えると非常に有利かなということで、今後、要望でございますけれども、先ほど1万5,000円くらいLEDと。まだまだ価格が高い。価格の動向も見ながら、補助金をアップするとか、そのような方策で導入促進を図ったらいかがかなと。この点は要望ということで、今後検討をお願いしたいというふうに思います。街路灯につきましては、以上で。  あと一点ですけれども、先ほど来、新庁舎の建設ということで、9目の企画費にそれぞれの予算が盛られておりますが、私は具体的な話をちょっとさせていただきたいと思いますが、15節の工事請負費2億5,700万円計上してあります。それで、先ほど中身が解体工事ということで、いよいよ5月以降は解体に恐らく入るということでございます。この解体工事の工事請負費の執行方法についても、現時点でどういう方法で執行するのかということは固まっていると思いますが、具体的には契約方法、入札に恐らくかけると思いますが、その辺の状況についてお聞かせ願いたいと思います。 131: ◯森沢委員長 米山契約管財室長。 132: ◯米山契約管財室長 それでは、庁舎建設に伴います現庁舎の解体工事の契約方法等についてということで、お話しできる範囲でお話をさせていただきたいと思いますが、この具体的な部分は庁舎建設の方と協議をしてまいりたいと思っております。今、予算金額が2億5,000万円程度のものですので、当然議会案件になってまいります。また、現在、いわゆるJV、共同企業体を構成するという甲府市の基準がございまして、解体ですととび工事という工種になりますけれども、その場合ですと、一応基準として8,000万円以上の工事については共同企業体を構成して工事を発注していくという基準が今ございますので、その基準にのっとりまして、適正な会社の数を今後具体的に詰めていくというような形を考えています。 133: ◯森沢委員長 兵道委員。 134: ◯兵道委員 私、ちょうど1年前の本会議におきまして、入札制度について投げかけをさせていただきまして、その後、9月の本会議で、中込議員の御質問の中で、市長答弁の中、入札の資格要件も拡大を考えていかなければいけないかなと、そういったような御答弁がございました。このとび工事、市内業者というのは、JVを組むほど数がそろえられるという理解でよろしいでしょうか。 135: ◯森沢委員長 米山契約管財室長。 136: ◯米山契約管財室長 とびの工種に関しまして、市内本社の業者ですと、登録がある業者だけで現在97社ございます。 137: ◯森沢委員長 兵道委員。 138: ◯兵道委員 恐らく今後の入札の動向からいきますと、世間的には一般競争入札ということで、透明性を非常に高めると。しかも総合評価方式等、いろいろな方策を取り入れながら入札制度の適正化を図っていくと、そういったような流れになっていくかと思います。私も去年の3月の本会議のときに、入札参加資格、制限を設けられることになっておりまして、現状、甲府市においては、市内に本店を置く業者といったような制限を加えていらっしゃるというお答えをいただいていまして、これからのことを考えると、そういった市内に本店を有する業者のみにかかわらず、それを拡大していかなければいけないかなといったような9月の市長の答弁があったわけなんですが、検討を進めるというようなニュアンスと私は受けとめたんですが、現状までのところ、そういった検討というのはなされているかどうか、できる範囲でお答えをいただきたいと思います。 139: ◯森沢委員長 米山契約管財室長。 140: ◯米山契約管財室長 入札参加資格等の、いわゆる地域指定ですね。これまでも確かに制限つきの一般競争入札ということで、甲府市内に本社あるいは営業所、支店等がある業者さんというような限定をつけた一般競争入札というのを行ってまいりまして、実は昨年度の工事の落札率が高かったという御指摘を受けまして、その落札率を下げるための方策として何かないかというお話の中で、一つの可能性とすれば、指名業者の範囲を広げて、市外の業者さんも入っていただくような形で落札率を下げる必要があるのではないか。そういうような検討も必要ではないかというお話だったと思っております。  ただ、昨年度の落札率の高さというのは、私どももこれまで御答弁をさせていただいておりますけれども、鋼材価格の高騰と景気の状況によります、かなり特殊な事情があったという認識を持っております。また、現在、本年度の工事の落札価格というのも、昨年度に比べてかなり落ちてきております。また、現在、景気の状況等を受けまして、国を初めとして、全国の自治体でも実際に行っておりますけれども、地元の業者を中心とした工事の発注。地域経済の活性化というものをかなり重点的にうたっておりますので、甲府市といたしましても、確かに落札率を下げるための方策としての市外への拡大ということも検討課題の一つとしてはございましたが、地域経済の活性化というような観点も考えれば、やはり市内を中心とした業者さんの工事発注という考え方というのは重要視していかなければならないと思っております。 141: ◯森沢委員長 兵道委員。 142: ◯兵道委員 大体事情はわかりまして、市内中心ということは、市内に本店があるということでいいということですね。 143: ◯森沢委員長 米山契約管財室長。 144: ◯米山契約管財室長 今の時点で正式に入札の条件を決められるわけではございませんのではっきりとは申し上げられませんが、今までの例からしますと、市内に本社というような限定の一般競争入札もございますし、あるいは市内に本社、あるいは営業所という制限をつけた一般競争入札もございます。 145: ◯森沢委員長 兵道委員。 146: ◯兵道委員 この点については、この程度にとどめたいと思いますけれども、いずれにしましても原資が税金ですよね。1円でも安くということも一方で要請されることでございます。その辺を総合的に勘案しながら、よりよい方式で執行をしていただきたいということを要望しまして、以上で終了いたします。 147: ◯森沢委員長 ちょっと伺いますが、ほかにいらっしゃる方。  はい、じゃ、続行します。  石原(剛)委員。 148: ◯石原(剛)委員 じゃ、15分で終わるというわけにはいかないかと思いますが、できるだけ急いで。  一つは、まず平和都市宣言事業です。これは毎年言っていますが、広島平和祈念式典に中学生と、それから一般公募の大人も派遣されております。なかなか厳しい財政環境の中でありますが、要望は、中学生も、私学の学生さんはちょっと少なくなっちゃったみたいですね。その中学生もふやしていただきたいし、それから一般公募の参加者もぜひふえるようにしていただきたいと思います。それが要望です。  というのは、甲府市が核兵器廃絶平和都市宣言をしておりまして、その自治体の行事として、これは非常にそういう点では特色のある事業としてやられてきています。それから、中学生は、将来甲府市を背負って立っていただく子供たちに、そういう経験をしていただくと。それから、一般の場合は、引き続きその方々が組織をつくっていただいて、甲府市のこの平和事業に協力していただく、そういうことにもつながりますし、そんなことで、拡大をしていただきたいというふうな要望を持っておりますが、平成22年、どのような計画になっているのか、お聞きします。 149: ◯森沢委員長 山田市民生活総室長。 150: ◯山田市民生活総室長 平和推進事業についてでございますが、ただいまお話がありました市民の派遣ということにつきましては、去年と同様の予算を計上しております。ただ、限られた予算の中で、市民への意識啓発ということでございますので、私学あるいは山梨大学附属中学校につきましては、市外者の方もいるというところで、そこを1人というふうに今させていただいております現状でございます。  なお、今後につきましても、戦争の惨禍というものが、戦後65年を経て風化しているという状況の中では、平和の大切さ、あるいは命の尊さということをメーンにした平和意識の啓発ということが重要であると考えておりますので、今後についても推進事業を進めてまいりたいと考えております。
    151: ◯森沢委員長 石原(剛)委員。 152: ◯石原(剛)委員 ぜひ広がるように今後も努力をしていただきたいと、要望したいと思います。残念ながら平成22年度はふえる様子はないということですけど。  次に、職員の福利厚生、健康管理費についてお伺いしたいと思うんです。甲府市の職員の有所見率というのは、平均的な事業所に比べても高いように感じます。元気で、そして行政の推進のために働いていただくためには、健康管理というのは非常に重要ではないかと思っております。残念ながら、この福利厚生の予算というのが少々減っていくような傾向があって心配しているんですね。そういう中で、メンタルヘルスが特に最近では対策が大切じゃないかと思います。ぜひ、そのためのメンタルヘルスに対してもしっかり気を配った対策が必要じゃないかと思うんですね。そんなことで、平成22年、職員の健康管理という点で、前進的な事業があるかどうかということをお聞きしたいと思います。 153: ◯森沢委員長 数野研修厚生課長。 154: ◯数野研修厚生課長 今、二点、定期健康診断の問題と、それからメンタルヘルスの問題について出されましたので、それの平成22年度の取り組みにつきまして回答させていただきたいと思います。  まず、定期健康診断の有所見率の問題ですが、平成18年度から3年連続で69%台、さらに平成21年度になりますと、わずかながらアップしまして71%台まで増加をしております。有所見率の大部分につきましては、食生活や運動習慣等にかかわります生活習慣病ですので、実はことしの1月から3月につきまして、山梨県市町村職員共済組合と連携、協力いたしまして、昨年5月に実施しました健康診断の結果をもとに、初めてのことですが、該当者全員を対象とした特定保健指導を1月から3月に実施をしたところでございます。体重やウエストサイズ、あるいは食事制限など、非常に細かく6か月間の具体的な目標を定めて、改善に取り組んでもらえるよう該当者に要請をしたところでございますので、平成22年度につきましては、その成果を見守っていくとともに、やはり職員1人1人が健康について理解を深め、自分の健康は自分でつくっていく、あるいは守っていく、こういった意識を高められるよう、一層の啓発に取り組んでいきたいと思っております。  それから、メンタルヘルスの方でございますが、平成22年度につきましては、これまでは相談業務、あるいは意識啓発を目的としました研修、安全衛生委員会による職場研修や講習会の開催等を重ねてまいりましたが、さらに、現在、研修厚生課において編集をしております『甲府市職員のこころの健康づくり計画』及び『あなたの心健康ですか』、この2つの小冊子を職員の方に配付を行いまして、メンタルヘルス対策の一層の充実に、職員1人1人を大切にしていくという職場風土の醸成、あるいは定着と、組織全体での取り組みが必要になっていくと、こういったことをPRしていきたいと考えております。  こころの健康づくり計画につきましては、予防やケアの方法、教育研修の実施、プライバシー保護、それから庁内、あるいは家族まで含めた役割分担を記入しております。また、『あなたのこころ健康ですか』につきましては、予防の具体策、ストレスが起こす各症状、快適な職場づくりのチェックポイント、各相談窓口の案内等を記載したものになっております。  以上でございます。 155: ◯森沢委員長 石原(剛)委員。 156: ◯石原(剛)委員 ありがとうございました。ぜひ元気で、市民の福祉の向上のために働く職員の方々ですので、やっていただきたいというふうに思います。  そういう中で、メンタルヘルスに関係があると思いますけれども、人事評価制度についてお伺いしたいんですが、管理職については既に導入されていて、一般職については、導入について検討されて、試行もされてきたというふうに思いますけれども、平成22年はどんなふうになっていくのかをお聞きしたいと思います。 157: ◯森沢委員長 堀井人事管理室長。 158: ◯堀井人事管理室長 人事評価制度につきましては、既に管理職については本格導入ということで、平成20年度から行っておりますけれども、一般職の職員につきましても、平成19年度から試行を3年間行ってまいりまして、平成19年度、平成20年度、平成21年度でございますけれども、3年間の結果を検証いたしまして、一般職、その中でも医療技術職と現場の作業を行っています技能の方はまだ引き続き検証を続けたいというふうに判断をいたしまして、通常の事務、行政職の一般職につきましては、平成22年度から本格導入という形でやってまいりたいというふうに考えております。 159: ◯森沢委員長 石原(剛)委員。 160: ◯石原(剛)委員 人が人を評価するということで、なかなか難しいことだし、それだけでということにはならないと思うんですけれども、何となく職場で評価というのはあると思うんですよね。それを数値であらわしたり、あるいは、それによって賞罰がついたりとかいうことになりますと、かえってモチベーションを下げるというようなことが起きはしないかという心配があるんですけれども、甲府市の人事評価制度ですね、どういうふうにしていくのか。そういった、今ちょっと心配ですね。かえってモチベーションを下げて、職場の士気が下がるようなことになったのでは逆になってしまうと思いますので、そこら辺はどういうふうに注意されているのかをお聞きしたいと思います。 161: ◯森沢委員長 堀井人事管理室長。 162: ◯堀井人事管理室長 確かに、委員さんの御指摘のように、職員の評価が厳しく処遇等に反映されるというふうなことを意識されますと、この人事評価制度、なかなか運用が難しい部分があろうかと私どもも考えております。それで、人事評価制度本格導入ということでございましても、これは緊張感を持って常日ごろ職員の能力開発もしくは人材の育成ということに力点を置いていくということでございますので、評価結果を、厳しく職員に優劣をつけるとか、そういうふうな形での反映は、まだこれは慎重にならざるを得ないと考えております。 163: ◯森沢委員長 石原(剛)委員。 164: ◯石原(剛)委員 ぜひ、今心配したことにならないように、慎重に進めていただきたいというふうに思います。  それからもう一つは、小規模工事登録制度の問題で、契約ということですね。これは発注する側の問題もあると思います。小規模工事は土木建設関係のものが多いので。しかしながら、総務部とすれば、この制度をぜひ活用して、市内の業者の方々が甲府市の仕事を受けて、甲府市の税金が市内の商工業者の育成につながるように、この制度をより発展させて、改善させていただきたい。これを使う金額もふえるような方向を望みたいのですけれども、平成22年度、例えば契約金額を上げるとかいうようなことはないのでしょうか。 165: ◯森沢委員長 米山契約管財室長。 166: ◯米山契約管財室長 小規模工事の登録制度につきましては、現在、工事金額20万円未満の工事を対象に行っておりまして、確かに、全国の自治体の中でも、もう少し高い金額を設定しているところもございます。ただ、契約のいろいろな手法、いわゆる随意契約が許される範囲内ですとか、あるいは契約書が省略できる範囲内というようなものがまた法令等によっても規定をされているという状況もございます。  また、工事の内容等にもよりまして、本来、建設業の許可をとっていて、入札参加登録をきちっとされている業者さんに行ってもらうべき工事というのもございますので、品質の確保というような点からも物を考えますと、甲府市としては、この20万円未満というもの、軽微なものを小規模工事として、簡易な工事発注という形にしていくのが一番適切だと現時点では思っております。  また、2月末時点で、今年度の発注状況ですけれども、件数にして143件、金額にしまして995万4,164円となっておりまして、昨年度1年間が167件、金額にしまして1,069万4,484円という実績がございまして、ほぼ昨年並みの実績になるだろうという予想もしておりますし、ちょうど制度創設から6年がたちまして、ほぼ1,000万円を超える実績で推移しております。また、工事内容自体が、修繕工事が主なものになりますので、需要自体にもやはり限界があろうかと思います。新たなものを発掘するというような形の工事にはなってまいりませんので、大体甲府市の場合は1,000万円を少し上回るくらいが小規模工事の実績で、適正なものなのかなという今考え方でおります。 167: ◯森沢委員長 石原(剛)委員。 168: ◯石原(剛)委員 発掘すればいっぱい出てくると思うんですね。甲府市の公の施設もたくさんあるわけですから、そういう中の修理、修繕、それから改善のために、この小規模工事登録制度というのが役立つものだと思いますので、より一層の改善を求めたいというふうに要望しておきます。  それから、契約については、先ほど落札率が高いという話がありました。同時に、公契約条例の動きがありまして、公共工事の質の確保と、それから、それに携わる労働者の処遇というんですか、それもやっぱり確保する必要がある。安値で競争して、結局それが下請業者、さらにその下請業者が使っている建設労働者の処遇を悪くするようなことになってしまったのでは、公の税金を使っている仕事としてはうまくないということで、全国的には、公契約条例というのをつくって、法律をつくって担保する方がよりいいんだけれども、法律がまだできていないという中では、公契約条例をつくりながら、所期の目的が達成できるようにしているんですけれども、契約に当たっては、下請の労働者の条件が劣悪なものにならないような配慮が必要だと思うんですけれども、平成22年、改善とか、それから入札に対しての条件として、そういった考慮はないのでしょうか。 169: ◯森沢委員長 米山契約管財室長。 170: ◯米山契約管財室長 現段階では、下請業者と発注者である自治体との関係というのは、実際には法律上ございませんので、例えば元請業者に対して下請業者の処遇について指導・監督をするというような法律な権限というのはございません。あくまでも工事の内容、品質を確保するための指導というのは、いろいろな場面でできることになっております。ただ、そうは申しましても、入札参加資格を求める場合などについては、各元請の業者さんの中で、労働福祉に関するいろいろな配慮をしているようなところは一つ点を加えるような形で配慮しておりまして、各事業者さんの中でも、下請業者さんを初めとする、自分のところで雇用している労働者の方等の、いわゆる労働福祉の促進というようなことも推進していくような施策をとってまいりたいと考えております。 171: ◯森沢委員長 石原委員にちょっと伺いますが、まだ延々と続きますね。 172: ◯石原(剛)委員 あと二つ。 173: ◯森沢委員長 それでは、ここで休憩に入らせていただきます。再開は午後1時といたします。よろしくお願いいたします。                  午後零時01分 休 憩             ───────────・───────────                  午後零時59分 再開議 174: ◯森沢委員長 それでは、休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。  一般会計歳出第2款総務費の審査を続行いたします。  石原(剛)委員。 175: ◯石原(剛)委員 午前中の分を終わりまして、午後の分を。  あと残り二つです。一つは、電算の甲府DO計画です。平成18年から12年の契約で、平成30年まで一括して契約するということで、パフォーマンスを提供していただくという計画であります。既に4年間やってきたわけですね。他の自治体も同じような契約をしてやってくると、甲府市が一番先頭を走ってきたんですけれども、そうすると、他の自治体でも利用するということになると、これはメリットが出てきて、契約を見直して、契約金額も下がるようなことになるんじゃないかというふうに素人考えで思うんですけれども、そういったことはないのかどうかということです。 176: ◯森沢委員長 小林情報政策課長。 177: ◯小林情報政策課長 ただいまの御質問でございますけれども、甲府DO計画と申しますのは、委員さんがおっしゃるとおり、サービスの提供を受けて、それに対する対価を支払っていくということで、期間的にも構築を含めて12年と、大変長い期間を契約してあります。その間の価格の変動につきましては、以前の議会の方でも答弁をさせていただきましたとおり、大きな法改正であるとか、甲府市が市民サービスの向上を図るために、既存のパッケージに手を加えて、いわゆるカスタマイズをするという部分についての費用負担が出ることはあります。  したがって、これに対して3年ごとの見直し規定というのも契約の中で定めているところでございますが、そういう意味で、4年間たって、委員さんのおっしゃるような契約価格が下がっていくということはございませんで、逆に周辺の自治体にとりましては、いわゆるPFI方式等を取り入れておりますので、そういった面を参考にされる中での利益を享受されるというふうな部分はあろうかと思います。  以上です。 178: ◯森沢委員長 石原(剛)委員。 179: ◯石原(剛)委員 引き上げはあっても引き下げはないということですね。だから、長期契約によって全体とすると安いコストで利用できるということが最初に設定されている中で、大きな改変がなければ従前の機械を甲府市が持っていてやっていくことによってコストの削減ができるという。しかしながら、甲府市役所の仕事を別のところでやっているということになるわけですね。別のところでやっているということになりますから、個人情報の保護の問題などが心配されるわけです。  それから、例えば法律改正、軽微な法律改正はしょっちゅうありますから、そういったものに対して追随できないで、甲府市が事務を誤るというようなことがあってはいけないというふうに思うんです。ですから、パフォーマンスを買っているならば、それに対するモニタリングというんですか、監視の体制ということが重要になるかと思いますが、そこら辺、4年間やってきて、それはちゃんとやられているのかどうかですね。それから、改善するようなところがないのかどうかということをお聞きしたいと思います。 180: ◯森沢委員長 小林情報政策課長。 181: ◯小林情報政策課長 まず一点、先ほどの御答弁の中で確認をさせていただきたいと思いますけれども、契約価格の変動につきましては、当然ふえる要素は先ほど申し上げましたけれども、逆に法改正等によってシステムが不要になるような場合もございます。したがって、そういった面では減額という部分もあるということを御確認いただきたいと思います。  先ほどのセキュリティを含めたモニタリングについてということでございますけれども、これにつきましては、契約の中で、契約書の第7章でしたか、個人情報等につきましては法令遵守の規定がございますし、加えまして、毎月モニタリングを行っております。受託業者の方から報告を受ける中で、そういったもののチェック等には十分注意をしながら計画を進めているところでございます。 182: ◯森沢委員長 石原(剛)委員。 183: ◯石原(剛)委員 使っている労働者によっては、そんなことあってはならないけれども、不心得の者がいて、その者が甲府市の管理している情報を持ち出して、それを利用するというようなことがあってはならないというように思うんですけれども、そこら辺は仕様書では法令遵守が書いてあるけれども、実際やっている人間だから、間違いがおきないとも限らないと思うんですけど、そこら辺の対策はどうなっていますか。 184: ◯森沢委員長 小林情報政策課長。 185: ◯小林情報政策課長 今の御質問の内容でございますけれども、データを直接扱うものにつきましては、すべてIDによって管理をしております。また、そういった情報が置いてありますIDセンターですとか、そういったところにつきましては指紋認証等、そういった意味でのセキュリティについては、大変厳しく対応させていただいているところでございます。 186: ◯森沢委員長 石原(剛)委員。 187: ◯石原(剛)委員 非常に敏感な情報も取り扱っていただくわけです。それも公務員でない方々に扱っていただくという点で、問題が起きないような監視体制というか、しっかりとした管理体制をやっていただくように、引き続き努力していただきたいと思います。この問題は以上です。  最後に、徴税費についてお伺いします。確定申告も来週月曜日が最終日です。それで、税金の問題で、徴税に当たる吏員の方々は、直接市民の方々に接して、そして税金を納めていただくための事務を行うんですが、納めたくても納められない方々もいるかと思います。中には不心得の人がいまして、納められるのに納めないというような方々もいる。そこら辺は見きわめがなかなか難しいなというふうに思うんですけれども、払いたくても払えないという方々に対しては、納税の緩和措置を適切にとっていただけるような対応が必要だと。滞納処分の停止、これは国税徴収法の153条、それから換価の猶予、差し押さえの猶予です。これは国税徴収法の151条、それから納税の猶予というものは国税通則法の46条というふうに、納税者に対して納税の緩和をして、強制的な徴収にならないような方策をとるということが国税ではやられています。  地方税に対しても、そういった納税緩和措置というのは同様に講ずるべきだというふうになっているかと思いますが、納税緩和措置を徴収する職員の方々にはしっかりと心得て事務に当たっていただきたいと思いますけれども、研修の体制、それから日々の業務の中での徹底というのか、そこら辺はどういうふうにされているのか。引き続きやられていると思いますけれども、平成22年はさらにそういったものについて留意してやっていただきたいと思いますが、現状、どうなっていますか。 188: ◯森沢委員長 森沢滞納整理課長。 189: ◯森沢滞納整理課長 ただいまの石原委員さんの質問にお答えいたします。  私ども、4月に当然人事異動というものがありまして、新任の者もおりますし、従前からいる職員もおります。流れとしましては、まず今年度の職員に対する研修費につきましては、滞納整理課独自で予算計上しているものが1点。それは、東京の方に4名が、各部門に分かれまして、実践基礎、それから専攻、上級部門、それから財産調査、公売というふうな形の中で、4名を研修させたいということで、これの研修費を、滞納整理課としては10万円計上しております。  そのほかに、市全体の研修計画の中で、これは研修厚生課の所管になるかとは思いますけれども、私どもの方で要求をさせて、査定後の予算計上をさせていただいたものは項目として4項目。当然新任の管理者、あるいは新任の担当者の研修が各1回、それから市町村アカデミーというもの、これは集中的に幅広く高度な法律的な問題、それから、今委員さんがおっしゃいましたけれども、猶予とかいう問題についても、幅広く、そして深く研修するために、長期間にわたって研修を行っています。  あと、こういう社会経済情勢の中で、税収を確保するということも大きな目標でありますし、従来から委員さんが申していますように、担税力があっても払えない方、そういうふうな方に対しての親切丁寧な対応はもとより、その中で、日本全国苦しい都市ばかりだとは思いますけれども、先進的に、すばらしい手法を駆使して、滞納者の立場になりながら徴収を行っているような都市を視察研修したりということも今年度は考えております。  それから、今言いましたものは経費がかかる。実際にお金がかかるものでございまして、平成22年度につきましては、いろいろ計画はしておりますけれども、平成21年度の実績で簡単に言わせていただきますと、当然職場へ配置になったら先輩、後輩という関係があります。ですから4月当初に、六つの項目に分けて、滞納整理の心構えというか、全体像、それから差し押さえということも、これは滞納整理の中で避けて通れない手法なものですから、そういうふうな問題についても、債券の差し押さえの実践的な研修、あるいは、当然滞納者の実情を把握するための実態調査、これは臨戸ですね。その手法の先輩たちの意見、それからあとは財産の調査方法、あるいは不動産差し押さえというふうな手法というふうに、細かく、一度に全部のことというのは、なかなか人間頭の中に入らないものですから、平成21年度については、そういうふうに幾つもの細切れにしながら研修を実施しました。  そのほかに、山梨県地方税滞納整理推進機構のお力をおかりする中で、平成21年度は5回、それぞれの項目に分けて講師派遣の依頼をして、研修をさせていただいたというのが実情です。そのほかにも、私どものところでは、来年も継続してやろうと思っていますけれども、月に2回、職員同士で研修を行って、いいところ、悪いところという検証をしているというのが実情です。  以上でございます。 190: ◯森沢委員長 石原(剛)委員。 191: ◯石原(剛)委員 直接市民と納税交渉をする最前線におられる方ですから、そういった方々が専門性を持つというための研修をしっかりされていると。OJTでもしているし、それから座学というんですか、講師を招いた研修もやっていると。そういう中で、最初に言いました納税者に対して親切丁寧、納税者の立場に立った納税緩和措置についても遺漏なく研修をしていただいて、実践に当たっていただきたいと再度要望して、終わります。ありがとうございました。  以上です。 192: ◯森沢委員長 ほかにございますか。  飯島委員。 193: ◯飯島委員 時間も押していますので、早口でいきたいと。  午前中のデマンドバスの関係なんですが、我が会派の斉藤代表からも質問させていただき、答弁もいただいているんですが、もう少し、せっかく待望のというか、予算が680万円つきましたので了解をしたいと思います。実証実験ということなんですが、いろいろなスケールが、サンプリングというか、あるんですが、どんなことを考えて行うのか、お答え願いたいと思います。 194: ◯森沢委員長 中村政策課長。 195: ◯中村政策課長 デマンド交通体系の実証実験ということでございますけれども、今考えておりますのは、期間としてはおおむね2か月程度。規模ですけれども、そこまで具体的には今まだ申し上げる段階ではございませんけれども、想定される場所といたしましては、御答弁の中でも入っていますけれども、高齢化率、あるいは住宅密集度、それから人口も多いというような地区で、なおかつ現状の路線バス、あるいはコミュニティバス等の大型バスが進入できないような区域、そこに小型のワゴン車、それからタクシー等を活用して、需要に応じたデマンド交通システム系ですか、そういったものを構築していきたいということで今考えております。 196: ◯森沢委員長 飯島委員。 197: ◯飯島委員 利用する方は期待度もあって、また利用する方の年齢構成とか、男女、あるいは状況によって当然要求が違ってくるからデマンド交通というような名前もあると思うんですが、例えば想定しているワゴン車を使ってバス停まで送るのか、あるいは目的地まで送るのか、往復行くのかとか、その辺の想定というのは、どんな考えでしょうか。 198: ◯森沢委員長 中村政策課長。 199: ◯中村政策課長 そこにつきましても、若干これから検討していく部分もございますけれども、基本的な私どもの考え方ということでお話をさせていただくと、目的地までということは考えておりません。過疎地域のデマンドとは違うと考えています。ですから、ある程度公共の拠点となる場所。例えば駅だとか、そういった大きな交通の結節点となるところへ当面は人を運ぶというようなところで今考えています。 200: ◯森沢委員長 飯島委員。 201: ◯飯島委員 今のところ、甲府市の拠点となるようなところまでというお話を受けて、それはそれで執行していただければというふうに思います。  あと、2か月ぐらいということなんですが、交通量といいますか、ワゴンバスを何台とか、そんな頻度というのが今わかったら教えてください。 202: ◯森沢委員長 中村政策課長。 203: ◯中村政策課長 まだそこまでは私どもは詰めておりません。ただ、今後、その場所が特定されましたら、地元の方との話し合いと。当然地元の方にも御理解をいただく中でこれは進めていかなきゃならないことですから、その後、地元の方でどの程度のニーズがあるのかというところまで把握しながら、細かい点については決めていきたいということでございます。 204: ◯森沢委員長 飯島委員。 205: ◯飯島委員 実施に行くまでには、そういった地元の方との話し合いもして、まさにデマンド交通の名前のとおり、要求も聞いていただくという方向だと思いますが、おおむね平成22年度のいつごろから対象地区を決めて、ヒアリングも決めて、実際始めて、2か月間ということですから、2か月が終わって、その検証。この後どうするかという、今の時点でははっきりしたものは言えないのかと思いますが、わかる範囲でお答えをいただければと思います。 206: ◯森沢委員長 中村政策課長。 207: ◯中村政策課長 一点は、補助金の関係がございます。国の補助金を使ってまいりますので、おおむね大丈夫だろうというお話をいただいていますが、まだ正式な内示が出たわけでもございませんで、その内示を待って対外的には動いていきたいと考えています。遅くてもことしじゅうには実証実験のすべてが終わるようにはしたいと考えています。 208: ◯森沢委員長 飯島委員。 209: ◯飯島委員 何事も計画があって、実行があって、それで検証ということですから、そういう意味では取り組みとエンドというのははっきりしていたらいいと思いますのでお伺いしました。今回の3月議会でも、本会議でも、宮島市長の「人がつどい 心がかよう 笑顔あふれるまち・甲府」というのは、本当に実現をこれからもどんどんしていきたいという中では、このデマンドはその大事な取り組みだと思いますので、ぜひしっかりやっていただきたいというふうに思います。ありがとうございました。  もう一点、除籍及び改製原戸籍データ事業の関係。昨年から平成27年までの7か年の実施ということなんで、ことし初めての取り組みじゃないので、昨年も質問があったのかもしれませんが、再度というか、もう一つ、データ事業化に対して、1名の雇用の費用が139万8,000円出ているんですが、やはり専門的なスキルが必要なのかなと想像するんですが、その辺のことを教えていただければと思います。 210: ◯森沢委員長 樋口市民課長。 211: ◯樋口市民課長 ただいま委員さんの御質問ですけれども、除籍・改製原戸籍データ化及び戸籍システムの更新については、昨年度の12月議会で承認をいただきまして実施することになりました。内容につきましては、現在、改製原戸籍等の紙ベースで置いてある戸籍がございまして、それをすべてデータ化にするということと、そして今、平成9年以前にある戸籍があるんですけれども、そちらの方のマイクロフィルムに入っているデータについてもすべてデータ化し、それをすぐに検索して出せるような、そういうシステムを確立するようにしております。多額な金額ではありますけれども、データ化がすべてできるようになりますと、ただいま30分から1時間ほど待っていただく方も、すぐに検索して改製原戸籍等が出るというようなシステムになりますので、非常に市民のためにはなるようなシステムでありますので、引き続きお願いしたいと思います。  以上です。 212: ◯森沢委員長 飯島委員。 213: ◯飯島委員 ありがとうございました。まさに私ごとで恐縮ですが、つい最近、原戸籍データが必要になりまして、樋口課長に大変お世話になりまして、時間がかかるものだなあというところで、この予算がついて、確かにスピードアップ化し、また職員の負担も軽くなるとてもいい事業だなと。昨年の事業なんですが。ただ、甲府DO計画もそうなんですが、石原委員からも質問がありましたが、個人情報ですので、その辺の取り扱いもしっかりやっていただきたいということを申し上げて、質問を終わらせていただきたいと思います。ありがとうございました。 214: ◯森沢委員長 中山委員。 215: ◯中山委員 時間はありますから、ゆっくりと。  初めに、事業仕分けについてお聞きをいたします。これはうちの内藤議員が代表質問で聞いておりますので、聞かない部分だけお聞きをいたします。それで、この事業仕分けにつきましては、平成20年度、平成21年度で、ことしが3年目で、事業が一つ完結するわけですが、平成20年度、平成21年度で30事業、そして平成22年度が100事業ということで、本会議では50事業がことしやりますよという答弁があって、全部で185事業になるわけでありますが、ことしにつきましては、いつごろ、どこでやる予定で考えておるのか。
    216: ◯森沢委員長 古屋行政改革推進課長。 217: ◯古屋行政改革推進課長 まだはっきりした日付等々は決めてございませんけれども、予算編成、事業評価というような日程を考えますと、今年度行った恐らく7月の前後になろうかとは思っております。 218: ◯森沢委員長 中山委員。 219: ◯中山委員 選挙の関係がありますからどうかとは思うんですけれども、いずれにしましても、この事業仕分けにつきましてですが、平成20年度、平成21年度で廃止になった事業についてはいくつぐらいでしょうか。 220: ◯森沢委員長 古屋行政改革推進課長。 221: ◯古屋行政改革推進課長 平成21年度につきましては、廃止とした事業が2事業ございます。平成21年度というか、平成22年度廃止になったということで。平成21年度につきましては、やはり2事業だったと思うんですけど、ちょっとお待ちください。 222: ◯中山委員 いいです、いいです。 223: ◯古屋行政改革推進課長 実際廃止になった事業は1事業でございます。 224: ◯森沢委員長 中山委員。 225: ◯中山委員 それで、事業仕分けについてですが、国と甲府市の事業仕分けの根本的な性質が違いますから、まずそれは承知をして、すなわち、この2年間で予算に対して影響があったのは幾らぐらいか、金額的にわかれば、それだけ教えてください。 226: ◯森沢委員長 古屋行政改革推進課長。 227: ◯古屋行政改革推進課長 平成20年度につきましては、試行でございましたので、あくまで最終的な方向性と事業仕分けの結果が一致したものを単純に前年予算比較で算定をしたところ、約1億円。今年度行われました仕分けにつきましては、本実施でございますので、一致をしたとかしないとかといたことではなく、最終的な方向性の中で、実際に仕分けとしての効果があった額ということで算定をしておりますが、まだ予算的なところで認定を受けておりませんけれども、おおよそ8,700万円ほどの削減効果があったと見ております。 228: ◯森沢委員長 中山委員。 229: ◯中山委員 それで、先ほど言いましたように、国は財源削除ということをやっていますので、国民の関心も高くているわけであります。でも甲府市の場合は、そういった財政削除という目的ではなくてやっているわけでありますが、市民からしてみると、財政に対する影響が少なければ、そこに対する疑問が出てくるわけでありますけれども、甲府市のやっている中で、もっと違う効果というものがこの事業仕分けの中には含まれているのではないかと思いますけれども、こういった予算の影響でない部分についての事業仕分けというところがある。 230: ◯森沢委員長 古屋行政改革推進課長。 231: ◯古屋行政改革推進課長 甲府市の事業仕分けというのは、基本的には、いわゆる事業仕分けと言って始めたころの初期型をやっておりまして、基本的には事業を整理、区分をしていくということと、もう一つは、その作業の中で職員の意識啓発が図れるというようなことを目的として行っております。事業仕分けは、すべての事業を、ある一定の制約はあるんですけれども、抽出をする中で行っておりまして、事業仕分けをしたことによって、改めて本来自分がやっている事業の見直し、あるいはいろいろな方向からの視点で意見をもらいますので、そういったことの気づきであるとか、そんなようなことが効果があった。特に職員の皆さんには、あらゆる角度からの意見が参考になったとか、あるいは名誉市民が評価者として入っておりましたので、市民の意見が参考になったというようなことで、目的意識であるとか、意識改善といいますか、意識の向上につながったものだというふうなことは感じております。 232: ◯森沢委員長 中山委員。 233: ◯中山委員 特に市の単独事業が項目に選別されておりますので、職員の人にしてみますと、全く関係ない、諸条件がない部分を指摘されるというのは大変な思いもあったろうと思いますし、また、そういうものに対する新たな視点が、今言ったようないろいろな角度で、予算も、変な話、削るばっかりじゃなくて、修正のために盛り込んでいく部分も当然事業によって出てくる。そういった新しい視野の観点の中で事業を精査するという意味では、事業仕分け、甲府市が行っているものは、予算の減額というよりも、そういった質の内容についての事業仕分けということで、ことしもまた市民の関心のある中でやりますので、ぜひともよろしくお願いいたします。  次に、5月に移転をいたしますが、その費用、斉藤委員から先ほど話がありましたが、移転費用は昨年の12月に補正予算を組んでおりますから、その移転に伴う引っ越しの契約が1月からありますので、費用については本来この予算委員会では議論ができませんので、そういったものを承知した上で、その時点では、例えば5月の質問をするわけにいきませんので、今その予算に関してはいないんですけれども、事業をやりますので、二、三点、ちょっとその件についてお聞きをいたしますので、予算金額に対しては入りませんので、一応承知を願って答弁していただきたいと思います。  特に引っ越しするのに当たりまして、一般的に考えますと、庁舎建設委員会の総体的な計画の中に引っ越しをするというものも入っているというのが見解で、一般的に言いますと。そういう見解がありますが、庁舎建設部は引っ越す業務については関係ないんだということかどうか、その辺を、まず答えをもらってから質問に入ります。 234: ◯森沢委員長 長田庁舎建設総室長。 235: ◯長田庁舎建設総室長 仮庁舎に関することなんですけれども、仮庁舎を建設するのは庁舎建設部で行いまして、それに伴って中のレイアウト等も一応原案はこちらの方でつくりました。ただ、引っ越しについては総務部の方で行うと。事業費としては、全体の事業費の中に含まれております。 236: ◯森沢委員長 中山委員。 237: ◯中山委員 そうしますと、先ほど斉藤委員も、そこの点の明確な部分が、我々もそうですけれども、ごちゃごちゃしている部分がありますから、一回整理して今聞きますけれども、それで、庁舎建設部そのものは、引っ越しという業務の方のエリアは総務部の方ですよということですね、見解としては。ですから、その引っ越し予算というのは、総務部の予算で、もう12月に結論をもらいましたよということだと思います。そこで、5日間において引っ越しをするに当たって、引っ越しをするための1月1日からのスケジュールというものが表に出ていませんけれども、工程表というものは当然できているのではないかと個人的には思うんですが、そういうのは総務委員会に出たかどうか、私は総務委員会に出ていませんから知りませんけれども、それを、もう今の段階でいけばできているのではないかと思うんですが、どこが所管をしているということですか。 238: ◯森沢委員長 長田総務総室長。 239: ◯長田総務総室長 引っ越しに関しましては総務部の方。実際には、先ほど申しましたように、移転実施本部が全庁挙げてということで取り組むことになっておりますけれども、引っ越し自体の事務的なものは総務部が当たることになります。そのスケジュールにつきましては、今現在、引っ越し業者と細かい内容を詰めているところでございます。 240: ◯森沢委員長 中山委員。 241: ◯中山委員 じゃ、5日間で、僕が一番心配しているのは、契約したなら1月から業者とも打ち合わせしなきゃいけないからということで予算は12月にした。開始ができないからということで。引っ越しは5月にするということですから、それは鈴木委員さんよく聞いておいてくださいね。そういう意味です。だから、そういう上で、私が一番心配するのは、5日間という仮定の中で、きちっとしたプログラム等でやらないで、初めてやることですので、これは大変だなと。ただ、そこのところが、総務部だけとか、いろいろなバランスがつくっていますし、縦系列の部分がありますから、引っ越し業務そのものが具体的にどうなるかよくわかりませんけれども、いずれにしても、その5日間で、6日目には市民の皆さんにすべてサービスしなきゃいけないという5日間ということになると思いますね。ですから、そこの柱になっているところが総務部であれば、総務部の長田室長ということですか。一言確認の意味で。 242: ◯森沢委員長 長田総務総室長。 243: ◯長田総務総室長 そのようにお願いいたします。 244: ◯中山委員 わかりました。 245: ◯森沢委員長 中山委員。 246: ◯中山委員 じゃ、これでやっと整理がつきました。  それで、一番心配しているのは電算関係であります。この電算関係の移動をしなきゃいけないということになりますが、これだけ大きな甲府市の電算の関係を移動するのに当たりましては、引っ越し業務は5月1日から5日までということになっておりますから、当然5月6日には電算が全部動いていなきゃいけないということになります。そうしますと、今ある電算関係のすべてのデータ、例えば住民基本台帳や福祉部のさまざまなデータ、大型データ、また個人のデータ、こういうものがあると思いますが、特に個人のものは個人でできるにしても、大型データ等につきましての管理と設置するという上におきましての流れが、私は一番心配をしているわけあります。そういう点について、その点のものはどういった形でやっているかどうか。 247: ◯森沢委員長 小林情報政策課長。 248: ◯小林情報政策課長 ただいまの御質問でございますけれども、既に本市の基幹業務にかかわるデータでございます。これにつきましては、それを一括保管いたしますサーバーが、既に庁外に、IDセンターの方に出ております。これはDO計画の実施に伴いまして、そういった措置をとらせていただきました。したがいまして、仮庁舎移転に際しまして、委員さんおっしゃるように、各種データ、セキュリティの面で注意を払わなければならないということを前提に、私ども、引っ越しのスケジュールを立ててまいりたい。特に委員さんがおっしゃるように、短い期間でありますが、その中でも動作確認等につきましては、市民サービスの低下を来すことのないように、一定の時間を割いて確実に行ってまいりたいというふうに考えております。 249: ◯森沢委員長 中山委員。 250: ◯中山委員 いずれにしても、今、銀行等が統合したり、さまざまそういったデータを動かすときというのは、立ち上がりが社会的な影響を及ぼしたりしますので、一番心配しているのは、初めてやることでありまして、万全の策をとっても、1回サーバーを切るわけですから、例えば5月5日に立ち上げても、6日には1回切って、それをもう一回立ち上げるということですので、まずすべてうまくいってくれることを願う以外にないですが、5日間という短い期間の中で、すべての引っ越し作業をするわけですので、万全な注意をお願いしたい。この点はこの辺でとどめておきます。  次に、指定管理者制度についてお伺いいたします。指定管理者制度は、今余り叫ばなくなりましたが、平成16年から考え、平成18年から導入をして4年たつわけでありますが、当初、平成16年から指定管理者において直営か指定管理者かというプランを立てていると思いますし、また、それに伴って進んできていると思いますが、現在、その指定管理者制度に変えたのは幾つぐらいか。進行度合いですね。この点について。 251: ◯森沢委員長 古屋行政改革推進課長。 252: ◯古屋行政改革推進課長 平成21年度現在で34施設となっております。 253: ◯森沢委員長 中山委員。 254: ◯中山委員 34施設が行ったわけですが、それに伴いまして、財政効果というのは、当然直営じゃありませんから、管理者制度にすれば出てくるわけですけれども、そういった財政効果の数値等について、把握している分だけでお願いをしたいと思います。 255: ◯森沢委員長 古屋行政改革推進課長。 256: ◯古屋行政改革推進課長 財政効果につきましては、指定管理者について、当初、導入時においては直営から指定管理者に移行するわけなんで、相当規模の減額効果があったということで、平成18年の導入時においては、対前年の決算額でいきますと1億200万円ほどの削減効果があったということでございます。  また、その後につきましては、基本的には施設の維持管理がメーンになっておりますので、導入当初に比べますと、それほどびっくりするほどの金額にはならないということで、今わかっている数字ですと、平成20年度決算、それから平成19年度決算におきまして、これは指定管理者後の効果でございますけれども、全体で見ますと約1,600万円ほどの効果があるということで、この減額的な数値につきましては、だんだん整理をされてきておりますので、縮小傾向にあろうかと、そんなふうに見ております。 257: ◯森沢委員長 中山委員。 258: ◯中山委員 いずれにしても、一定の財政効果が出ているわけですが、これから、この部分につきましては、要は民間委託しましたから、質の低下が、すなわち市民サービスそのものが、それに伴って市が直営でやっていくよりも落ちていくということを監視していくということが今からの市の責任ではないかと、こう思うわけであります。ですから、先ほど言いました、契約業者がした業務に対して、どういった形の中で市がチェックをし、そしてまた市民の皆さんから、果たしてそれが指定管理にしたということに対してのさまざまな御意見が、どう取りまとめて、それを反映しているのか、ちょっとその点をお聞きします。 259: ◯森沢委員長 古屋行政改革推進課長。 260: ◯古屋行政改革推進課長 指定管理者に移行した部分につきましては、原則として年4回ほどのモニタリングを行っております。その中の一つとして、毎年利用者満足度調査というのを施設ごとにやっていただいております。満足度調査を集計いたしますと、ほぼ8割以上、どの施設も満足をしているというような結果が出ておりまして、要望等々もあわせてお伺いをしていますけれども、対応できる細かな要望については、即座に指定管理者の方で対応していただいている。大きな修繕等々の要望につきましては、甲府市がリスク分担をしておりますので、財政状況等々を見ながら計画的な執行をしているというような状況になっております。いずれにしましても、今後、サービスの質というものを考えていかなければならないというふうに思っておりますので、モニタリングについてはもう少し拡充をしていこうかなというふうに考えております。 261: ◯森沢委員長 中山委員。 262: ◯中山委員 わかりました。そういった観点の中で、サービスが落ちないようにお願いをしたいところです。  それで、平成22年度につきましては、そのプランニングの中では幼児教育センター、藤村記念館、民族資料館、総合市民会館が平成22年度以降で検討していくということになっていますが、平成22年度というのはどういう方向なんでしょうか。 263: ◯森沢委員長 古屋行政改革推進課長。 264: ◯古屋行政改革推進課長 平成22年度に新たに指定管理者になる公の施設は今のところございませんが、先ほど委員がおっしゃられたように、平成22年度以降検討という形で、その4施設については載ってございます。基本的には、そのスケジュールに沿った形で、それぞれの所管部局において検討がなされ、進めていかれるものだというふうに考えております。 265: ◯森沢委員長 中山委員。 266: ◯中山委員 ありがとうございました。そういう形でまた進めていっていただきたいと思います。  最後の質問で、選挙管理費についてお伺いいたします。来年、平成22年度は、夏の参議院選を皮切りに、さまざまな選挙が目白押しであるわけであります。そういった中で、一つ感じた点でございますが、甲府市の期日前投票は市役所と総合市民会館で行っておりますし、ことしも当然そうだと思います。そういう中で、総合市民会館についてですが、昨年、私も初めて期日前投票に総合市民会館に行きました。それで、衆議院選ですから8月でして、要は、あそこは遊亀会館を使ってやっているわけですね。その遊亀会館まで行くのに、エレベーターを上って、ずっと廊下に行く。そして去年の選挙はいろいろな風が吹いたから大勢になったかどうか知りませんが、エレベーターのところから遊亀会館までずっとつながっているわけですね。そうすると、そこは冷房がきいてないわけであります。だから、もう暑過ぎて。それともう一つは、その通路が狭い。そして、中に入って投票すると、非常にクーラーがきいているから冷たい。そういったことを考えると、すなわち庁舎の4階は、来てすぐに上がって、すぐに行ってですから、距離感がないから高齢者や障害者は非常にいいんですけれども、総合市民会館は駐車場が便利ということで障害者や高齢者の方も大勢行くわけであります。でも、そこの会場にたどり着くのに、距離感と、そういった待っている間の休むところもない。いろいろな形が総合市民会館の遊亀会館を使っている場合は感じたわけであります。そういった点で、遊亀会館の2階にした理由というのは何ですか。それをお聞きしておきます。 267: ◯森沢委員長 望月選管事務局長。 268: ◯望月選管事務局長 御承知のとおり、特に今回の衆議院選挙は解散に伴って投票日が設定されたということで、投票所を設置するにつけても、当日にぴったりあいている部屋があるかどうかというのがまず大きな問題でございまして、当然期日前投票所におきましても、総合市民会館の1階の展示室を当初は予定していたはずなんですが、既に予定が入っている方がいらっしゃいまして、どうしても2階の展示室でしかできないというような状況になった経過が今回の場合にはございます。 269: ◯森沢委員長 中山委員。 270: ◯中山委員 ということは、要は毎回そこで固定されたということじゃないということですか。 271: ◯森沢委員長 望月選管事務局長。 272: ◯望月選管事務局長 そのとおりです。なるべく、今委員がおっしゃるように、利便性を考えれば1階のフロア、すぐにダイレクトに入れる会議室、展示室を使いたいわけなんですが、会場が、予約が入っていて、当然その方にも私どもも折衝するんですが、展示会なんかが開かれますと、広告なんかも既にしてしまったようなケースもございますので、なかなか動かせない場合があって、今回はそのケースに値するということで、2階の展示室を総合市民会館に切にお願いをして使わせていただいたというような形になります。 273: ◯森沢委員長 中山委員。 274: ◯中山委員 私、初めて行ったから、あそこへ持っていってから1回も行っていなかったもので、地元でしか投票しませんでしたから。じゃ、今までは下の展示室を使っていたということですか。 275: ◯森沢委員長 望月選管事務局長。 276: ◯望月選管事務局長 絶対というのは言えませんが、最初にお話を申し上げたとおり、あいている部屋を、一番利便性はいいんですが、やはり予約によって動き出すというような格好で、どうしても大きな意味では総合市民会館の、あそこはエレベーターも使えるということもありますし、バリアフリー的な要素も全部そろっている、駐車場もあるという、いろいろな要素を加味して、あそこのどちらかの部屋をお願いすると、こういうことが前提になっています。 277: ◯森沢委員長 中山委員。 278: ◯中山委員 要は、会館規定は、半年前から申し込んで、当然公務であれば押さえることはできるわけで。ただ、衆議院選みたいな特殊なものは別にしまして。ことしの参議院選は、7月11日というような方向に、まだ決まっていませんが、一つの告示されたところにつきましては展示室をとるわけですか、それとも、決まっているものについては、半年前ですから、7月のものは2月の段階で総合市民会館の会場を押さえるということはできているわけでありますので、そういった公的なものは1階の展示室に投票所を設けて、さまざまな市民の方の投票に対する行為に対して、負担のないようにしていくということが行政の考えることでありますが、ことしは全部展示室でやるということが決まっているかどうか。 279: ◯森沢委員長 望月選管事務局長。 280: ◯望月選管事務局長 既に総合市民会館の館長さんとはお話をさせていただきまして、蛇足みたいな話なんですが、今回は市庁舎がないということで、市役所における期日前投票所が設けられませんので、法定の期日前投票所を総合市民会館に設定をさせていただきたいと思っております。あと2か所、中道の支所と、もう一つ公民館を今予定して、昨年から教育委員会の生涯学習、総合市民会館の課長とは打ち合わせをさせていただいております。ただ、御承知のとおり参議院も6月16日が会期になっておりますけれども、延長すると任期が延びるということで、今予定されている7月11日がずれるという可能性もありますので、ぴったりというわけにいきませんが、基本的には7月11日を指定してお願いをしてございます。 281: ◯森沢委員長 中山委員。 282: ◯中山委員 どっちにお願いしてあるということでしょうか。下の方か、上の方か。 283: ◯望月選管事務局長 下でございます。 284: ◯中山委員 下ね。ありがとうございます。  それで、私が言わんとしているのは、下の展示室を使っていただくことが、フロアもあるし、いろいろな意味で便利だし、この間の衆議院選は、そういった会場の予約の関係でということで理解をいたしますが、極力そういう形の中で利便性を図っていただく。今度は本拠地になるということですから、ありがたいことだと思いますので、ぜひそういった……。すなわち、投票行為というのは、命を捧げるというのがラテン語の言葉だそうであります。ですから、我々もそんな資格はありませんけれども、来た方に対するのは最大限に礼を尽くしていくということが重要な根幹であると思いますので、またよろしくお願いいたします。  以上で終わります。 285: ◯森沢委員長 ほかに。  清水(保)委員。 286: ◯清水(保)委員 一点だけ、細かいことなんですけれども、広聴活動で、私はこっちに来て自治会長会議に毎月出席をしているんですけれども、自治会長さん方の配付資料が毎月多いですね。当然、定期刊行物、広報だとか議会だより等は一定の刊行物として配付になっているわけけれども、そのほかに各部門で、例えばチラシだとか、お知らせだとか、住民に周知徹底のためのそういうチラシだとか、あるいは刷り物だとか等が入ってくるんですね。それらの各部門の集約の関係について、たまたま自治連の市の方の会議はたしか20日前後だったかと聞いておりますけれども、それを受けて月末に各地区の自治会長会議が開かれて、そして住民に徹底されるのが月の本当に末か、あるいは月初めになるんですね。当然回覧板を回しますから、縮小コミュニティになりますと5軒から、多いところは20軒ぐらい抱えている組長さんがいますから、なかなか徹底ができない部分がございます。非常にそういう資料が多いということと、それぞれ各部門での集約というのは、現状どのような形になっているのか、ちょっとお聞きをしたい。 287: ◯森沢委員長 河西市民対話課長。 288: ◯河西市民対話課長 行政の依頼事項が年間110件近くございます。それで、毎月、自治会連合会の方の正副会長会議で内容、それから配付時期を審査していただきまして、配付時期につきましては、各地区の行政の基本的な考え及び自治会の考えですと、各地区の自治会の会長会議、このときまでにお届けをするというふうに基本的になっておりますが、各部で執行する分につきましては、事業推進の経過もございます。それから、地区の個々に対する事業もございます。そういうこともございますので、なかなか私どもとしても把握ができないのが現状でございます。ただ、自治会長さんの皆さんに御苦労をかけるということがございますので、各地区の自治会長会議の開催のスケジュールを各部局にお渡しをして、それを見ながら、極力自治会長会議のときに配付ができるように伝達をしてまいりたいと考えております。  以上でございます。 289: ◯森沢委員長 清水(保)委員。 290: ◯清水(保)委員 わかりました。ただ一点、要望しておきたいんですけれども、さっきの地域住民に知らせるためには、月初め、大体10日前後、その辺がタイムリミットだと思うんです。各部門で行事、あるいはイベント等を知らせる部分については、定期的なものについては広報で多分知らせると思うんですけれども、各所管の中でいろいろ事業を決めて、緊急に決まった部分もあろうかと思いますけれども、できれば自治連の会長、そして地区の自治会長さん、そして末端である組長会員等に間に合うような手だてを各部門に徹底をしていただければ大変ありがたいということで、突如とするイベントだとか、お知らせだとかはあろうかと思いますけど、その点については、当然自治会長宅へまた配付をするということになろうかと思いますけれども、ぜひともその部分については徹底をしていただいて、各自治会長さん方のできるだけ職務を軽減するような、また各市民に十分に行き渡るような配慮をお願いして、要望として終わります。  以上です。 291: ◯森沢委員長 中込委員。 292: ◯中込委員 きのう総括質問で不適切な発言を、冷血動物という申しわけないことを言いまして、職員の皆さんに大変不愉快な思いをさせたと思いまして、夕べ一睡もできなくて、深く反省をしまして、どうも申しわけありませんでした。質問する資格はないんですが一つお願いします。  賦課徴収費が少しふえているんですが、私の勉強不足なんですが、年度、まとめて市民税幾ら、いつでもそうですが、集まりますね。それにかける金、そういうものの基準というか、利率というか、よその同等の市の、これかけ過ぎてもいけないし、かけなくてもいけないという、その基準値というのはあるのか。 293: ◯森沢委員長 相良収納管理室長。 294: ◯相良収納管理室長 賦課徴収費ということでございますが、全国的な基準はございません。それは税目が市民税とかいろいろ分かれております。そして歳入の量も、法人市民税であればそんなにかけなくても徴収ができるということがございますので、全国一律にそれを比べるというのはございません。 295: ◯森沢委員長 中込委員。 296: ◯中込委員 比べ方はないけれども、比較ができるということはありますか。そうしなきゃ、これ、やたら多くかけているけれども、割合効果が上がっていないところもある。それは類似の都市を比較してみればすぐ出てくることじゃないですか。そこら辺もないと、集まる金の何%ぐらいこっちにかけていいのか、そういうことも別に関係ない。 297: ◯森沢委員長 相良収納管理室長。 298: ◯相良収納管理室長 今、賦課徴収費ということで、賦課と徴収両方ございまして、まさに賦課というのは、今言ったとおり、内容的には個人市民税、法人市民税、これは大分使途が違います。それでまた、歳入については、法人市民税が多いところであれば、そんなに人が要らないということですから、一律ではそれは比べられない。  また、今度は徴収でございます。これについては、収納率が違うという状況が全国的にございます。私どものところを言いますと、昨年の実績、過年度につきましては7億5,000万円ほど徴収しております。これは15人の係長が行っております。ですから、1人5,000万円ほど徴収している。現年度を入れればもっとふえますが、そのような形で徴収をしております。しかしながら、これはただお金を取るということだけではなく、やはり滞納整理ということで、その差し押さえをする。また、まさに実態調査をして、きめ細かい対応をするということになりますと、当然人が多くなるということでございます。ですから、それは各町村都市の実態に合わせてその人数が決まっていくということでございます。 299: ◯森沢委員長 中込委員。 300: ◯中込委員 大体わかりましたが、多少はやっぱりよそのことも見るということも必要かなというふうに思いました。  以上、質問はそれで終わります。
    301: ◯森沢委員長 ほかにございますか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 302: ◯森沢委員長 以上をもって一般会計歳出第2款総務費の審査を終了いたします。  次に、一般会計歳出第9款消防費の審査に入ります。  当局から説明を求めます。  都築危機管理対策室長。 303: ◯都築危機管理対策室長 それでは、9款1項消防費につきまして御説明を申し上げます。  『予算書』の136、137ページをお開き願いたいと思います。  消防費につきましては、1項1目の常備消防費から4目の水防費まででございます。関係いたします所管部は、消防本部、企画部、都市建設部でございますが、説明につきましては、私が一括して説明を申し上げて、御質問等に関しましては、各担当で答弁をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  なお、金額につきましては、『予算書』に記載されておりますので、省略させていただきますが、御理解を賜りますようお願いを申し上げます。  まず、1項1目常備消防費でございますが、説明欄記載のとおり、甲府地区広域行政事務組合消防費負担金ほか2件に要する経費であります。対前年度比で減額となっております主な要因は、消防費負担金の減額によるものであります。  次の2目非常備消防費は、甲府市消防団の消防施設の整備及び消防団の被服や備品など、消防団の維持管理に要する経費であります。対前年度比で増額となっております主な要因は、千代田分団本部拠点施設新築工事費を計上したことによるものであります。  主な節につきまして御説明申し上げます。  1節報酬は、消防団員1,213名分の年報酬額であります。  8節報償費は、予定をしております消防団員45名分の退職報償金が主なものでございます。  9節旅費は、消防団員の出勤に係る費用弁償が主なものであります。  11節需用費は、消防団員の被服費、消防ポンプ自動車等の維持管理費及び分団詰め所の修繕などに要する経費であります。  15節工事請負費は、耐震性貯水槽設置工事1件及び千代田分団本部拠点施設新築工事の工事請負費が主なものであります。  18節備品購入費は、計画的に更新を行っております小型動力ポンプ積載車3台と、小型動力ポンプ3台の購入費が主なものであります。  19節負担金補助及び交付金は、消防団員等公務災害補償等共済基金負担金、甲府市消防団分団運営費補助金が主なものでございます。  次の3目防災費につきましては、市民の生命と財産を守るために必要な非常用貯水槽設置事業などの防災対策に要する経費であります。対前年度比で増額となっております主な要因は、非常用貯水槽設置工事に要する工事請負費の増額によるものであります。  主な節につきまして御説明申し上げます。  1節報酬は、甲府市防災会議委員11名の報酬及びコミュニティ防災センター嘱託職員3名の報酬であります。  11節需用費の主なものは、非常用備蓄食糧等の更新に要する消耗品費及び防災行政用無線に係る事業用器具修繕費などであります。  12節役務費は、自主防災組織の訓練時に使用する消火器の薬剤詰め替え手数料及び衛星携帯電話などの使用料であります。  138、139ページをお開きください。  13節委託料は、『我が家の防災マニュアル』の改定に要する経費。防災行政用無線設備の保守点検及び緊急用浄水器などの保守点検に要する経費であります。  15節工事請負費の主なものは、非常用貯水槽設置工事に要する経費であります。  18節備品購入費は、消火栓器具格納箱、避難所用の防災資機材及び防災倉庫を整備するのに要する経費であります。  19節負担金補助及び交付金は、非常用貯水槽の点検清掃負担金であります。  次の4目水防費は、水防活動に要する経費であります。  主な節につきまして御説明申し上げます。  1節報酬は、水防協議会委員の報酬であります。  12節役務費は、ポンプ発電機等設置手数料であります。  13節委託料は、土のうの作成委託料であります。  16節原材料費は、土のうの作成に必要な砂などの原材料費であります。  19節負担金補助及び交付金は、富士川水防連絡会負担金であります。  まことに雑駁な説明でありましたが、以上で9款1項消防費の説明を終わらせていただきます。審査のほど、よろしくお願いいたします。 304: ◯森沢委員長 説明は終わりましたが、1項1目常備消防費については、甲府地区広域行政事務組合への消防費負担金及び消火栓設置にかかわる負担金でありますので、その範囲で質疑されるようお願いをいたしておきます。  それでは、質疑に入ります。  質疑はありませんか。  斉藤委員。 305: ◯斉藤委員 消火栓の設置の問題ですが、備えあれば憂いなしで、そういう災害に備えることは極めて重要であります。そこで、消火栓の未設置については1,588万4,000円計上してありますけれども、何基分計上してあるんですか。 306: ◯森沢委員長 松本警防課長。 307: ◯松本警防課長 平成22年度は19基の計画を用意してございます。 308: ◯森沢委員長 斉藤委員。 309: ◯斉藤委員 19基ですけど、今の設置率はどのくらいですか。 310: ◯森沢委員長 松本警防課長。 311: ◯松本警防課長 平成21年4月1日現在で甲府市は2,811基でございます。年度中に15基の公設消火栓を設置いたしまして、また開発により5基設置されたため、現在基数で申しますと2,831基でございます。なお、平成22年度の19基を設置することによってほぼ基準は満たされます。  以上です。 312: ◯森沢委員長 斉藤委員。 313: ◯斉藤委員 ほぼ基準に達するということでありますね。そこで、この前私がこの件について申し上げましたけれども、今後もあることですけれども、例えば区画整理みたいなところへは、十分横の連絡をとりつつ、それらについては消火栓の設置をある程度義務づけるというふうな指導をやってほしいというような話をしたんですけれども、その後、そういうようなことについてはおやりになったんですか。今5基云々という話が出ましたから、恐らくやったと思うんですけれども、その辺はいかがですか。 314: ◯森沢委員長 松本警防課長。 315: ◯松本警防課長 開発行為を行う場合は、甲府市開発指導要綱に基づきまして、開発業者に消防水利の基準を指導いたしまして、また開発指導担当者とも協議の上、開発業者に設置していただいておるところでございます。  以上です。 316: ◯森沢委員長 斉藤委員。 317: ◯斉藤委員 わかりました。そのようにおやりになっていられるようでありますから、その点は十分理解をいたします。  消火栓格納箱の設置について、この点についても予算が備品購入費として990万円云々で計上されています。これは何個予定しているんですか。 318: ◯森沢委員長 藤巻防災対策課長。 319: ◯藤巻防災対策課長 毎年度30基の格納箱の設置を進めておりまして、平成22年度におきましても30基の予算を計上させていただいています。  以上です。 320: ◯森沢委員長 斉藤委員。 321: ◯斉藤委員 30基を予定されているということですけれども、30基予定されたのを完全に消化したとして設置率はどのくらいになるんですか。 322: ◯森沢委員長 藤巻防災対策課長。 323: ◯藤巻防災対策課長 現在の設置率が56.6%でございます。これは、今年度私どもで設置をしました30基、それに開発で設置をしました5つ、並びに地元からの寄附、維持管理の面もありまして寄附していただいた部分があるんですが、これを含めて、平成21年度、現在のところ42基ふやしまして56.6%という数字になっております。 324: ◯森沢委員長 斉藤委員。 325: ◯斉藤委員 この辺については、消火栓の場合と違って極めておくれているという感は免れないと思うんです。したがって、これらのことについて、ぜひその率を上げられるように、今後予算化に十分努めていただきたい、このことは強く要望しておきたいと思います。  そこで、せっかく格納庫を設置するについて、これらの設置場所における訓練ですか、設置をしたはいいけれども、使えなかったというようなことでは何もならないわけですから、それらについての訓練というか、そういうものはちゃんと出席を強く要請して、そして出てきていただいて、おやりになっておられるのかどうか、その辺の実施状況について御説明いただきたいと思います。 326: ◯森沢委員長 藤巻防災対策課長。 327: ◯藤巻防災対策課長 私どもで、消火栓の取り扱い器具の訓練を年間2回しております。平成21年度では、第1回目が11月27日、2回目が2月20日に行っているんですが、これはリーダー研修会の中で操作訓練を行っているんですが、消火栓の格納箱を設置した自治会におきましては3名以上の出席をということで、直前までフォローをしまして、必ず出ていただけるように指導をして、現場に来て消火栓を触っていただいて訓練をするように努めております。 328: ◯森沢委員長 斉藤委員。 329: ◯斉藤委員 それは、それぞれの人に一堂に集まってもらって、要するに各3名ずつ集まってもらって、そこで皆さんにそういうふうな訓練の手法を教えてやって、その人たちがまた現地へ帰って地域住民を集めてやるというのが一番理想なんですよね。そういうことはやっておるのかどうかというフォローまでして、丁寧に御指導なさっているのかどうか、その辺についてはどうなんでしょうか。 330: ◯森沢委員長 藤巻防災対策課長。 331: ◯藤巻防災対策課長 消火栓の器具の取り扱いの訓練を、各自治会単位でもやっております。先週の3月7日ですか、雨が降ってしまってできなかったですが、例えばこれは寿町の自治会で、自治会単位で訓練をしたいということで、職員を派遣する予定だったんですけれども、雨天で中止にはなっていますけれども、そんなものを含めまして、年間で防災コアも含めて私どもで50回程度の訓練指導をしております。その中で、昨年の広報にも出させていただいたんですが、自治会ごとの訓練をやる場合には、私どもで職員を派遣しますのでということで、自治体単位の訓練を呼びかけております。その中で、器具の取り扱い訓練も行って、住民の方々に実際触っていただいて、地元の消火栓を使えるようになるように指導しております。 332: ◯森沢委員長 斉藤委員。 333: ◯斉藤委員 ぜひ、今後もそういう点について徹底してもらいたいというふうに思います。それは、参加した人たちに、極端に言うと、今後現地でやるのはいつですかということを報告してもらうということも含めて、フォローアップをさらにしながら、この徹底を図ってやります。そして、災害時に備え得るような体制というのをつくっていただきたい、このことを強く要望して終わります。 334: ◯森沢委員長 内藤委員。 335: ◯内藤委員 同じく3目の防災費についてお伺いします。防災費の中に総合防災訓練費というのがついてございますが、これは学校なんかの校庭で行われている消防訓練、防災訓練でしょうか。 336: ◯森沢委員長 藤巻防災対策課長。 337: ◯藤巻防災対策課長 総合防災訓練費で計上させていただいていますのは、毎年9月1日に総合防災訓練を行っています主会場の部分の経費の計上をさせていただいています。 338: ◯森沢委員長 内藤委員。 339: ◯内藤委員 昨年度行った状況と、防災訓練をやった中で、多分課題というのが出てきたと思うんです。ですので、課題がありましたらそれを述べていただきたいことと、その課題を踏まえて、平成22年度はどんなふうに総合訓練を進めていくのか、その辺のところを御説明願います。 340: ◯森沢委員長 藤巻防災対策課長。 341: ◯藤巻防災対策課長 昨年の総合防災訓練は、9月21日に羽黒小学校で行いました。参加人員が1,732名、甲府市、また防災関連機関、地域の住民の方、さまざまな方を含めて1,732人を参加をいただいて行いました。訓練の中で、特色としましては、道路の狭隘な部分で、大型車両の進入のできない訓練会場だということで、各防災関連機関と事前の打ち合わせの中で、大型の機械は入れないようにということを、小型のものでどんなものがどう運べるかということで協議をして訓練を行いました。  その中で、県の消防防災ヘリコプターも参加をしていただきまして、赤富士から荷物の搬出の訓練ということも行いました。訓練としては2回目なんですが、福祉避難室の訓練を一昨年の中道に続いて羽黒小学校で行ったわけですが、私どもも地元もまだなかなかふなれでして、今回初めて実際に障害をお持ちの方に参加していただいたんですが、その辺の障害者の方がおいでになるということが、地元の連合会長さん方がよく存じてなかったということで、事故のないように防災訓練をスムーズにやるには、もうちょっと密の連携が必要なのかというふうに、私自身、反省をしております。いろいろな防災関連機関、あるいは毎年会場が違いますので、いろいろな地元の状況を勘案する中で、最大限効果のある訓練をやるように今後も心がけたいと思っています。  以上です。 342: ◯森沢委員長 内藤委員。 343: ◯内藤委員 ありがとうございます。あれだけの大きなイベントを、その都度違う場所でやるということは、今おっしゃるとおり、ほんとうに大変なことだなと思いますね。いろいろな食い違いや、連携の取り違いとか、いろいろなことが生じてくるのではないか。ぜひ平成22年度はそういう点に気をつけていただきたいということを一つお願いすることと、それから、小学校の庭を借りて、当然小学校の子供たちも参加者として参加するわけでございます。そのときに現場の先生方がおっしゃるのには、事前の話し合いとか連携がとりにくかったと言うんですが、その辺はどうでしょうか。 344: ◯森沢委員長 藤巻防災対策課長。 345: ◯藤巻防災対策課長 総合防災訓練、先ほど話したとおり、毎年違う小学校をお借りしてやります。せっかく小学校でやりますので、児童の方、また学校の先生にも参加していただくということが大前提で行っておりまして、5月に会合を持ちまして、毎月1回、また必要であればそれ以上に会合を重ねて、準備をして9月1日を迎えているわけですが、皆さんの都合もなかなかそろわないこともありまして、連絡は密にするようにしておるんですが、今後またその辺も注意をしまして、十分に意思の疎通ができる段階で訓練ができるように心がけたいと思います。 346: ◯森沢委員長 内藤委員。 347: ◯内藤委員 ありがとうございます。確かに、おっしゃるような障害者の方がいたんですね。その方への配慮もちょっと何か落ちていたというような地域からのお声もございましたり、それから、消防の方から出向してくださる方が、上手な方と下手な方がいらっしゃるんですって。申しわけありません。とっても上手に連携をとって、具体的にわかりやすく御説明していただいた年度の方と、全く説明が、専門用語とかたくさん使われたりして連携がとりにくかったというような先生方の評価なんですね。その辺のところを、皆さんどうしても専門のお立場で、専門のお言葉で、専門のいろいろな方法でおやりになるんでしょうけれども、見たり、それから体験したりするのは素人なものですから、その辺をまた留意されて、ぜひ平成22年度は対応していただきたいなと思います。  先ほど斉藤委員がおっしゃったように、これからの防災訓練というのは、今までのショーのような防災訓練、昨年も申しましたが、ぜひそういった取り組みではなく、体験型、そういうものを多く取り入れていただきたいという点で、平成21年度はどうでしょうか。そして平成22年度、どんなような考え方でいらっしゃるか、ぜひお願いします。 348: ◯森沢委員長 藤巻防災対策課長。 349: ◯藤巻防災対策課長 せっかく1,700名の方に防災訓練に来ていただいて、ショーを見せるということではなくて、やっぱり体験をしていただくこと、実際に自分が災害に遭ったときにはどうしたらいいかということを考えるような防災訓練にしたいというふうには思っています。また、内容については、これから詰めて、より皆さんの御期待に沿えるような防災訓練を目指したいと思います。  以上です。 350: ◯森沢委員長 内藤委員。 351: ◯内藤委員 ありがとうございます。  最後に、予防のような形で終わってしまいますが、もう一点、学校側の方から要望があったのは、子供たちが見学する部分で、テントをいつも要望しておるんですが、それは市から用意するものなのでしょうか。要望書は出ているようなんですが、子供たちは昨年、炎天下で、反対側の子供たちは日陰でよかったんですが、要するにテントも何もないところ、4年生、5年生、6年生のところは、本当に皆さん首から汗だらだらにした感じで見学していたんです。現場の先生方に申しましたら、テントの要望を出しているんですが、なかなか応じてもらえなかったというような要望でございました。 352: ◯森沢委員長 藤巻防災対策課長。
    353: ◯藤巻防災対策課長 テントが足りないということで、大変申しわけないと思います。昨年度もテントは27張私どもの方で用意をして、参加団体、参加される方に御利用いただいているんですが、なかなか児童の方々の分までは回っていないということなんで、今年度、事前の打ち合わせのときに、その辺をよくお聞きをして、できるだけ対応したいというふうに思います。  以上です。 354: ◯森沢委員長 内藤委員。 355: ◯内藤委員 御配慮、すいません。私ども議員のところのテントなんて少なくよいのでありまして、ぜひ子供たちの方に回していただくような方策をとっていただきたいなと思います。  最後に、もう一点なんですが、これは消防の管轄になるかどうかわからないんですが、消防団の事務事業について、お答えしていただける範囲内で答えていただいて結構でございます。一点だけ。消防の出初め式、毎年参加させていただきまして、本当に寒風の中を皆さん、消防団員の方々、婦人も、それからまた一般の木遣りの方々といいますか、すばらしい、勇壮な消防団の儀式に参加させていただいておるのですが、その式典を行うに当たっては、どちらが主に進めていらっしゃるんですか。 356: ◯森沢委員長 水野次長。 357: ◯水野次長 甲府市消防出初め式という名称になっておりまして、所管は、私どもが事務局で担当しております。ただ、その中で主体は、甲府市消防団の方が中心的に600名ほど参加いただいております。それ以外に常備消防の方から、広域の方ですけれども、30名ほどの職員が参加する中で出初め式を行っております。 358: ◯森沢委員長 内藤委員。 359: ◯内藤委員 ありがとうございます。恐らくどちらが主なのかというふうに答えて、両輪でやっていくことだと思います。その事前の打ち合わせ等も、当然当局と、それから消防団の方と連携をとりながら進めていくと思いますが、その式典の時間でございますが、地域の方や、私ども参加した議員も常々思うんですけれども、ことしはちょうど1時間くらいで終わったように思いました。出入りも全部、最初から最後まで。でも、寒風の中でございまして、ふだん訓練は受けている方たちですので、一般の方たちよりかも、そういう部分では対応できるようにはなっていると思うんですけれども、そういった式典の時間を短くするような、平成22年度、決まってはいるんでしょうけれども、そういう何かお考えは持っていらっしゃるでしょうか。 360: ◯森沢委員長 水野次長。 361: ◯水野次長 昨年実施いたしましたときに、消防団員の中から数名ぐあいが悪くなって救急車で運ばれたというような状況もお伺いしておりまして、ことしの1月のときには、昨年よりも短縮化してやったところでございます。今回、私も初めて参加したわけですけれども、確かに寒い中での出初め式になりますので、そういったことがないように、また消防団の方と協議しながら、時間短縮に努めてまいりたいと思います。 362: ◯森沢委員長 内藤委員。 363: ◯内藤委員 ことし参加したときに、非常に工夫していまして、消防団が前は1分団ずつ行進していったんですけれども、そこを工夫されまして、3分団ぐらい一緒に行進されまして、随分時間を短縮されているんだな、努力されているんだということも感じましたし、そういった1人1人の来賓の御紹介なども、名前をまとめてもよろしいんじゃないかというようなお声も議員の中から出ております。そういったことをちょっと工夫するだけで、本当に5分、10分の時間というのが短縮できることは間違いないと思いますので、平成22年度、御努力をお願いいたします。  以上でございます。 364: ◯森沢委員長 ほかにございますか。  飯島委員。 365: ◯飯島委員 質問というよりは、いろいろ教えていただきたいというスタンスでいきたいと思います。  日ごろから防災、あるいは消防にかかわっている皆さんには、本当に敬意を表するものです。毎年、我々の公務で、大体出初め式が一番最初の公務なんですが、寒くて嫌だなという正直気持ちもあるんですが、皆さんの行進を見ながら、また一年間お世話になるのかなと思うと、本当に頭が下がる思いです。そんな思いも含めながらお聞きをしたいのですが、消防団の消防本部と地域の消防団という組織があって、まさに今、消防団員の不足、充足率とよく言われるんですが、それが問題になっているんですが、リクルートの責任というか、それは個々の消防団に任されているとは思うんですが、なかなか充足率の数字が上向かないという中で、消防本部と消防団のその辺の団員充足については、どんな話し合いというか、組織的に具体的な努力がされているのかというのを教えていただけますでしょうか。 366: ◯森沢委員長 水野次長。 367: ◯水野次長 消防団の充足率につきましては、昨年の4月1日現在、条例定数1,333に対しまして1,210名おりまして、その後、中途退職等自己都合でおやめになった方と、それから団員としてまた入ってくれた方がおりまして、入ってくれた方が25名で、退職された方が23名、今現在1,212名の状況でございますが、委員おっしゃるように、団員の確保の問題につきましては、全国的な問題でございまして、国を挙げまして団員確保に勉めているところでございまして、そういった中、本市といたしましても、例えば平成21年度の例ですけれども、まずは市の職員に団員に加入していただきたいという考えの中で、消防団の執行部が市の職員で消防団に加入している方にまず働きかけを行いまして、そこの中で加入促進説明会を開いて、また加入している団員が周りの職員に働きかけてもらって、消防団に入ってくださいと、そのような取り組みもいたしました。また、OBの団員に再入団をお願いしているという状況もございます。  あと、一般的になりますけれども、広報こうふとか、甲府市のホームページへ掲載するとともに、あと、大学で、リクルート活動で私どもが呼ばれるときがありまして、そういったときに、例ですと山梨学院大学とか山梨英和大学、山梨県立大学へお伺いしたときには、消防本部としてのリクルートと同時に、学生団員を募集しておりますというような形でチラシをそこで配布したり、なおかつ学校の事務局にお願いいたしまして、常備で設置して加入促進を図らせてくださいという、そういうお願いもしております。  そういった中ですけれども、それ以外といたしまして、やはり消防団の処遇改善ということも必要になると思いますので、昨日、条例改正を御承認いただきましたけれども、消防団員の報酬の改定を行いますとか、それ以外には、防火衣であるとか、その活動服を整備して、消防団の方が安全安心して活動できるような環境を整えて、多くの方に加入をしていただきたいと考えております。 368: ◯森沢委員長 飯島委員。 369: ◯飯島委員 ありがとうございました。まさに私も思っていて、また、たまたま自治会長もやらせていただいている中で、私の地域の相川地区も、充足率は90%を超えているみたいなんですが、一般的な地域と同じで、高齢化になって団員がやめちゃうと補充が難しいという現状の中で、どうにかしなきゃいけないんじゃないかという取り組みをしている中ですが、今おっしゃったように、市の職員の皆さんが、これは防災活動に限らず、地域の方と少しでも交流して、特に非常時にふだんから顔なじみの人がいろいろやってくれるのと、非常時だけ市の職員の立場で情報をもらったり、いろいろな知識があるからくれるというよりも、常日ごろからそういう交流をしていると非常時の活動もしやすいなんていうこともあると思いますので、ぜひ、市の職員の皆さんをターゲットというか、リクルートする促進説明会というのを開いていただいて、できればどのぐらいの頻度でやるのか、あとは、今申し上げたように、最終的にはそのフィールドは自治会というか、現場はその都度市町村の自治会になると思いますので、自治会連合会を通してでもいいですから、そこに周知して、それなりの自治会長なり、自治会連合会の会長なりを呼んでいただくとか、既にやっているのかもしれませんが、私が知らないだけですね。そんなこともやっていただきたいなというふうに思います。  あと、処遇の改善というのをもちろんきのうも可決したところでありますが、それをもっともっと考えていただければなというふうに思います。2年前の予算委員会で同じような質問がされて、たしか長野県では県税がちょっと控除されると、消防団員には。県の案件なんで甲府市とはそんなにすぐに比べものにはならないんですが、財政も厳しい中ですが、そんなふうなアドバンテージができるかどうか、また、今お考えかどうか、その辺をちょっとお聞きしたいと思います。 370: ◯森沢委員長 水野次長。 371: ◯水野次長 今議員がおっしゃる長野県の例につきましては、消防団の協力事業所の考えの中で、県税といたしまして法人県民税を減額する。いわゆるそこの従業員の方が消防団に加入することによって県税を減額するという制度が設けてございますけれども、本市の場合は県税というわけにもいきませんので、そういったことがあるということはまた山梨県の方も承知していると思いますけれども、そういった機会をとらえてまた県の中で御検討いただけるかどうかということは、また働きかけをしてまいりたいと思いますが、同じ制度の中で、私どもの中でもございますが、消防団協力事業所表示制度というのがございまして、その中で消防団活動への積極的な御配慮をそういった企業にはいただいているとか、また団員確保に努めていただけるという、そういう制度もございまして、今現在、そういった協力事業所の指定をしている事業もございます。  以上でございます。 372: ◯森沢委員長 飯島委員。 373: ◯飯島委員 あと、処遇改善にちょっとまた移りますけど、「消防団活動に御理解と御協力を願います」と、こういったチラシが、これは総務省の消防庁から出ているんですが、入団後、原則として報酬が支給されるとか、この辺、私も自治会長にならなきゃ知らなかったことがとても多くて、リクルートの際に、こういうことを知ってる、知らないじゃもちろん全然違うこともあって、ぜひこういう広報も、もちろんされているとは思うんですが、日ごろの消防活動以外にこういう活動も、とても大変だとは思いますけれども、持続する報酬を考え得るためにも、ぜひこんな広報活動も考えていただきたいと思いますが、御意見があったらお願いしたいと思います。 374: ◯森沢委員長 水野次長。 375: ◯水野次長 処遇の問題につきましては、積極的なPRを今後またやっていきたいと思いますが、具体的には、そういう福利厚生的な面といたしまして、例えば活動中に事故等起きた場合には公務災害の制度があるとか、また、お亡くなりになってしまったときには賞じゅつ金制度でありますとか、そういったものは確かにあるんですけど、それ以外といたしましては、甲府市の消防団の場合につきましては、例えば健康診断につきまして、私どもの市の事業予算で健康診断を受けていただいて、日ごろから健康に気をつけていただくとか、そういった面でもやっておりますので、そういった点を含めて広くPRしていきたいと考えております。 376: ◯森沢委員長 飯島委員。 377: ◯飯島委員 最後に、私の意見ですけど、市の職員の方に入ってもらったらとてもいいというふうに先ほども申し上げましたが、市の諸君の方も日ごろ自分の仕事があって、プラスこういう団員に入るとまた大変だというのももちろんあるんですが、入ったときの、これは管轄が違うのかもしれませんが、今、自己評価とかそういうのがあるんですが、市の職員に対するアドバンテージというのは、私は、まじめな話、考えた方がいいと思います。もし御意見があったら言ってください。そういうお考えがあったら言っていただきたい。これをもって終了したいと思います。 378: ◯森沢委員長 水野次長。 379: ◯水野次長 じゃ、私の所管ではないが、一般論としてですけれども、市の職員の中の、あれは行政改革の項目だったかと思うんですけれども、地域の活動に参加しているかどうかという指標がございまして、そういった中、例えば消防団活動に参加しているとか、地域の清掃活動に参加するとか、そういった公務員として、当たり前のこととして地域の中へ溶け込んで活動していくということが求められると思いますので、そういった点で、また甲府市の制度として、そういった点が評価されればよいんじゃないかと個人的には考えております。 380: ◯森沢委員長 石原(剛)委員。 381: ◯石原(剛)委員 じゃ、やらせていただきます。消防団の話を引き続き。  積載車と動力ポンプですけど、今回も更新を計画されていると思うんですけれども、現状と、それから平成22年の結果として、どこまで充足をするのか。車両はもともとかなりたくさんあったような気がしたんですけれども、状況と本年度の計画を教えてください。 382: ◯森沢委員長 水野次長。 383: ◯水野次長 消防団の車両につきましては、ポンプ車が27台、それから可搬式の動力ポンプを積算する積載車が63台、合計90台ございます。そういった中、この積載車等を更新していくわけですけれども、何分車両台数が多いものですから、年次更新計画の中では毎年4台ぐらいを目安に更新していくという形をとっております。そうした中、今年度の平成21年度につきましては、当初は4台の更新を計画しておったわけでございますが、総務省の方から1台救助資機材を積載した積載車をいただけるということで、これは千代田分団に交付したわけですけれども、そういった形で1台交付ができましたので、平成21年度については5台の更新ができました。来年度につきましては、毎年4台更新を計画しておりますので、本年度前倒しでやったものですから、来年については3台の更新を考えております。小型動力ポンプにつきましても、同じく今年度4台、来年度は3台という形で更新を考えております。 384: ◯森沢委員長 石原(剛)委員。 385: ◯石原(剛)委員 ポンプ車が27台、積載車が63台で、合わせて90台ということで、これで充足率というのは100%になっていて、しかしながら、更新はそうやってその中でやっているというふうに理解すればいいのでしょうか。 386: ◯森沢委員長 水野次長。 387: ◯水野次長 車両等の整備基準につきましては、総務省の基準を100%以上クリアしております。 388: ◯森沢委員長 石原(剛)委員。 389: ◯石原(剛)委員 ありがとうございます。それで、あと被服です。5年計画で、活動服というんですか、新入団員が先ほどのお話だと25人いらっしゃるんですよね。そういう方々には被服を支給すると。あと、防火服というのもあるんですかね。これは活動するときのあれですかね。そういったことで、被服なんかについてはすべて充足しているというふうに理解してよろしいのでしょうか。 390: ◯森沢委員長 水野次長。 391: ◯水野次長 被服等につきましては、5年計画で整備をしてまいりましたので、一通りはそろっているわけでございますが、その後、新入団員等で体型等違った方も入ってまいりますので、平成22年度の予算につきましては、活動服関係、作業帽とか、編み上げ靴とか、それから革手袋とか、そういうものがもろもろございますが、約60名分の新入団員分として予算要求をさせていただいております。また、それ以外のものといたしまして、既に配付した団員の中にも古くなっているものもございますので、整備計画の中では、そちらの方で280ヶほど用意をしていこうと考えております。 392: ◯森沢委員長 石原(剛)委員。 393: ◯石原(剛)委員 不足はないということで、意を用いていらっしゃるということだと思います。じゃ、消防団のことはそれで。  あと、防災の資機材の備蓄、これについてお尋ねしたいと思います。いつ何があってもいいようにということで、防災資機材を整備されてこられました。先ほどの説明では、食糧については、もう既に終わったから、あとは賞味期限が来たというか、それの更新ということだとお聞きしましたけれども、食糧、それから毛布、あとトイレですか、防じんマスクを新たに追加したらしい。それから粉ミルクと、ここら辺のものがそれぞれ備蓄されていると思いますが、平成22年の計画ですね。それぞれどのような状況に年度末になる予定なのか、不足はないかということをお聞きしたいと思います。 394: ◯森沢委員長 藤巻防災対策課長。 395: ◯藤巻防災対策課長 備蓄について、委員の御質問にお答えしたいと思います。  食糧につきましては、おっしゃるとおり備蓄数は100%できておりまして、昨年から期限切れに伴う更新の部分の入れかえをしております。それで、資機材なんですが、トイレにつきましては、昨年補正で認めていただいて、240基購入をいたしました。これは一般用のトイレ、それに高齢者用のトイレと要援護者用のトイレ、合わせて240基を用意いたしまして、現在、市の倉庫あるいは地区の倉庫を含めて260基の災害用の備蓄トイレの配備が終わっております。これにあわせて、本会議の答弁の中でも言いましたが、便袋として、消耗品として昨年度12万袋の用意をしまして、13万袋を超える量を今備蓄して、これも各倉庫に配布してあります。それと、トイレットペーパーも必要なわけで、各倉庫に1箱ずつ配備を終わりました。  あと、粉ミルクに関しましては、以前からの高齢者とか要援護者にもこれは使えるのではないかというお話をいただきまして、昨年から量をふやしまして、なおかつ平成21年度では、今まで900グラムの缶であったものを300グラムの缶で、若干割高にはなるんですが、300グラムの缶にして3倍の数、3分の1の量のものを3倍ということで、量的には同じなんですが、より小分けにできるように配慮いたして倉庫に配備をしております。  毛布も12月の補正で1,200枚増加をさせまして、今8,300枚余りの配備が終わっております。必要な量としましては1万3,357枚、これは住居制約者の65%を目標にということで、1万3,000枚余りの数字を目標としております。これはまた続けて備蓄をしてまいりたいというふうに思います。  以上です。 396: ◯森沢委員長 石原(剛)委員。 397: ◯石原(剛)委員 ということで、資機材の中では、あと毛布がちょっと、今後目標に向かってやっていくということで、それ以外については、この間の努力もありまして充足されているということで、何が起きるかわからないんですけれども、そこら辺については問題がないと。したがって、目標を満たすように努力されたということで、ありがとうございます。  以上です。 398: ◯森沢委員長 鈴木委員。 399: ◯鈴木委員 まず消火栓の格納箱の件でお伺いをいたします。以前も同一の質問をしたんですけれども、初期消火というのは非常に大切でして、斉藤委員の方からも、地元での訓練をというような先ほど要望もあったところであります。また、設置率も56.6%ということで、非常に低いですけれども、これは100%にしていくというのはなかなか、やっぱり設置する場所もあったりして、非常に大変だということもわかっています。  ただ、前回もお話ししたとおり、私たちの自治会でも新しく要望をしたところはリーダー研修会等に行って消火栓の取り扱い方を勉強し、また地区の消防分団、自治会連合会の方でも、できるところは実際の消火栓をあけて、放水をしてやってみようという訓練を実施しているところなんです。私も、一昨年、そういうことで、結構水浸しになりますから、夏やろうということで、夏、消火栓をあけられるところで、消防団からの指導のもとでやったんですよね。そうしたら、たまたま幸運というか、不幸というか、それから数か月後、深夜ですけれども、私のお家の近所が火事になりまして、やったことがある方が多かったので初期消火ができたんです。最初、本当にお隣の方たちが、火事だということで、庭のホースを持ってきてこんなやったんでけれども、消火栓ができるということでやって、他区の消防分団、また甲府消防の方で来る前に初期消火でこれを出すことができましたが、残念ながら古い民家だったので全焼して亡くなった方もいたんですけれども、地域の皆さんは、初期消火ということに対して、やっぱり大切じゃないかなと。もう一度見直そうということで、もう一遍そこの場所で、しないときもあるから、ちゃんとホースをつないで、だれでもができるようにしておいた方がいいかということで、その後もう一度訓練をしたんです。  ホースは格納箱に3個入っているんです。20メートルということで、全部つなぐと60メートルになって、結構周りの方が来てくれたんですけれども、そのときにはつないで、どのぐらい延びるか、北の方へ持っていったり、南の方へ持っていたりしたら、参加した人のほとんどの方が、うちには届かんぞ、全然届かんじゃないか、こんなこんじゃ逆に困るという話がありまして、以前そんな話を防災対策の方にもお願いしたんですけれども、そのときにも、その場合には240メートルに1個だから、隣の消火栓の格納箱のところに行けばあるから、それを持ってきてくれと言ったんですけれども、ないということなんですよ。ないから届かないということなので、圧力等も見てみたら、1回半ぐらいひねるだけで、私がやったところは非常に圧力があったので、4本使うと圧力がなくて水が出ない可能性もあるなんていう話はしたんですけれども、なかなか消火栓箱の普及率も上がらなかったりするけれども、その中で、代表が言ったりするように、訓練もしながら、そういうことができるところについては、そういうことをもとに、できれば3本のところを4本にという、そういうようなお話をしたことがあるんですけれども、予算的なものがあるかもしれませんが、実際はそういう訓練をしていくと、そういうことになるという実情であると思うんです。ぜひその辺は検討していただきたいなというふうに思っています。御回答は結構です。  あと一遍、これは御回答をいただきたいんですけれども、先ほどの総合防災訓練において、福祉避難室の話がありました。中道南小学校、また昨年は山城小学校で、体育館の中に福祉避難室をつくっていただいて、いろいろな御説明をしていただきました。私もそれに参加いたしましたが、障害者の方が来たんですけれども、たしか私の記憶では、視覚障害者協会の会長さんと副会長さん、山城の方じゃないですよね。聴覚障害者の方と、手話の方と、あと身体障害者の方、女性だと思いましたけど、1名が参りました。  その中で、防災対策の方では体育館の中にパーテーションをつくるということで、段ボールで部屋をつくっていただいたんですよね。福祉部の方が、甲府市では避難に対しての制度があるという御説明をして、障害者の皆さん各自が、視覚障害者の方は、私たちは目が見えません、何か話をするときとか、状況はこうなっていますよと、こう言ってくださいと。例えば食べるものを置く場合には、座っていれば、目の前に置いて手をそこへとか、そういうお話をされて非常によかったというふうに思うんです。  その後、視覚障害者の団体、甲府市視覚障害者福祉協議会は、自分のところの団体でそういう話を聞いてみたいということで、ボランティアセンターでその話をしていただいて、中央公民館まで手を引いて避難して、そこへ福祉避難室をつくってもらって説明をしたんですけど、すごくいろいろな努力をしていただいてありがたいなというふうに思うんですが、ただ、私は、その中で今後こうしてほしなというのは、設置は防災対策がして、障害者の方のことについて福祉部の方が中心になってお話をしているんですけれども、いざ地震のときには地区の方が全部やるんですよね。そこの話をしていただかないと、まず聞いている方たちはみんなそのときにも来てくれるんだというニュアンスがやっぱり多いですよ。まずそれを言っていただくのと、あと、その訓練以外にも地区の防災訓練がありますから、そのときには、今まで災害用の要支援者ということで、私が言う社会福祉協議会と福祉部と自治会連合会でそういう台帳をつくっていますから、実際にそういう方に参加していただいて、自治会の方に、そういうのを設置して説明するという、ぜひ仕組みをことしはもっと強力に指導していただきたいと思うんですけれども、その辺は配慮していただけるでしょうか。 400: ◯森沢委員長 藤巻防災対策課長。 401: ◯藤巻防災対策課長 鈴木委員に御指摘をいただきましたとおり、先ほどの答弁の中でも、まだ福祉避難室の運営の仕方が、私どものふなれな部分、また地元の方も聞きなれない言葉、また内容であるということで、短い時間に打ち合わせをするのが80%も行ってない程度だというふうに僕も感じております。  それで、一昨年から私どもで地元にお願いをしている、避難所運営委員会の設置をお願いしますということで、現在のところ58か所の避難所のうち37か所でできているんですが、まだできていないところもあるんですけれども、この避難所運営委員会の中で福祉避難室の運営もやっていただかなければならないというふうに思っています。それで、37の避難所運営委員会ができているんですが、まだこれも役割分担をしただけで、実際それでは災害が起こったらどういうことをするのかというところが、これは今から地区の防災訓練あるいは自治会の防災訓練を通じて、どういうことが必要で、どんな役割をしなきゃならないか、集まるときにはどういうことを注意しなきゃならないかということが考えなくて出てくるようになるまで訓練をしていただかなきゃならんというふうに思っています。それを訓練していくのは私ども防災担当の役割だというふうに承知をしております。今後もあらゆる機会を通じまして、地元の方の訓練の参加をお願いして、熟知をするように努力をしていきたいと思います。  以上です。 402: ◯森沢委員長 鈴木委員。 403: ◯鈴木委員 ぜひよろしくお願いします。  あと、視覚障害者の団体については、そういう訓練をしたんですけれども、そのほかに肢体とか聴覚の団体もありましたり、甲府市の障害者センターには、関連団体ということですけれども、甲府市聴覚障害者協会というのもありますから、そういうところを通じて積極的なそこのところでも訓練をお願いしたいというふうに思います。  以上で終わります。 404: ◯森沢委員長 ほかにございませんか。  池谷委員。 405: ◯池谷委員 二点ばかり私はお伺いします。  消火栓ですが、もう御存じでありますが、中道や上九一色地区の場合ですね。今までは、消火栓は長い歴史と文化がありまして、民有地に消火栓がほとんどあるんですが、そのことをちょっとお聞きしようと。今現在、中道・上九地区には民有地に消火栓が私の記憶ではかなりあると思います。ですが、実際甲府の方はもう民有地は関係なくて、公有地、公の土地じゃないと維持管理はできないということだと思いますが、その辺確認をしたいと思いますが、そういう判断というか、そういうことでよろしいですか。民有地は甲府市としては消火栓ではないという、その答えをちょっとお聞きしたいということです。 406: ◯森沢委員長 松本警防課長。 407: ◯松本警防課長 ただいまの質問でございますけれども、それは消火栓でなくて防火水槽の件でございます。 408: ◯池谷委員 消火栓です。今、消火栓だから、消火栓がありますよね。 409: ◯松本警防課長 消火栓ですか。 410: ◯池谷委員 はい。立ち上がり消火栓がありますよね。そのことを今お聞きしている。もう防火水槽は承知しています。いろいろとまだ経過を。 411: ◯森沢委員長 松本警防課長。 412: ◯松本警防課長 中道の消火栓は、合併前には甲斐新道の消火栓でございましたけれども、合併後、配管の布設替えをしてまいりまして、今は上水道の消火栓に切りかえておりますので、今は移設して公道に設置してあると思います。 413: ◯森沢委員長 池谷委員。 414: ◯池谷委員 たしかそのとおりだと思います。ただ、今言われているのは、合併した後の上下水道の工事をしたときに、そうやって移行していますから当然ですよね。ですから、もう既に中道時代に上下水道をかなり設置していましたからね。そのときには、今までどおり関係なく地下じゃなくて、またそのままというか、そういう箇所が結構あるんですよ。だから、まだ恐らく把握はしてないと思いますから、一度現地に行ってみたりしていただければ、そういう消火栓があると思います。合併した後は、たしか……。私の集落もそうです。もう下水道を引いたときには、今までの排水路じゃなくて、今度新しく地下へ、公道へ入れてありますから、それは間違いないんですが、極端に言うと、旧北部地区、あれは北地区ですかね。合併前には、そういう発想じゃなくて下水道を引きましたから、そういうのがいっぱいあるということですよね。そうすると、今までの長い歴史としきたりで民有地へ、うちでいいよという消火栓ですがね。どうも甲府市のしきたりは、公有地、市の土地じゃないと、維持管理が出てきても、それは認めないからだめだということになるかどうかについて、その辺ちょっと心配になるということでお聞きしたいと思います。もしあればですね。 415: ◯森沢委員長 松本警防課長。 416: ◯松本警防課長 公道に移設をして、消火栓の基準に適合してあるものについては、私ども消防本部で公設消火栓として認められるものについては甲府市で維持管理をしてまっています。 417: ◯森沢委員長 池谷委員。 418: ◯池谷委員 わかりました。大体言っていることはわかります。これからまた私どもは、ここに田中議員もいますが、また連合会とも話しまして、その問題を解決しなきゃならんと思います。先ほどの一番最初の防火水槽はまだ経過を知っていますから、どうもこのまま行くと消火栓も同じ形になると思いますので、ちょっと心配しまして。ここに維持管理がありますから、もし移転をしろと言われた場合には、恐らく今の答弁で、公道じゃないからだめだぞということになると思います。この予算がありますが、もしそういうのが今年度出た場合に、心配になるからちょっとお聞きしたということです。以上で、わかりました。  あと一点は、今度は消防団員の関係です。さっき飯島委員さんが質問したし、また答弁をしていただいたんですが、実は1,333人が定員だということですが、御案内のように、うちの旧町と上九、今は上九・中道ブロックと言いますが、たった6,000人弱の人口で、消防団員は250名います。それはそれでいいんですが、今現実に、この間あったことですが、一分団の中のまた小さい部落の中に消防団を編成しているんですが、機械はあるんですが、今2人しかいなくて、私も地元ですから、毎日泣いてきて、困ったよって。おれたちは火事があっても何しても、さっきもそうですが、儀式があっても、出初めでも何でも出ろと。2人しかいなくて、もうどうにもならんよということで。最終的には、自治会でも解散をするとまでいったけど、それをやられたらまた地域として困るということで、実はうちの自治会の団員が一緒になってやろうということですよね。ですから、定員はたしかあるかもしれんけど、現実にはもう幽霊団員で、その地区には住んでいなくて、みんな甲府とか石和に住んでいます。残る2人が、もう何があっても2人だけだよと。火事があっても、じゃあいいよということで。そんなことですが、同じ滝川分団ですから、うちの方の中畑区の自治会の団員がそっちへ行って消防車を守ろうと、そんなことがこの間、まだつい最近ですが、そういう話になったということです。  だから、ここばかりじゃなくて、消防の団長とか、そういう人たちも交えて見直しをしていかなきゃならんと思います。だから、それをもう少しまた検討していただければと思います。消防の団長さんもこれはかかることですから、きょうはここで私は承知していて発言していますが、ぜひそういう理解をして、減らすということじゃなくて、現状を把握していただいてやっていただきたいという、そんなことであります。  いま一点は、先ほどから出ているように、中道時代は職員がみずから編成をしようということで、役場の中に団員が13部をつくってやっていましたから、その職員が全部団員です。ですから、今その名残がありまして、甲府の方へ入っても、今甲府の職員がどうするかというときに、白井という集落へ、もう知っていると思いますが、その集落も団員が少ないということで、中道の地区の職員は白井の地区の団員になっています。ですから、そういうことが必要と、飯島委員が言っていたようにね。だから、地域には地域の、そうやって、やっぱり出向いていって、地元の方へ入っていただければまたありがたいというか、そんなことです。その辺をちょっとお答え願いたいと思います。 419: ◯森沢委員長 水野次長。 420: ◯水野次長 中道地区の消防団員の充足率につきましては、一番高いところが下瀬分団になりますが、こちらが97.3%。一番低いところが、滝川分団が78%ぐらいという状況でございまして、そういった中、今委員もおっしゃるように、当時の中道の役場の方が白井分団に入っていただいているという状況も承知しております。  甲府市の消防団の加入要件といたしましては、18歳以上で、甲府市に居住する者または勤務する者という団員としての要件がございますので、全体的な中で、勤務地において、またそういった消防団活動ができて、充足率が確保できればと考えておりますけれども、今委員が御指摘の課題につきましても、甲府市の消防団の団長を初め副団長も承知しておりまして、すぐにというわけにはいきませんけれども、今ある分団の管轄エリアといいますか、そういったことも将来的には見直す中で、充足率の問題も解決したり、活動ができるという方向で今のうちから検討していこうということで、認識はしております。特に副団長の中の1人を充てまして、そういう充足率の問題に取り組むということもやっております。  そういった中で、先ほどちょっと申し忘れましたけれども、そういった充足率を確保するためには、何とか消防団の存在意義を広く市民の皆さんにPRする必要があるということで、先日も2月28日に南甲府署にお願いいたしまして、当初は白バイを先導に、それから32分団の消防車両、それから南甲府署のはしご車を使ってパレードするということでございましたけれども、雨が降ってしまったためにパトカーの先導でございましたけれども、そういう中にも、私も一緒に走ったわけですけれども、見ると子供さん連れの親御さんが道路沿いに来てくれるという状況もありましたので、そういった点、広くまたPRして充足率を高めるようにしていきたいと考えております。
    421: ◯森沢委員長 池谷委員。 422: ◯池谷委員 ぜひ、そういうことで、よろしくお願いします。ここには田中議員さんも、中道・上九の議員でございますので、私どもが中へ入りまして、やっぱり地域と一緒になってやりたい気持ちはありますので、今の答弁でわかりましたから、それを皆さんにもお伝えしながら、ぜひまた、大変だと思いますが、よろしく。要望です。よろしくお願いします。  以上で終わります。 423: ◯森沢委員長 ほかにございませんか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 424: ◯森沢委員長 以上をもって一般会計歳出第9款消防費の審査を終了いたします。  暫時休憩をいたします。3時20分から再開をいたしますので、よろしくお願いいたします。                  午後3時11分 休 憩             ───────────・───────────                  午後3時21分 再開議 425: ◯森沢委員長 それでは、休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。  次に、一般会計歳出第11款災害復旧費、第12款公債費、第13款諸支出金及び第14款予備費の審査に入ります。  当局から説明をお願いいたします。  保坂企画財政室長。 426: ◯保坂企画財政室長 それでは御説明を申し上げます。  『予算に関する説明書』の164、165ページをお開きください。  第11款災害復旧費でありますが、それぞれの目的別に存目予算を計上しております。  次に、166、167ページをお開きください。  第12款公債費でありますが、1項1目元金につきましては、市債の元金償還金であります。平成21年度当初予算と比較いたしまして12億8,000万円ほど減額となっております。減額の主な要因は、ごみ処理施設にかかわる市債の一部終了や、公的資金の保証金免除、繰上償還の終了によるものであります。  2目の利子でありますが、地方債利子及び一時借入金利子を計上しております。前年度と比較いたしまして6,600万円ほど減少しておりますが、これにつきましては、元金と同様、ごみ処理施設にかかわる市債の一部終了や、平成19年度から平成21年度に行った高金利公的資金の保証金免除繰上償還に伴い償還利子が減額になったことが主な要因であります。  第13款諸支出金は、行政財産以外の財産取得、土地開発基金及び土地開発公社にかかわる予算であります。  1項の普通財産取得費の1目土地取得費及び2目の建物取得費につきましては、存目予算であります。  2項1目土地開発基金につきましては、説明欄記載の土地開発基金の運用益の積立金、土地開発公社などからの元金償還金の土地開発基金への繰出金及び土地開発基金の一般会計への繰り替え運用に伴う利子償還金であります。  その下の3項1目開発公社費につきましては、土地開発公社への短期貸付金であります。  168、169ページをお開きください。  最後に、第14款1項1目の予備費でございますが、これは年度中途の不測の事態に対応する使途を特定した予算であります。前年度と同額の2,000万円の計上となっております。  以上で説明を終わります。よろしく御審査をお願いいたします。 427: ◯森沢委員長 これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。  石原(剛)委員。 428: ◯石原(剛)委員 毎年この問題は指摘していますけれども、土地開発公社、バブルの時期は土地がどんどん上がってしまって、早く公有地を取得しておかないと公共事業ができないからということで、どんどんやりなさいということで、先買いをしたり、その間にはなかなか使えないような土地も取得したりというようなことで、土地開発公社というものはその当時は意味があったと思いますけれども、こういう時期になってまいりますと、事業を興すときになったら取得していくようにすればいいわけで、開発公社ということについての存在意義ということが問われてきていると思います。この開発公社費は、結局、公社として運営がなり行かなくなるので貸し出しているものだと思いますけれども、開発公社自身をどうしていくのかという問題と、今回また500万円ふえていますよね。認識とすると、再取得をして、開発公社として抱えている資産というのが少なくなってくるから減るんじゃないかというふうに思うんだけれども、ふえるのはどうしてなのか。私の勘違いで、この1億5,000万円というのは、そういった公社が事業をなかなか興せないから、運営ができないから貸しているというふうに理解していたんだけど、どうしてふえちゃうのかなということをお聞きしたいと思います。 429: ◯森沢委員長 茂手木都市整備課長。 430: ◯茂手木都市整備課長 今のどうして今年度500万円ふえるかということなんですけれども、開発公社といたしましては、甲府市から依頼された土地を買うのに、銀行から借りております。その利息もまた銀行から借りているということでございまして、毎年返済をしないと、元金が減りませんから、その利息分が前年度よりかふえているということでございます。  以上です。 431: ◯森沢委員長 石原(剛)委員。 432: ◯石原(剛)委員 ちょっと私、理解できない。というのは、再取得をすれば、抱えていたものが、甲府市の普通財産なり、それぞれの財産になって、それで開発公社には再取得のお金が行くわけだから、それで銀行に返済をしてしまえば荷はだんだん軽くなるんじゃないかと思うんですけど、ふえるというのがよくわからないんですけど、そこを教えてください。 433: ◯森沢委員長 窪田財政課長。 434: ◯窪田財政課長 これは長期保有土地の関係でありまして、長期保有土地を引き取れなかったために元金が返せない。元金に対する利息がふえている。利息の利息は、抑えるために甲府市がお金を貸しているということで、若干ふえている。この元金を今度引き取ればふえなくなると、こういうことになっています。 435: ◯森沢委員長 石原(剛)委員。 436: ◯石原(剛)委員 一遍に引き取ると甲府市が傾くぐらいのものがまだあるんじゃないかというふうに思います。過去があってここが今あるわけなんですね。できるだけこういった負担が少なくなるように、それから、これを教訓にして、行け行けどんどんという時期じゃないから、これから再取得についても計画的に、あんまり重荷にならないように、負担を軽くできるように要望したいというふうに思います。何かあれば。再取得ですね。塩漬け土地のことについて、何か答弁ができるのか。お願いします。 437: ◯森沢委員長 窪田財政課長。 438: ◯窪田財政課長 長期保有土地につきましては、平成22年度予算で山宮を引き取る予算を8款の方にのせておりますので、それですべて長期保有土地はなくなるという状況になります。 439: ◯森沢委員長 石原(剛)委員。 440: ◯石原(剛)委員 長期保有土地はなくなるから、平成23年以降はこの貸付金はなくてもやっていけるということで理解していいのでしょうか。 441: ◯森沢委員長 茂手木都市整備課長。 442: ◯茂手木都市整備課長 平成23年度からなくなります。 443: ◯石原(剛)委員 了解です。 444: ◯森沢委員長 ほかにございますか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 445: ◯森沢委員長 ないようですので、以上で一般会計歳出第11款災害復旧費、第12款公債費、第13款諸支出金及び第14款予備費の審査を終了いたします。  次に、国民健康保険事業特別会計の審査に入ります。  当局から説明を求めます。  山田市民生活総室長。 446: ◯山田市民生活総室長 それでは、国民健康保険事業特別会計予算について御説明申し上げます。  特別会計の『予算に関する説明書』の1ページから4ページをごらんください。  それではまず、事業勘定の歳入歳出予算事項別明細書の説明からさせていただきます。  事業勘定の歳入歳出当初予算額は、204億5,600万7,000円でございます。対前年度比4.42%の増となっております。  次に、歳入予算について御説明申し上げます。  5、6ページをお開きください。  1款1項1目の一般被保険者国民健康保険料及び2目退職被保険者等国民健康保険料につきましては、平成20年度から新たな制度として後期高齢者支援金分が加わり、医療給付分、介護給付分の三本立ての保険料となっております。それぞれの内訳は、ごらんのとおりでありまして、保険料全般から見ますと、前年度当初予算額に対し2.98%減の55億2,380万円計上したところです。  7、8ページをお開きください。  2款1項一部負担金の各目及び3款1項1目の督促手数料につきましては、記載のとおりです。  4款1項1目療養給付費等負担金につきましては、療養の給付等対象費用の34%が国から交付されるものです。  2目高額医療費共同事業負担金につきましては、高額医療費共同事業にかかわる高額医療費共同事業拠出金の国の負担分でございます。  3目特定健康診査等負担金は、特定健康診査等に要する費用のうち基準額の3分の1が国から交付されるものです。  4款2項1目財政調整交付金につきましては、市町村間の財政力の不均衡を調整する目的で交付されるものです。  9、10ページをお開きください。  4款2項2目介護従事者処遇改善臨時特例交付金につきましては、介護従事者の処遇を改善するため介護報酬が引き上げられたことに伴い、保険料の激減緩和措置として国から対象金額の2分の1が交付されるものです。  4款2項3目出産育児一時金補助金につきましては、出産に要する費用の負担を軽減する目的で、平成21年10月から給付額が4万円増額となったことに伴い、4万円のうち2分の1が国から補助されるものです。  5款1項1目療養給付費等交付金につきましては、退職被保険者に対する被用者保険からの拠出金が社会保険診療報酬支払基金から交付されるものです。  6款1項1目前期高齢者交付金は、保険者間の65歳から74歳までの前期高齢者の偏った加入による不均衡を調整する目的で社会保険診療報酬支払基金から交付されるものです。  7款1項1目高額医療費共同事業負担金につきましては、山梨県国民健康保険団体連合会へ拠出する高額医療費共同事業拠出金の県の負担分です。  2目特定健康診査等負担金につきましては、特定健康診査及び特定保健指導の実施に要する費用の基準額の3分の1が県から交付されるものです。  11、12ページをお開きください。  7款2項1目老人医療対策費補助金は、県の単独事業であります老人医療制度に伴う保険給付費への波及分に対する補助金です。  2目調整交付金は、市町村間の財政力の不均衡を調整する目的で交付されるものです。  8款1項1目高額医療費共同事業交付金につきましては、80万円を超える高額医療費の59%相当分が交付されるものであります。  2目保険財政共同安定化事業交付金は、各市町村保険者からの拠出金をもとに、高額の医療費の一定額の59%が交付されるものです。  9款1項1目利子及び配当金は、国民健康保険事業財政調整基金の運用利子収入です。  10款1項1目一般会計繰入金の1節保険基盤安定繰入金の保険料軽減分は、県の負担分の4分の3、市の負担分の4分の1の合計額が一般会計から繰り入れられるものです。  2節保険基盤安定繰入金の保険者支援分は、低所得者層の数などを勘案し、算出された額について、国、県、市の負担分が繰り入れられるものです。  13、14ページをお願いします。  3節職員給与費等繰入金は、国民年金課職員26名分にかかわります給与費及び事務費等に対する繰入金です。  4節出産育児一時金繰入金は、支給額一件38万円の3分の2及び平成21年10月以降2年間の暫定措置として引き上げられました4万円のうちの3分の1が一般会計から繰り入れられるものです。  5節財政安定化支援事業繰入金は、保険者の責めに帰することのできない影響に対して地方財政措置が講じられており、これを受け一般会計から繰り入れられるものです。  6節その他一般会計繰入金は、県単独福祉事業にかかわります補助金等のペナルティー分の繰り入れでございます。  11款及び12款1項につきましては、記載のとおりでございます。  15、16ページをお開きください。  12款2項雑入につきましては、第三者納付金等でございます。  12款3項預金利子は記載のとおりでございます。  以上が歳入予算です。  続きまして、歳出予算について御説明させていただきます。  17、18ページをお開きください。  1款1項1目一般管理費は、国民年金課職員26名分の給与費及びレセプト内容点検業務等の委託料等の国民健康保険事業運営に要する経費です。  2目連合会費は、山梨県国民健康保険団体連合会への負担金及び国保連合会システム改修分担金です。  3目国民健康保険事業財政調整基金積立金は、基金の運用利子を積み立てるものでございます。  2項1目賦課徴収費につきましては、保険料の賦課徴収にかかわります経費で、徴収嘱託員の報酬及び報償費や納入通知書等保険料徴収のための経費です。  19、20ページをお開きください。  3項1目運営協議会費は、国民健康保険運営協議会委員21名の報酬等です。  2款1項1目一般被保険者療養給付費、2目退職被保険者等療養給付費、3目一般被保険者療養費及び4目退職被保険者等療養費は、給付実績、医療費の動向などによる影響等を勘案する中で、給付見込み額を計上いたしました。
     5目審査支払手数料は、山梨県国民健康保険団体連合会に対しまして、レセプトの審査及び電算処理の手数料として支払うものでございます。  21、22ページをお開きください。  2項1目一般被保険者高額療養費、2目退職被保険者等高額療養費は、高齢者医療制度による影響等を勘案する中で予算計上を行ったところでございます。  2項3目一般被保険者高額介護合算療養費、4目退職被保険者等高額介護合算療養費につきましては、平成21年度より始まった制度であり、不用額を見積もりました。  3項1目一般被保険者移送費、2目退職被保険者等移送費につきましては、ともに医師の認定のもとに他の病院等へ移送する経費でございます。  23、24ページをお開きください。  4項1目出産育児一時金及び5項1目葬祭費につきましては、給付実績を勘案する中で予算計上を行ったところでございます。  3款1項後期高齢者支援金等につきましては、後期高齢者医療制度にかかる支援金及び事務費拠出金でございます。  4款1項1目前期高齢者納付金、2目前期高齢者納付金関係事務費拠出金は、前期高齢者医療制度にかかる納付及び拠出金でございます。  25、26ページをお開きください。  5款1項1目老人保健医療費拠出金、2目老人保健事務費拠出金は、平成20年度分の精算額が主なものでございます。  6款1項1目介護納付金は、介護給付に要する経費の保険者負担分を、社会保険診療報酬支払基金へ納付するものでございます。  次に、7款1項1目高額医療費共同事業拠出金、2目その他共同事業事務費拠出金につきましては、山梨県国民健康保険団体連合会が実施主体となって行う保険者の共同事業への拠出金でございます。レセプト1件当たり80万円を超える医療費の80万円を超えた金額に対して59%相当額が交付されるものでございます。  3目保険財政共同安定事業拠出金につきましては、国保の財政安定化を図る目的から、市町村国保が共同で負担するものであります。レセプト1件当たり30万円を超える医療費のうち8万円を超え、80万円までの部分の金額に対し59%相当分が交付されるものでございます。  8款1項1目保険事業費は、被保険者の健康の保持増進を図り、疾病の早期発見等を通じて医療費適正化につなげる施策に要する経費です。健康づくり講演会に要する経費、人間ドック、脳ドック等の健診業務にかかわる委託料等が主なものでございます。  27、28ページをお開きください。  2項の特定健康診査等事業費は、特定健診及び特定保健指導の事業実施に伴うものです。主に、健診機関及び地域の医療機関に対する委託料でございます。  9款1項1目広域化等支援基金償還金につきましては、財政調整交付金の過大交付による返還をする際に、県より借り入れました広域化等支援基金の償還金でございます。  29、30ページをお開きください。  10款1項償還金及び還付加算金は、資格喪失等に伴う保険料の過誤納還付金です。  2項1目直営診療施設勘定繰出金につきましては、国保直営の宮本診療所及び上九一色診療所の運営経費に係る繰出金でございます。  11款は予備費でございます。  次に、45、46ページをお開きください。  地方債に係る調書記載の普通債につきましては、平成14年度及び15年度の財政調整交付金の過大交付に伴い国に返還する必要が生じたため、平成19年度において、山梨県国民健康保険広域化等支援基金から借り受けたもので、これに伴う償還金は、県の償還方法の定めにより、貸し付けを受けた年度の翌々年度以降9か年度以内において償還することとなっているため、平成21年度からの償還となっております。  なお、利子は無利子となっております。  以上が、事業勘定の内容でございます。  続きまして、直営診療施設勘定について御説明申し上げます。  47ページから50ページをごらんください。  直営診療施設勘定につきましては、宮本診療所及び上九一色診療所の運営経費でございます。  歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ1,188万6,000円となっております。  51、52ページをお開きください。  歳入について御説明申し上げます。  1款1項医科収入につきましては、1目国民健康保険診療報酬収入から2項4目その他の診療報酬収入までは、それぞれの療養の給付に係る各保険者等からの診療報酬で、5目一部負担金収入につきましては、自己負担金でございます。  6目その他診療収入は、インフルエンザ予防接種による収入が主なものでございます。  2項歯科収入につきましても、1目より5目までは医科収入と同じでございます。  53、54ページをお開きください。  2款1項1目文書料は、診断書料でございます。  次に、3款1項1目一般会計繰入金は、直営診療所2施設の歳出総額から歳入総額を差し引いた額から調整交付金を除いた額の2分の1の額が繰り入れられるものです。  2目の事業勘定繰入金は、調整交付金と収支の差額から調整交付金を除いた額の2分の1の合計額を事業勘定から繰り入れられるものです。  4款、5款は記載のとおりでございます。  次に、歳出予算について御説明申し上げます。  57、58ページをお開きください。  1款1項1目一般管理費は、それぞれの直営診療所の内科の運営に要する経費でございます。医師、看護師等の報酬が主なものです。  2目の連合会負担金は、宮本、上九一色両直営診療所に係る負担金です。  次に、2項1目一般管理費は、上九一色診療所の歯科の運営に要する経費です。歯科医師、歯科衛生士等の報酬が主なものです。  2目連合会負担金は、上九一色診療所の歯科の会費負担金でございます。  次に、2款1項医科医業費は、それぞれの直営診療所の内科にかかるもので、1目医療用機械器具費は、医療用器具の修繕費でございます。  2目医療用消耗器材費及び3目医薬品衛生材料費は、診療にかかわります器材、治療用医薬品、衛生材料の購入が主なものです。  59、60ページをお開きください。  2款2項歯科医業費は、上九一色診療所の歯科にかかるもので、1目医療用機械器具費は、事業用機器の修繕及び購入費でございます。  2目医療用消耗機材費及び3目医薬品衛生材料費は、診療にかかわります器材、治療用医薬品、衛生材料の購入が主なものとなっております。  以上が、直営診療施設勘定でございます。  以上で説明を終わらせていただきます。よろしく御審査をお願いいたします。 447: ◯森沢委員長 これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。  石原(剛)委員。 448: ◯石原(剛)委員 国民健康保険は条例のところでもやりましたように、保険料が大変になってまいりまして、滞納もふえてきている状況がありますが、できるだけ引き上げないような形で、市民の健康を守るために大事な社会保障の制度ですから、維持していただきたいと。これはそういうことを要望したいと思います。  それで、予算だから、今の状況を聞くというのもあるけれども、滞納と、それからできるだけ滞納を生まないように努力をされると同時に、資格者証については、できるだけ発行しないような取り組みができるようにしていただきたいなと思うんですね。ということで、資格者証を発行しなければならないと法律で定まっているんですけれども、できるだけ発行しないような取り組みをお願いしたいと思いますけれども、平成22年の取り組み、今までもやられてきたと思いますけれども、どんなことをしようとしているのか。特に減免制度を活用できるように、周知だけではなくて、制度自身も改善をしていただきたいなというふうに思います。申請減免が非常に少ないということで、リストラ減免も少し改善はされましたけれども、さらに前年度の所得よりも減っている人たちは多いわけですよね。そうすると、前年度の所得で決まってしまうこの保険料というのが、払えないという方々がふえてくるんじゃないかと思っています。減免制度の改善、それから資格者証発行をできるだけ抑える取り組みなど、厳しい経営をしなきゃならない中で、そういうことを言われるのも大変かと思いますけど、ぜひ御努力をいただきたいと思いますが、回答をお願いします。 449: ◯森沢委員長 曽雌国保年金課長。 450: ◯曽雌国保年金課長 まず、資格者証の発行の件ですけれども、資格者証につきましては、法令に基づきまして、1年以上の滞納がある世帯については出さなければならないということでございますけれども、政令に例外規定がありまして、例えば払えないような理由があるとか、そういったものにつきましては、特別な事情ということで、資格者証を出す前に、全世帯にそれはお送りいたしまして、そういった申請がある方につきましては資格者証を原則的には出しておりません。これは平成22年度につきましても、引き続きそういった丁寧な手続をしていきたいと考えております。  あと、減免につきましては、平成21年度、今年度から、特にリストラ減免につきまして、要件を緩和いたしまして、平成20年度は15件リストラ減免があったわけですけれども、平成21年度につきましては、2月現在で60件のリストラ減免が出ております。これはあくまでも改正をして垣根を低くしたということだけではなく、かなりリストラされる方が多くなったというようなことも含めて、リストラでの減免申請はふえているのが現状でございます。今後また減免につきましても他都市の状況等を見ながら検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 451: ◯森沢委員長 石原(剛)委員。 452: ◯石原(剛)委員 ぜひ、最初に言いましたように、資格者証できょうの山梨日日新聞の一面にあるように、お金の切れ目が命の切れ目になるようなことがないように、資格者証の発行はできるだけしないで済むような取り組みをお願いしたいというふうに思います。  それからあと、例の特定健診。これは5年間で65%に健診率を上げなきゃならないということですけれども、平成21年の結果からして、かなり頑張らないと65%というのはできないんじゃないかと思うんですけれども、平成21年の状況、まだ終わってないけど、大体もう年度が終わるから状況をお聞かせいただいて、現状から見て、かなり頑張らないといけないんじゃないかと思うんですけれども、平成22年の取り組みの方針ですね、お聞かせ願いたいと思います。 453: ◯森沢委員長 曽雌国保年金課長。 454: ◯曽雌国保年金課長 特定健診の取り組みでございますけれども、平成21年度につきましては、まだ途中の段階で、最終的な集計は出ておらないのが現状でございます。35%が目標になっておりますけれども、今現在、まだ確定ではないですけど、かなり厳しいような状況ではあると考えております。ただ、前年につきましては、25%の目標に対しまして26.6%ということで、平成20年度につきましては上回ることができました。あと、平成22年度でございますけれども、これはあくまでも新規の方に受けていただくような施策で、1回受けていただいた方も受けやすいような施策を行いたいと思っておりまして、平成22年度につきましては日曜日の健診をふやすとか、総合市民会館での健診。駐車場がかなり余裕がありますので。あと、総合市民会館につきましては、甲府市の真ん中にあるということで、行きやすいということで、特に地域を限らずに、だれでも行けるというような設定をしておりますので、そういったところでふやしていきたいと、このように考えております。  以上でございます。 455: ◯森沢委員長 石原(剛)委員。 456: ◯石原(剛)委員 甲府市は、そもそも医療機関もあるということなんでしょうが、山梨県全体が高いんですけれども、健診が県内でもおくれている自治体なんですね。そういう点で、かなり頑張らなきゃいけないなということで、早期発見、早期治療によりまして医療費削減というためにも効果があるんじゃないかというふうに思いますので、御努力いただいてやっていただきたいということで、今回、改善が一定あるということですけれども、住民健診としてやられていた時期に比べると健診会場も全体で少なくなってしまいましたということで、さらなる改善を求めていきたいと思います。  それで、受診勧奨です。これは今度はされていると聞いているんですけれども、しかしながら、私はもらった覚えがないんだけどなというふうなことを思うんですけど。国保加入者に対しては、個々に受診勧奨をすることによって健診率が上がっているとお聞きしたことがあるのですけれども、そこら辺はどうなっているんでしょうか。 457: ◯森沢委員長 曽雌国保年金課長。 458: ◯曽雌国保年金課長 受診勧奨につきましては、集団健診につきましては、8月に1回受診の状況を見まして、1回全部未受診者に勧奨はがきを出しております。  あと、追加の健診ということで、1月22日から25日まで4日間、追加の健診ということで、総合市民会館の方に来ていただくと。これにつきましても、受けやすいように夜間の健診を設けたり、あるいは土日を挟んでの健診をして受診勧奨を行っております。  あと、個別健診につきましても、11月に未受診者につきましては勧奨はがきを出させていただきました。  以上でございます。 459: ◯森沢委員長 石原(剛)委員。 460: ◯石原(剛)委員 わかりました。私は未受診じゃなくて、人間ドックをお願いしたから。きっと、そういう中で、はがきが送られてくるはずだけどなあと思ったんですけど、わかりました。未受診者に対して、きめ細かに受診されるように対応されたということで、引き続き御努力いただきたいというふうに思います。  以上です。 461: ◯森沢委員長 ほかにございますか。  池谷委員。 462: ◯池谷委員 まず最初に、私の方で、この当初予算を組むに当たり、ちょっとお聞きしたいのは、県とか国の指導監査がありますが、そういう指導監査の中で、何か御指摘とかされせたものがあって、当初予算へそれを反映してくるのだかどうか。なければないでいいんですが、その辺の県の指摘、指導、そういうものを考えての予算編成をしたかどうかを教えてください。 463: ◯森沢委員長 曽雌国保年金課長。 464: ◯曽雌国保年金課長 県の監査につきましては、収納率につきましては、上げるようにということで御指摘を受けました。予算につきましては、特に保険料につきましては、それが反映しているということはございませんけれども、収納率の改善ということは御指摘がありました。  以上でございます。 465: ◯森沢委員長 池谷委員。 466: ◯池谷委員 私がちょっとまた聞きたいのは、確かに保険料は一番の目玉ですからあれですが、甲府市の場合もそうだし、どこの町村もそうですが、今はどうしても財政が大変だということで、基金の積立金等も、恐らく私の感じでは、そういうものはあったかなと思っているんですが、積立金がたくさんあればそれはこしたことないですが、今、甲府は基金積み立てはないですから、その辺は県の方として心配をされているんじゃないかと思うんですが、そういう指導がなかったということであれば、それはそれで結構ですがね。 467: ◯森沢委員長 もういいの。 468: ◯池谷委員 それはそれでいいです。ないということで判断します。  あと、私もちょっと心配しているのは、毎年こうやって予算を組むのですが、一般質問でちょっと聞いたことがあるんですが、予算計上するのに保険給付費がありますが、積算とする根拠。どういう根拠で歳出の方の医療費を盛っているかということですが、一般質問だったら対前年の実績に基づいてとかとありますが、ことしの当初予算も積算の基礎は数字的なもので組んだかどうか。その辺で何か特殊なものがあれば教えていただきたいと思います。 469: ◯森沢委員長 曽雌国保年金課長。 470: ◯曽雌国保年金課長 保険給付費につきましては、原則的に決算見込みをもとに、過去何年間かの伸び率を見込みまして予算計上させていただいております。  以上です。 471: ◯森沢委員長 池谷委員。 472: ◯池谷委員 前に私も一般質問で聞いたときと同じような形の予算の組み立てということですが、私がこうやって国民健康保険を心配しますから、ほかの町村の人たちともいろいろな話をして、こうだよという話の中から、私ども、昔仕事をした人間とすれば、予算計上するには、一番根本となるのは、医療費の動向がこの1年間どうだったとか、その前に医療費がどうとか、高額療養費が多かったとか、今現在はレセプトを見ればわかりますから、そういう内容がどうだと、そういうのを1枚1枚めくって、そして現状がどうなんだと。これからという、そうやってつくるときは大体3日ぐらい寝られない状態で、これでことしはいこうという、そういうことですがね。一番楽なのは、去年の決算というか、それが一番楽ですが、ただ、それは私が指摘するんじゃなくて、いつも言っているんですが、やっぱり職員の連帯。これからもお聞きしたいんですが、職員の人数というんですか、定員ですか、個々に従事する、そういうものもどうかなと思うんですが、それは、ここで私がよく言うように、やっぱり体制づくりが必要ということですが、そういうこともできなくてやっているかなと思うんですね。一番心配なのは、本当の医療費を把握して、そしてこの予算計上をするということが大切じゃないかと思うんです。甲府は甲府のやり方があると思いますが、それはそれで、私の意見としてぜひお聞き取りください。  あと、一番根本となるということを言いましたが、レセプトの点検ですが、当然国の方も御存じのように、毎年1回は全部それは報告するようになっていますが、毎月でなくてもいいんですが、ただ、レセプトの枚数が多いものですから、そのレセプトの点検に対する業者の委託もありますが、どういう形でやっているか。実際事務をやっている職員も携わっているのか、現在の保健師さんも携わってレセプトの点検をしているのか、点検のそういう内容を、どんなような点検をやっているか教えていただきたいと思います。 473: ◯森沢委員長 曽雌国保年金課長。 474: ◯曽雌国保年金課長 レセプトの点検につきましては、まず一義的に国民健康保険団体連合会の方で点検をされたものが各市町村の方に送られてくるわけですけれども、甲府市といたしましては、枚数もかなりございますのが、職員ではどうしても手が回らないということがございますので、業者の方に委託をして点検をしております。もちろん、それにつきましては、職員の方の指導があって業者が点検をしているわけでございますけれども、点検自体は委託となっております。  以上でございます。 475: ◯森沢委員長 池谷委員。
    476: ◯池谷委員 そうしますと、その点検の方は、職員はただその報告というか、現実はレセプトを生で、どういう形で点数が出ているか、そういう見方は今職員はしていないということですよね。現状は。業者におんぶして、職員の方は見ていないということでよろしいですか。 477: ◯森沢委員長 曽雌国保年金課長。 478: ◯曽雌国保年金課長 点検自体につきましては、枚数の関係がありますので、業者の方にある程度任せざるを得ないですけれども、例えば高額療養費の計算、あるいは、そういった個々の業務につきましては、もちろんレセプトを点検いたしまして、それは確認の上、高額療養費の支給等、こういった業務を行っておりますので、もちろんレセプトにつきましては職員も見ております。  以上でございます。 479: ◯森沢委員長 池谷委員。 480: ◯池谷委員 職員も見ているということでよろしいんですよね。というのは、くどいようですが、やはり本当の内容を職員なり保健師なりが見て、絶えずそれを生かさないと、どうしても保険の医療費というのがまた伸びてくることもあり得ると思います。また、特に保健師さんが見ることによって、また指導もできますよね。それを絶えず繰り返すことが必要だということを私は感じております。今、仕事の突っ込みをするんじゃなくて、一番のあれは、職員の体制をいま少し私も聞きたいと思いますが、その辺の体制で、保健師さんそのものは、国保会計に対する実際の比率というか、そういう横の連絡の関係は、どの程度保健師さんとの連携はやっていますか。職員が26人いるということですが、その中に保健師さんも入っているということですか。 481: ◯森沢委員長 曽雌国保年金課長。 482: ◯曽雌国保年金課長 現在、国保年金課につきましては、保健師の配置はございません。ただ、福祉部の健康衛生課には保健師がおりますので、そちらと連携いたしまして、例えば重複・多受診の糖尿病患者等への指導等、健康衛生課の保健師さんの方にお願いをして、個々に回っていただいたりはしております。  以上でございます。 483: ◯森沢委員長 池谷委員。 484: ◯池谷委員 そうすると、絶えずということじゃないけど、保健衛生課の保健婦さんの指導を仰ぎながらということですよね。前にも言ったように、本当はそうじゃなくて、やっぱり国保年金課の方に、保健師の定員は決まっていますから、その人たちが国保会計の中へ入ってきて、職員の皆さんと密に連絡すれば、医療費とかそういうものは必ず抑制になると思います。やっぱり甲府の体制です。質問したように、これから庁舎が新しく建ちますから、そのときに向けてということになると思いますが、私の個人的な気持ちは、保健婦さん、甲府市の方には栄養士もおりますから、栄養士も入って、そのかわり職員が一丸となってやらないと、国保の財政状況がよくはならんと思いますから、ぜひ、そういうことで……。職員の皆さんの仕事はよくわかっていますから、そういう意味で、私もちょっと頑張ってもらいたいなという、そんな思いがあります。 485: ◯森沢委員長 曽雌国保年金課長。 486: ◯曽雌国保年金課長 あと一つあるのは、保健師さんとの連携ということですけれども、特定健診の保健指導の方につきましては、健康衛生課の保健師さんの方で受けていただきまして、保健指導は実施しております。重複・多受診、あるいは特定健康指導の方は、健康衛生課と連携して行っております。  以上でございます。 487: ◯森沢委員長 池谷委員。 488: ◯池谷委員 そうしますと、私の言っていることが、今の課長さんの答弁では、自分の気持ちが伝わっていないし、私が今聞いてみますと、今度の新庁舎は、こっちの庁舎へ入ってこないということもちょっと耳にしているようですがね。そうすると、今の保健センターにということになれば、なお遠くて、言葉はそうやって出てくると思いますけれども、本当の仕事をしていくのだったら、これはどうかなと思います。私も心配になるからそうやって話をするが、庁舎問題は私には関係ありませんが、そうやって心配はするですよね。保健師さんがあそこへ全部行って、こっちへ来なくてやるということは、その辺は心配になります。私も、そうやって心配になるからということでございますので、ぜひまた、そうやって一丸となるということをやっていかないと、本当に厳しい国保財政がやられている。保健所の方は、職員がやるからというのは当然だけど、医療費がかからんようになれば、やっぱりPRもして、パンフレットもみんな出ています。でも、甲府市の市民には、自分たちの職員の心が地域に出向いて、いろいろと話をすることによって市民もそうだねという話が出ますが、たしかいろいろパンフレットが出ています。でも、それはぴんときませんね。やっぱり職員は大変だけど、体制を整えて、地域へ出ていって、困るじゃんけとか、そうしてこうだよと言っていれば、きちっと年寄りの皆さんも、実際生のあれをしているから、心と心が広がって、これじゃ何とかしら、そういうことになると思いますので、ぜひそんなことで、1年間それを基本にまた、1年できないと思いますが、ぜひ頑張っていただきたいということで、要望でまた質問を終わらせていただきます。 489: ◯森沢委員長 ほかにございますか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 490: ◯森沢委員長 以上をもって国民健康保険事業特別会計の審査を終了いたします。  次に、交通災害共済事業特別会計の審査に入ります。  当局から説明を求めます。  山田市民生活総室長。 491: ◯山田市民生活総室長 特別会計の『予算に関する説明書』61ページから64ページをごらんください。  交通災害共済事業特別会計予算について御説明申し上げます。  この特別会計は、市民相互による見舞金制度といたしまして、昭和42年度に発足したものであり、交通事故に遭われた被害者を救済し、市民生活の安定と福祉の増進に寄与することを目的とした特別会計でございます。  平成22年度につきましては、歳入歳出予算の総額をそれぞれ5,360万円とするものでございます。  65、66ページをお開きください。  歳入予算について御説明申し上げます。  1款1項1目共済会費収入につきましては、一斉加入時の加入者を9万9,300人、随時加入者を3,100人、合計10万2,400人、加入率51.5%を見込んでところでございます。  年会費につきましては、一般の方は500円、65歳以上の方、身体障害者の方、母子家庭の母及び平成22年度から対象といたしました父子家庭の父等は400円、中学3年生以下の方は300円となっております。  なお、5月以降の中途加入の場合につきましては、それぞれ月割り計算としております。  2款1項1目一般会計繰入金は、職員1名分の給与費の繰り入れでございます。  3款1項1目利子及び配当金は、交通災害共済見舞金支払準備基金の預金利子でございます。  4款1項1目雑入につきましては存目です。  続きまして、67、68ページをお開きください。  歳出予算の説明をいたします。  1款1項1目の事業費ですが、1節報酬は、交通災害共済審査委員の報酬でございます。  2節から4節は職員1名分の給与費でございます。  7節賃金は、繁忙期の加入受け付け業務にかかわります臨時職員の賃金でございます。  8節報酬費は、加入促進事務等に要する経費が主なものでございます。  11節需用費は、加入申込書作成にかかわります印刷製本費が主なものです。  12節役務費は、加入申込書の発送にかかわります郵便料でございます。  13節委託料は、一斉加入者のシステム入力データ作成業務委託料です。  19節負担金補助及び交付金は、共済見舞金等が主なものでございます。  25節積立金は、見舞金支払準備基金の預金利子の積み立てでございます。  以上で説明を終わります。御審査をよろしくお願いいたします。 492: ◯森沢委員長 これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。  内藤委員。 493: ◯内藤委員 短く一点だけ聞きます。非常に歴史のある長いこの保険制度でございまして、非常に御努力をされているなと思います。加入の人数的なものを見ますと、ほぼ横ばいといいますか、50.3%。平成20年度が52.47%です。それで、この制度を周知するのには、今説明もございましたが、もう一度どのようにして周知をなさっていらっしゃるのか。 494: ◯森沢委員長 石原消費生活センター所長。 495: ◯石原消費生活センター所長 周知につきましては、広報に載せております。1月から載せておりますけれども、そのほかですが、自治会の方に一斉加入ということでお願いしております。それで、2月の終わりに、自治会の方にその周知をする回覧のチラシをお渡しいたしまして、3月の初めころまでに地区に回覧していただくと、そういうお願いをしてございます。そして、加入申込書を3月1日でお送りしておりますので、それで周知を図ったところです。 496: ◯森沢委員長 内藤委員。 497: ◯内藤委員 ありがとうございます。人口に対して約半数というか、そのくらいの人数が加入しているということで、非常に定着してきているな。自治会を通しているということも当然あるわけでございますけれども、非常に市民に周知しているのではないかなということ、今ちょっとあえて御説明いただいたわけでございますが、この制度の申し込みの以前に、2年ほど前にも私も御指摘させていただいたんですが、事故になった場合の申請手続が、何枚もの書類とかがありまして、手続がしにくいということで、改善をしてくださるというようなお答えをいただいたんです。何かその後改善をしていただいたような経過がございますか。 498: ◯森沢委員長 石原消費生活センター所長。 499: ◯石原消費生活センター所長 やはり見舞金の給付ですので、事故があったかどうかという確認は必要になっております。それで、現在、軽易なものにつきまして、等級によってあるんですけれども、等級が1級から12級まであるんですけれども、1級が死亡者ということですけれども、下の方の9級までの金額、9級が、入院の最高額が3万5,000円です。そこまでの支給につきましては、事故証明というものを簡素化いたしまして、ある程度確認がとれればいいということで、目撃者等の証明があればいいと。それ以上になりますと、やはり事故証明と救急搬送の証明書がないとだめですけれども、そこまでについては簡易的にしております。あとは、入会しているところとの確認ができること、そして医師の診断書。かかった日数等がわかる、その三点でやっております。 500: ◯森沢委員長 内藤委員。 501: ◯内藤委員 そうすると、何枚ぐらいの書類が今必要ですか。等級にもよってですけど。軽いので。 502: ◯森沢委員長 石原消費生活センター所長。 503: ◯石原消費生活センター所長 一番端的に申しますと、事故証明と診断書、日数がわかるもので、一日とか二日であれば1枚で結構なんですけれども、それでできます。ただ、診断書が何枚にもなるとか、医者に複数かかっているとか、そうなりますと、その部分の日数がわかる。日数で見舞金をお支払いいたしますので、その日数がわかるものが必要になってきます。あと申請書があります、当然。 504: ◯森沢委員長 内藤委員。 505: ◯内藤委員 私が言わんとするところは、結局弱者ですよね。障害者の方とか高齢者の方というのは、そういった手続が大変難しく、また煩雑なので、つい、1万円かそこらじゃいいなということであきらめてしまうような方も出てきておりまして、そういった説明とか対応などを何か工夫されたり、どんなふうにして対応してくださっていますか。高齢者とか弱者に対して。 506: ◯森沢委員長 石原消費生活センター所長。 507: ◯石原消費生活センター所長 問い合わせがあったものについては、そういうふうな指導で、本庁の方へ来なくても、内容を確認して、わかるものについて、受け付けだけという形になりますけれども、そういうのは、窓口センターでも特別なものについてはしていただくようしています。もしそれを確認いたさなきゃならないものですから、窓口センターの場合については、後で確認をさせていただくということでやっているものもあります。 508: ◯森沢委員長 内藤委員。 509: ◯内藤委員 ありがとうございます。これ、本当に安く簡易に入れるものでございますし、また補償もちゃんと対応してくださって、今の状態を聞きましたので、今、こういった共済、市でやっている独自の共済よりかも民間の方がいいのではないかというようなお声もあるんですけれども、少額でお互いが助け合う共済制度として非常に市民にも喜ばれていますので、引き続きやっていただきますよう、平成22年度もまたよろしくお願いいたします。  以上です。 510: ◯森沢委員長 ほかにありませんか。  石原(剛)委員。 511: ◯石原(剛)委員 質問じゃなくて、先ほどお聞きした中で、父子家庭の方も母子家庭と同じように対応されるということで、いい配慮だなというふうに思います。そして、内藤委員も言われましたように、安い費用で、手続もそうは言ってもそんなに難しくないという中で、相互扶助の精神に基づいてやっている大事な制度だと思いますので、引き続き御努力いただいて、長く運営していただきますよう、要望で終わります。 512: ◯森沢委員長 ほかにございますか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 513: ◯森沢委員長 以上をもって交通災害共済事業特別会計の審査を終了いたします。  次に、住宅新築資金等貸付事業特別会計の審査に入ります。  説明を求めます。  山田市民生活総室長。 514: ◯山田市民生活総室長 それでは、特別会計の『予算に関する説明書』83ページから86ページをごらんください。  住宅新築資金等貸付事業特別会計予算について御説明申し上げます。  この特別会計は、同和対策事業として行いました住宅の新築等の資金の貸し付けに対しまして、その償還に伴う貸付金の元利収入及び本市が貸し付けをする際の原資として起こしました市債の元利償還のための特別会計でございます。  平成22年度につきましては、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1億6,339万4,000円とするものでございます。  なお、貸付事業につきましては、平成15年度をもって終了いたしております。  87、88ページをお開きください。  歳入予算について御説明申し上げます。  1款1項1目の一般会計繰入金につきましては、公債費償還金総額から貸付金元利収入を除いた額を一般会計から繰り入れるものでございます。  2款1項1目の住宅新築資金等貸付金元利収入は、収納状況を勘案する中で見積もりをいたしましたが、回収に当たっては最善の努力をいたしてまいりたいと考えているところでございます。  続きまして、89、90ページをお開きください。  歳出予算について御説明申し上げます。  1款1項1目元金及び2目の利子は、市債の元利償還金でございます。  以上で説明を終わります。よろしく御審査をお願いいたします。 515: ◯森沢委員長 これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。  石原(剛)委員。 516: ◯石原(剛)委員 先ほど市税のところでもちょっと質問しましたけれども、そもそも法律でいくと、督促状を出して10日までに完納がないときには財産を差し押さえ、その差し押さえ財産を換価できることになっているんですが、税の場合はそういう法律になっています。最善の努力をされて収納するというふうに言われたんですけれども、相手の実情を見ながら、税のときには状況を見ながらやりなさいと言ったけど、しかしながら、これはかなりそういうふうに言っていられないというか、しっかり回収に努めていただきたいというふうに思うんですけれども、保証人がついているはずですし、それから担保もとっているはずだし、そういったものがあればそれなりの対応ができるんじゃないかというふうに思うんですね。督促状も送って、そういうふうな法的な手段も講じて回収のために努力するべきじゃないかと思います。この間にそういった努力をされてきたのか。団体を通じて回収に努めるように御協力をいただくというようなことは言っていたけれども、もう少し使える手段があるんじゃないかと思うんですけれども、どうでしょうか。 517: ◯森沢委員長 石原消費生活センター所長。 518: ◯石原消費生活センター所長 私どもも、この償還につきましては、同和会の協力を得る中で回収に努めております。督促につきましてもお送りいたしまして、何とか償還していただくように催促はしておりますけれども、こういう状況でありまして、難しいところが現状であります。確かに担保は土地、家屋等についておりますけれども、この現況で、それを売って返したいという申し出もありますけれども、なかなか返す金額までいかない。収入で返すのはちょっと無理ですよということもありまして、なかなか思うような回収作業ができていない状況であります。今後も努力していきたいと思います。 519: ◯森沢委員長 石原(剛)委員。 520: ◯石原(剛)委員 そういった形で、実際売って返したいという人がいるわけだから、それは返してもらった方がいいんじゃないですかね。全然返ってこないよりは。それは新年度ぜひ、必要な手だてもとるべくして回収に努めていただきたいし、他の一般行政では見られない状況です。ぜひ改善をしていただけるように努力するということで、一歩でも二歩でも前に向けるように努力していただきたいと要望したいと思います。しかしながら、頑張ってはいただきますけれども、現状が余りに問題がありますから、これについてはこのまま認めるということはできません。  以上です。 521: ◯森沢委員長 ほかにございますか。                  (「なし」と呼ぶ者あり)
    522: ◯森沢委員長 以上をもちまして住宅新築資金等貸付事業特別会計の審査を終了するとともに、本日の予定いたしました日程はすべて終了いたしました。  なお、次の委員会は、休会明けの15日月曜日午前10時から日程に従って審査を行いますので、時間厳守で出席されるようお願いいたします。  本日は、これをもって散会いたします。                  午後4時26分 散 会 発言が指定されていません。 Copyright © Kofu City, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...